沖縄県浦添市は那覇と宜野湾の間にありとても交通に便利な場所です。
しかし交通に便利だけど遊ぶ場所は別に無いのでは?と思う方も多いはず。
実は浦添市には夜景も遊びも楽しめるとっておきの公園があります。それが「浦添大公園」です!
浦添大公園は、昼は家族連れなどで賑わい、夜は宜野湾や浦添の夜景を見ることが出来る展望台が夜景スポットとして人気です。
公園と言う響きだけであまり楽しめないのでは?と思っている方や、まだ一度も訪れてない方はちょっと損をしているかもしれません。
それではどんな魅力があるのかしっかり見ていきましょう!
もくじ
1・浦添大公園とは
2・浦添公園内のスポット紹介
2-1・歴史学習ゾーン
2-2・ふれあい広場ゾーン
2-3・憩いの広場ゾーン
3・浦添大公園からの夜景
4・浦添大公園近隣のカフェスポット
5・浦添大公園のアクセス
6・おわりに
1:浦添大公園とは
宜野湾市と隣接した場所にあり、那覇方面から国道330号線を走っていると伊祖トンネルを抜けた先に見えてくるのが浦添大公園です。
大きくて長いローラースライダーが目印となっています。
公園内は「歴史学習ゾーン」「ふれあい広場ゾーン」「憩いの広場ゾーン」の3つの広場を中心に広がっています。
公園内の広さはなんと37.4ヘクタールで、車移動じゃなければ全てを回ることが出来ないくらい大きい公園となっています。
夜景を楽しむことの出来る展望台は完全バリアフリーで、宜野湾と浦添をぐるりと360℃見渡すことが出来ます。
2:浦添大公園内のスポット紹介
2-1:歴史学習ゾーン
浦添がどんな歴史を歩んできたのかを確認できる歴史学習ゾーンには、浦添城跡や浦添ようどれ(琉球王国の隆墓)、伊波普猷(いはふゆう)の墓、浦添グスク・ようどれ資料館があり、ここを回るだけでしっかりと歴史の勉強が出来ます。
浦添グスク・ようどれ館では古写真や出土遺物の他にも、実物大で再現された浦添ようどれの西室を見学することが可能です!
じっくりと浦添グスクやようどれの歴史について勉強することが出来るので、歴史好きはもちろん、そうでない方も色々な発見があり楽しめるかと思います。
浦添ようどれでは琉球王国の英祖王と尚寧王のお墓を見ることが出来て、少し場所を変えたところには「沖縄学の父」と言われる伊波普猷のお墓もあります。
その他にもこの場所はとても自然豊かなので、ここでしか見ることの出来ない綺麗な景色や動物なども堪能できます。
目的を決めて見て回るのももちろん良いのですが、自由に好きな場所を歩き回るだけでも楽しめるんじゃないかな、と思います。
自然と触れ合う機会が無い方にこそ特におすすめの場所です。
2-2:ふれあい広場ゾーン
さて、場所は変わって、ふれあい広場ゾーンでは子供たちが楽しめる滑り台やアスレチックなどの遊具がたくさんあります!
この公園の目印でもある大きく長いローラースライダーもこの場所にあり、晴れた日には子供たちが順番を作り滑っている姿を見ることが出来ます。
ローラースライダーの他には、ちょっと長めの滑り台に、巨大なアスレチック、小さな子供向けのコンビネーション遊具にスプリングなど…数えきれないくらいたくさんの遊具が揃っています!
足元は安全なラバー敷きとなっているので怪我の防止にもなり安心して遊べるようになっています。
遊具がたくさんある他にも芝生広場もあるのでピクニックにもオススメの場所となっています。
土日営業のパーラーや自販機もあるため、ちょっとしたおやつを買ったり、水分補給にも便利ですね。
また、後程詳しく紹介する展望台もこのふれあい広場ゾーンのすぐそばにあり、昼間は海や街並みなどの綺麗な景色をたっぷり眺めることが出来ます。
展望台の1階には口コミなどでも大人気の沖縄そばの店「いしぐふー」があるのでお昼はここで頂くのもオススメです!
子供はもちろんですが大人も楽しめるため親子連れにはピッタリな遊び場となっています。
2-3:憩いの広場ゾーン
憩いの広場ゾーンは木々で囲まれた場所となっているので、遊具で遊ぶというより、自然が広がる場所で思いっきり体を動かして遊ぶ場として人気です。
ゆんたく広場や多目的広場は遠足や小規模なイベントの場としても人気で、とても広いのでキャッチボールなどにもってこいの場所となっています。
涼しげな木陰も多くあるので遊んだ後には木の下で一休みも出来ます。
この公園内にある歩道はゆるやかなのでウォーキングやランニングコース、自然観察としても有名な場所です。
遊び疲れたら公園内を一周してみるのも良いですね。
他には広場から少し離れたところに「当山の石畳」に「当山橋」があり、川が流れる場所にも出ます。
川沿いはホタルが出る場所として知られており、4月下旬~6月にかけて見ることが出来るそうなので、その時期にはホタル探しに出かけてみるのも良いかもしれません。
ホタルは薄暗くなり始める夕方の時間帯から夜にかけて探しやすいので晴れた日にこの時間帯を狙って探しに向かいましょう!
