叶うのならロングステイで楽しみたい沖縄。でも『なかなか長期休暇なんて取れない!』という人も多いのではないでしょうか。
ましてや沖縄の離島へ行くとなると1泊や2泊の旅行ではムリ―――とあきらめていませんか?
でも、そんなコトはありません!
沖縄には本島から車で行ける、とっておきの離島がたくさんあるんです♪
今回ご紹介する「浜比嘉島(はまひがじま)」もそんな離島の1つ。
沖縄本島から車で行ける良アクセスにありながら、絶景や島時間を味わえるので、短い旅行でも離島気分を満喫できるコト間違いなし。
それでは早速、沖縄の魅力たっぷりの島旅スタートです!
<もくじ>
1.浜比嘉島ってどんなトコロ?
2.県内屈指のパワースポット
2-1.シルミチュー
2-2.アマミチューの墓
3.絶景ビーチでのんびりお散歩
3-1.浜比嘉ビーチ
3-2.ムルク浜ビーチ
3-3.浜比嘉島大橋&浜漁港緑地公園
4.昔ながらの町並みを散策
5.浜比嘉島のおすすめ周辺スポット
5-1.海中道路
5-2.海の駅あやはし館
5-3.世界遺産 勝連城跡
6.浜比嘉島での宿泊
7.浜比嘉島へのアクセス
8.神様が住む島で過ごす癒し時間
1.浜比嘉島ってどんなトコロ?
「浜比嘉島(はまひがじま)」は沖縄本島中部の勝連(かつれん)半島から橋を渡り車で行ける離島です。
那覇市内からは高速を使いつつ車で1時間ちょっと。
途中、人気のドライブスポット「海中道路」を経由するほか、周辺には観光スポットが点在しています。
そう、那覇空港からの行き帰りで観光を楽しめるのも浜比嘉島の大きな魅力。
短い旅行の日程でもスケジュールが組みやすく、移動だけでたくさんの時間を使ってしまった・・・なんて心配はありません!
そんな好条件がそろう浜比嘉島ですが、島には離島らしいノンビリとした時間が流れています。
美しいビーチ、昔ながらの町並み、大切に守られてきた聖域。
車でなら島の端から端まで行くのに20分ほど。徒歩でも充分に散策できる小さな島です。
橋を渡っただけで空気がガラッと変わるので、ちょっと不思議な気分を味わえますよ♪
2.県内屈指のパワースポット
本島に近いとは思えないほど、ゆったりとした時間が流れる浜比嘉島。
その理由の1つに、この島が古くから「神様が住む島」として大切に守られてきた場所であるコトが上げられます。
実は浜比嘉島は、沖縄県内からも多くの人が訪れるパワースポット。
島内を散策すると各所に聖域と呼ばれている場所を見つけるコトができます。
訪れる際には、沖縄の神様にあいさつをするつもりで、心静かにお邪魔するようにしましょう。
今回は数あるパワースポットの中でも県内屈指といわれている「シルミチュー」と「アマミチューの墓」をご紹介します!
