絶景を楽しめる、自然の中でゆったりできる、空間がオシャレなど、さまざまなタイプのカフェがある沖縄。
どのカフェに行ったらいいか選べない方も多いのではないでしょうか。

今回は、数ある沖縄のカフェの中から”コーヒーにこだわったお店10選”を紹介していきます。
コーヒーをひと口飲めばホッと気分が落ち着き、リフレッシュにはもってこい。

今回は、紹介したい良いお店が多すぎるため、熟考のすえ厳選して10店舗に絞りました。
こだわりのコーヒーで、ブレイクタイムをより充実させましょう♪

1.inno coffee shop（イノーコーヒー）

イノーコーヒーは、名護市営市場の一角にあるコーヒー屋さんです。
テイクアウトのみの小さなお店ですが、昔ながらの商店街の雰囲気にマッチしており、いつ行ってもお客さんで賑わっています。
その人気の秘訣は、注文を受け付けてから1杯ずつ丁寧にハンドドリップしてくれること。
いつでも美味しいコーヒーをいただくことができます。
また、大宜味村きゆな牧場のミルクを使ったカフェラテや、カフェラテに沖縄県産の黒糖を加えた黒糖ミルクコーヒーも絶品なので、ブラックが苦手という方にはこちらがオススメ。
どのドリンクも、サービスでついてくるロータスビスケットとの相性が抜群です。
ドライブのお供に、inno coffee shopの美味しいコーヒーはいかがでしょうか。

2.rokkan COFFEE CREATORS（ロッカンコーヒー）

ロッカンコーヒーは、那覇市樋川にあるコーヒー屋さん。
テーブル席はありませんが、カウンタータイプ、ベンチタイプの席があるため、店内でも飲食が可能。
コーヒーを注文すると、カウンター席の目の前で丁寧にドリップし、豆の生産農園の情報が書かれた紙と一緒に提供してくれるので、よりいっそうコーヒーを楽しめます。
ドリンクは、ラテ系、レモネードなどありますが、エスプレッソトニックという一味違ったメニューもオススメ。
パンなど軽食もあるため、コーヒーのお供にも困りません。
オープンが午前6時とかなり早くから営業しているので、出勤前などにもいいでしょう。

3.珈琲専門店 原点

沖縄市にある珈琲専門店「原点」は30年以上続く老舗のコーヒー屋さん。
専門店と名のつく通り、メニューはアイスコーヒーとホットコーヒーのみ。
フードはおろか、ソフトドリンク、カフェラテなどもなく、徹底的にこだわったコーヒーのみを提供しています。
どちらのコーヒーも絶品ですがオススメは、6時間かけて抽出した水出しコーヒーを3日間寝かせるというアイスコーヒー。

しっかりとコーヒーの味わいは残っているのに、これでもかと言うほどまろやかで、思わず病みつきになってしまいます。
上にミルクがかかっていますが、あえて混ぜず、時間とともに沈むミルクによる味の変化を楽しむのが店主オススメの飲み方です。
テイクアウトも可能ですが、店内でいただくと、サービスで数量限定のバナナケーキもついてきますよ。

4.Okinawa Cerrado Coffee（セラードコーヒー）

浦添市のオシャレなお店が立ち並ぶ外人住宅街「港川ステイツサイドタウン」にある沖縄セラードコーヒー。
使用している豆は、スペシャリティコーヒーと呼ばれるワンランク上のコーヒー豆。
これは、「生産エリア・生産処理が明確」「生産エリアから生まれる風味特性を感じる」「透き通るような綺麗な味わい」「口に含んだコーヒーの特性が素晴らしい」の4つを満たすことが条件となっています。
メニューはコーヒーのみですが、豆の種類は豊富です。
どれを選べばいいか迷ってしまいますが、店内でテイスティングもできるので、気になる方は店員さんにお声かけしてみてください。
テイクアウト専門のお店となっていますが、お店の外にベンチがあるので、ゆったりとすることもできます。

5.ヒロコーヒーファーム

東村高江、やんばるの山奥にあるヒロコーヒーファーム。
許田インターから車で約1時間かかる場所にありますが、県内外問わず、コーヒー好きに人気のお店となっています。
お店は大きくありませんが、開放的なテラス席もあるので広々。
パステルピンクのコンテナ、カウンターはまるで東南アジアの屋台のよう。それに庭に置かれたプラスチックの椅子もカラフルで沖縄の風土にぴったりの雰囲気。
コーヒーは農園で自家栽培もしており、あまり飲む機会がない沖縄県産のコーヒーを楽しむことができるのが嬉しいポイント。
深い味わいのコーヒーながら雑味は少ないので、ブラックが苦手な方にも飲みやすくなっていると思います。
ホットチョコレート、ソフトドリンクの他、ホットドッグやプリンなどの軽食も注文できるため、ドライブの休憩所にもオススメです。