3:浦添大公園からの夜景
昼間は子供に大人気の浦添大公園ですが、夜になるとカップルなど夜景目当ての人たちで賑わい出すのもこの公園の特徴です!
夜景スポットとして人気の展望台はふれあい広場ゾーンの近くで、この公園の一番高いところにあります。
ここは完全バリアフリーのため、ゆるやかな傾斜で出来ており、車椅子の方でも景色を楽しめるようになっているのがポイントです!
一番上まで行くと浦添から宜野湾の夜景を360℃ぐるりと見渡すことが出来ます。
浦添方面も綺麗な夜景が見れるのですが、特にじっくり見ていただきたいのが宜野湾方面です。
海沿いに続く街並みがとっても綺麗なんです!
どこを見てもキラキラと綺麗な景色を楽しめるのでぜひ家族や友人、カップルで見てほしい素敵な場所となっています。
駐車場は展望台のすぐ近くにあるためとても便利なのですが、駐車場の営業時間が午前9時~午後9時までなので夜遅くに行く際は注意が必要です。
それと、もう一つ念のため注意が必要なのがハブです。
この公園は自然が豊かなのもあり、夜にはハブが出ることもあります。
もちろん昼に遭遇することもあるかと思いますが、夜行性なので基本的に夜に注意が必要です。
木々の多いところや、明かりが無い場所には行かないようにすれば遭遇することは滅多にありません。
ですが万が一遭遇してしまった場合は慌てず落ち着きハブから離れましょう。
ハブはジャンプしないため1.5メートル以上離れていれば攻撃範囲外となります。
それでも噛まれてしまった場合などはすぐに助けを呼び病院へ向かいましょう。
病院まで時間がかかる場合は噛まれた場所を帯状の物でゆるく結び、血の巡りを遅くすることも大事です。
とにかく冷静に落ち着いて行動することが一番大事です。
4:浦添大公園近隣のカフェスポット
次は公園でたっぷり遊んでちょっと一休みするのにちょうど良いカフェスポットをいくつか紹介していきます。
「ぶどうの木」
浦添市伊祖にあり、ちょっとレトロチックな外観が目印の喫茶店です。
店内は落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせます。メニューはコーヒーなどのドリンクメニューにサンドやドリアなど喫茶店ならではのメニューが置いてあります。
今時珍しい洋風の純喫茶で穴場となっています。
店舗詳細
■場所:沖縄県浦添市伊祖1-28-1
■TEL:098-876-0582
■営業時間:11:00~21:00
■URL:なし
■価格:~1000円(ランチ値段)
「la Vous」
お次は宜野湾方面にある、マカロンやジェラートを扱っているお店です。
グリーンの可愛らしい外観が特徴で、持ち帰りももちろんですが、店内で頂くことも可能です。
日本ジェラートマエストロコンテストで1位に輝いた柴野大造さんのお店なので味は格別です!
店舗詳細
■場所:沖縄県宜野湾市嘉数3-19-1
■TEL:098-874-1125
■営業時間:11:00~20:00
■URL:なし
■価格:マカロン1個250円、ジェラートシングル350円
5:浦添大公園へのアクセス
浦添大公園は基本的に駐車場がゾーンに分かれていくつかあるので車で向かうのが一番オススメです。
あらかじめどのゾーンで遊ぶかを決めて、駐車場の確認をして向かいましょう。
他にもバスでの移動も可能なので、車が無い方はバスで近くまで行き、公園に移動しましょう。
バスで行く際は時間の確認もきちんと行う必要があります。
【車でのアクセス】
西原インターから車で約15分。
公園付近を走っていると浦添大公園への標識がいくつか見られるのでそれを参考にして向かうのが良いです。
【バスでのアクセス】
那覇市「古島」(ゆいレール「古島駅」隣接)から琉球バス55番牧港線・宜野湾営業所行に乗車、「仲間入口」下車、そこから徒歩4~5分。(運賃260円)
【駐車場情報】
ふれあい広場に大きめの駐車場が1箇所、遊び広場付近1箇所(午前9時~午後6時まで40台)、展望台付近に1箇所(午前9時~21時)、憩いの広場に1箇所、浦添グスク・ようどれ館に1箇所(25台)、浦添城跡付近に1箇所(午前9時~午後6時まで31台)。
トータル200台以上あります。
6:おわりに
いかがでしたでしょうか?
浦添大公園ってこんなに見る場所があったの?と驚いた方もいるはずです。
ゆっくりピクニックも出来て、歴史勉強も、遊具での遊びも、夜景も楽しむことが出来るため親子連れにはもってこいの場所ですね。
もちろん友人やカップルで来ても楽しむことの出来る公園です。
公園内の場所によって楽しみ方が変わってくるので何度か分けて遊びに行って見るのも良いかもしれません。
週末の予定が決まってない方はぜひ一度訪れてみて下さい!