2-1.シルミチュー
その昔、琉球を創った神様「アマミキヨ」と「シネリキヨ」。
アマミキヨ(アマミク、アマミチュー)は女性の神様、シネリキヨ(シルミチュー)は男性の神様で、その2人が“住んだ場所”とされているのが、ここ「シルミチュー」です。
木々に囲まれた長い階段をのぼった先にある鍾乳洞がその居住地なのだそう。
鍾乳洞の入口は、普段はカギが掛けられているため外から拝みます。
この場所で2人の神様が子供を授かったという伝説があり、今では子宝のパワースポットになっています。
沖縄ではそのご利益がとっても有名で、子供を望む多くの人が拝みに訪れます。
たしかに、階段を1段のぼるたび自然と背筋が伸びるような静かなパワーにあふれています。
ご利益があるというだけでなく、大切に守られてきたというのが伝わってくる場所。
浜比嘉島を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
【シルミチューへのアクセス】
「浜比嘉島大橋」を渡り左折、少し走るとシルミチューの標識があるので、それを目印に。
浜比嘉島大橋から車で約15分。徒歩の場合は約30分。
※車の場合、狭い集落の中を走ることになります。
歩いても行ける距離ですので、運転に自信がない人は徒歩がオススメ。
2-2.アマミチューの墓
浜比嘉島大橋から「シルミチュー」へ向かう途中で左手に見える、ぽっかりと浮かんだ小さな島が「アマミチューの墓」です。
島といっても、コンクリートの道が整備されているため簡単に渡ることができます。島を時計回りに進み階段をのぼった先が拝所です。
「アマミチューの墓」は五穀豊穣や無病息災・子孫繁栄を願って島の人たちが祈りを捧げる、シルミチューと同じくとても神聖な場所。
足場が悪く滑りやすい場所もあるので、天候が悪い日・小さな子供や高齢の方はとくに注意が必要です。
【アマミチューの墓へのアクセス】
「浜比嘉島大橋」を渡り左折し、海沿いを進んでいくと左手にあります。
浜比嘉島大橋から車で約3分。徒歩の場合は約15分。
3.絶景ビーチでのんびりお散歩
沖縄の離島でかかせないモノといえば、海をながめて過ごすノンビリとした時間。
浜比嘉島には島の東西それぞれに美しいビーチがあります♪
3-1.浜比嘉ビーチ
まずは、橋を渡って右手に進むとある「浜比嘉ビーチ」から(車で2分)。
コチラは真っ白いサラサラの砂がキレイな人工ビーチです。防波堤に囲まれた遠浅のおだやかな海で、地元の人も多く訪れます♪
目の前は勝連半島や海中道路をながめるバツグンのロケーションで、お散歩や記念撮影をするのにピッタリ!もちろん、海水浴やシュノーケリングをするのも◎。
広いビーチで思い思いの時間を過ごすことができます。
ファミリーやカップル・友達と誰でも楽しめるビーチですが、クラゲネットなどがない“自然の状態に近いビーチ”なので、遊ぶ際には充分に注意しましょう。
【浜比嘉ビーチ詳細】
■料金:無料
■駐車場:あり(無料)
■トイレ:あり
■シャワー:あり
■ロッカー:なし
■クラゲネット:なし
■遊泳期間:1年中可
※監視員などがいないビーチです。遊泳の際には天候などを考慮し、安全には充分に配慮してください。
3-2.ムルク浜ビーチ
お次は、公共の天然ビーチ「ムルク浜ビーチ」です。
シーズン中はシャワー・トイレなどが完備され、ダイビングやバナナボートなどのマリンアクティビティも楽しむコトができます♪
リゾート気分で安心して遊べる穴場的ビーチ。
【ムルク浜ビーチ詳細】
■料金:無料
■駐車場:あり(有料)
■トイレ:あり
■シャワー:あり
■ロッカー:なし
■クラゲネット:なし
■遊泳期間:4月~10月 9:00~18:00
■その他:トイレ・売店などの各設備をはじめ、マリンアクティビティなどを楽しめるのはシーズン中のみ。
3-3.浜比嘉島大橋&浜漁港緑地公園
最後はビーチではありませんが、ぜひ立ち寄りたい絶景スポットを紹介。
島に渡ったすぐ右手にある「浜漁港緑地公園」からは、海中道路や浜比嘉島大橋をのぞむ絶景を楽しむコトができます♪
ベンチや展望台があるので、のんびり海を眺めながら時間を過ごすのもオススメ。美しい海と海中道路をバックに記念撮影するのを忘れずに!
野球などができる多目的広場がある公園ですが、静かなことが多く、特にお天気の良い日はひときわ青い輝く海を独り占めできる穴場です♪
【浜比嘉島大橋&浜漁港緑地公園】
■駐車場:あり(無料)
■トイレ:あり
■その他:自動販売機あり
【PR】GoProはレンタルでまずはお試し!¥500offクーポンコード【LABO2020】でもっとお得に
4.昔ながらの街並を散策
より離島気分を味わうなら、歩いて散策をしてみるのがオススメ。
浜比嘉島に残る昔ながらの沖縄の風景は、島旅気分をいっそう盛り上げてくれます!