6.ZHYVAGO COFFEE（ジバゴコーヒー）

アメリカの西海岸をイメージした”ジバゴコーヒー”は、北谷町にあるオシャレなカフェ。
こじんまりとしたWORKS（ワークス）新店舗のRoastery（ローステリー）がありますが、どちらもオススメです。
店内の雰囲気だけでなくコーヒーにもこだわっており、沖縄市にある”豆ポレポレ”のオーナーで「World Coffee Roasting Championship 2018」準優勝の経歴を持つ”仲村 良行”をトレーナーとして招くなど、上質なコーヒーを追い求めています。
フードは軽食が用意されており、スコーンや人気のティラミスなど、コーヒーとの組み合わせが抜群のものばかり。
カフェモカやマッドシェイクなど甘い飲み物もあるので、こだわったコーヒーを飲みたい方だけでなく、誰にでもオススメできるお店となっています。

7.bloom coffee okinawa（ブルームコーヒー）

読谷村座喜味、世界遺産”座喜味城跡”の近くにあるブルームコーヒー。
コーヒーの香りが漂う店内は広々としていることに加え、大きな窓からテラス席を見渡すことができるので、より開放感を感じられます。
テーブルだけでなく座敷の席もあるのも、嬉しいポイントです。
さまざまな産地のコーヒー豆は、焙煎の度合いを変えているため、味はさまざま。
店員さんに聞くなどして、好みにあったコーヒーを探してみてくださいね。
ドリップコーヒーはもちろん、ボリューミーなサンドイッチ、アイステティラミスなどのフードやデザートメニューも人気です。
駐車場が裏手にあり、お店の入り口がややわかりにくいですが、正面に回りテラス席を抜けた所にあります。

8.YAMADA COFFEE OKINAWA（山田珈琲）

YAMADA COFFEE OKINAWAは、宜野湾市宜野湾にあるコーヒー屋さんです。
栽培・精製・運搬過程～保管までが明確なコーヒー豆を使用しているため、上質なコーヒーを嗜むことができます。
落ち着いた雰囲気の店内はカウンター席で構成されており、大人数向けではありませんが、ゆっくりとコーヒーを味わうにはもってこい。
1杯500円のコーヒーですが、2杯目は150円になる嬉しいサービスがあるので、気軽に味比べをすることもできます。
食事はありませんが、コーヒーゼリーやチーズケーキなど、コーヒーのお供に欲しくなるデザート類はあるので、休憩にはもってこい。
もちろん豆の購入も可能なので、こだわりの豆を自宅でも楽しみたい方は、ぜひ購入してみてくださいね。

9.Tettoh Coffee（テットウコーヒー）

うるま市栄野比にあるTettoh Coffeeは、文字通り”鉄塔”のふもとにあるお店です。
オシャレなお店のロゴも、鉄塔がモチーフとのこと。
店内は広々としており、照明は暖色系の暖かい光、BGMはジャズと過ごしやすく、ついゆったりとしてしまうような空間です。
自家焙煎しているというコーヒーは、浅煎りから深煎りまで用意されており、焙煎度合いを示すチャートも用意されているので、選びやすいでしょう。
コーヒーの味はもちろん美味しいですが、人気メニューのタマゴサンドも絶品。
分厚く焼かれたタマゴと、かすかに効くマスタードとの組み合わせがたまりません。
朝8時から営業しているため、モーニングにもオススメです。
余談ですが、テットウコーヒーのタマゴサンドは、先に紹介した「原点」の店主直伝のものだとか。

10.COFFEE SENTI（コーヒーセンティ）

本部町にあるコーヒーセンティは、2021年7月7日にオープンしたお店。
「沖縄県本部町を盛り上げるコーヒーショップを作りたい」という想いから、クラウドファンディングで資金を集め、開店に至っています。
シックでシンプルな作りの店内は広々としており、ついゆったりと過ごしてしまいそう。
メニューはコーヒー・紅茶類でフードはありませんが、併設されたスパイスカレー屋さんがあるので、ランチがてらに行ってもよいでしょう。
ドリップコーヒーだけでなく、こだわりのエスプレッソマシンから作られるカフェラテなども美味しいので、気になる方は試してみてくださいね。

11.おわりに

コーヒーにこだわったお店10選、いかがでしたか？
那覇市・沖縄市を中心に、コーヒーの名店は数えられないほどあります。
美味しいコーヒーと一口に言っても味の好みは人それぞれですが、少しでも参考になれば嬉しいです。
自身のお気に入りのお店を探してみてくださいね。