石垣から顔をのぞかせるハイビスカスの花や、赤い屋根にちょこんと乗ったシーサー。集落内へ1歩足を踏み入れれば、どこか懐かしいノスタルジックな気分を味わえます。
また、集落内にはカフェやガラス工房が点在しているので、路地を曲がるたびに新しい発見があるはず・・・。
時間を気にせず、足の向くまま歩いてみるのも離島ならではの贅沢な時間の過ごし方。
とはいえ、集落内は島の人たちにとては生活の場でもあります。節度とマナーを守って散策を楽しみましょう。
5.浜比嘉島のおすすめ周辺スポット
前述しましたが、浜比嘉島の周辺にはオススメの観光スポットが点在しています。
スケジュールや目的に合わせて寄り道を楽しんでくださいね!
5-1.海中道路
「海中道路」は勝連半島(かつれんはんとう)と平安座島(へんざじま)を結ぶ4.7kmの道路。その名のとおり海の中を突っ切るように走る道路で、絶景を楽しめるドライブスポットとしても人気です!
車で浜比嘉島へ行くには、必ずこの海中道路を経由することになります。ドライブするだけでも開放感バツグン。青い海を背景に記念撮影をすれば、とっておきの1枚になるはず。
5-2.海の駅あやはし館
海中道路の途中にある「海の駅あやはし館」も立ち寄りたいスポット。
コチラはレストランやお土産屋さんがあるだけでなく、車を停めて海岸に降りることもできます。青い海と海中道路を見渡せる展望台があるのも嬉しいポイント。
また売店では、人気の「おっぱソフトクリーム(税込:300円)」や、海の駅あやはし限定の「あやはしカレーパン(税込:250円)」「自家製ぜんざい(税込:300円)」などのフードを気軽に味わうコトができます♪
絶景の中いただくご当地グルメはなんともカクベツ!旅の特別感を演出してくれます。
【海の駅あやはし館】
■営業時間:夏季/9:00~19:00
冬季/9:00~18:00
■営業日:年中無休
■TEL:098-978-8830
■HP:https://ayahashikan.co.jp/
5-3.世界遺産 勝連城跡
もう1つオススメしたいのが、勝連半島にある世界遺産「勝連城跡」です。
かつて難攻不落といわれた勝連城。時の経った今でも、その威厳ある姿は必見です。また、この勝連城跡は高台にあるため、ロケーションもバツグン。360度の広大な景色を堪能できますよ!
【勝連城跡】
■見学時間:特になし
■定休日:年中無休
■TEL:098-978-7373
■住所:沖縄県うるま市南風原3908
■HP:http://www.katsuren-jo.jp/
※沖縄ラボ関連記事:・思いついたら世界遺産へ!勝連城跡で歴史ロマンに出会う旅
6.浜比嘉島での宿泊
沖縄ならではの雰囲気を欲張りに味わえる浜比嘉島。
『もういっそ、この島に泊まりたい!』という人は「ホテル浜比嘉島リゾート」へどうぞ。
一人旅~ファミリー旅まで、アナタの旅の目的に合わせた“憧れの離島ステイ”を叶えてくれるはず!
ぜひ下記記事もチェックしてみてくださいね♪
※沖縄ラボ関連記事:・車で行ける島旅!ホテル浜比嘉島リゾートで憧れの離島ステイ
7.浜比嘉島へのアクセス
那覇空港から車で沖縄自動車道を経由して沖縄北ICまで。
その後、県道36号線をうるま方面へ。海中道路(県道10号線)を経由し、所要時間:約70分。
※路線バスを乗り継いで行くことも可能ですが、本数がかなり限られます。
バスでの旅にこだわりがなければ、レンタカーやタクシーで行くのがオススメ。
8.神様が住む島で過ごす癒しの時間
青い海と豊かな自然、そして聖地。
島の人々が大切に守り続けているモノ全てが、この島を「神様が住む島」にと言われる理由なのかも・・・。
そんなふうに感じずにはいられない、不思議な魅力がたくさんつまった浜比嘉島。
この島に流れる“癒しの時間”をアナタも感じてみませんか?