沖縄や石垣島には、ゆし豆腐や島豆腐という島独自の豆腐があることを知っていますか?!
豆腐と言えば、一般的に絹ごし豆腐と木綿豆腐が販売されていますが、沖縄では「ゆし豆腐」という豆乳ににがりを入れ、固めずやわらかいおぼろ状のまま食べる豆腐があります。
食べ方は色々で、そのまま醤油をかけて食べたり、味噌汁の具にしたり、そばに乗せたりと。
そんなゆし豆腐を、出来立てでリーズナブルに食べられる豆腐料理専門店が「とうふの比嘉」!
愛嬌ある看板がたまらない!とうふの比嘉とは
石垣市石垣にあるゆし豆腐料理専門の食堂です。
「こんな所にお店があるの?」
と思うサトウキビ畑の中の舗装されてない道を進んでいくと、赤色の屋根の特徴のある豆腐工場と食堂が併設された建物が現れます。
1年中暑い沖縄らしく、親切にもお店の中は暑さに強い方向けの席(オープンテラス席)と暑さに弱い方向けの冷房が効いた室内席に分かれています。オープンテラス席で風に吹かれながら、美味しい豆腐を食べるもよし、クーラーの利いた部屋で涼みながら食事をするもよし。
自由席なので、自分の好きな席を選べるのも良いですね。
とうふの比嘉、おすすめメニュー
ゆし豆腐セット 小:350円・大:450円・特大:550円・超特大:650円
ふりかけご飯とセットになったゆし豆腐。素朴なゆし豆腐の味がしっかり楽しめる一品です。
ゆし豆腐が入っている汁も豆腐から出た汁なので、ほんのりと塩味が効いた優しい味がします。
シンプルなセットですが、これだけでも満足する一品です。
お年寄りゆし豆腐セット 350円
おかゆ・ゆし豆腐・おから・玉子焼き・豆乳のセット
お年寄り…というネーミングですが、若い方がオーダーしても問題ないそうです。
色々食べてみたい方にお勧めのセットです。
食べるも美味しい豆腐ですが、実はとうふの比嘉では「島豆腐作り体験」もすることが出来ます!所要時間は、なんと5時間。豆腐作りはそれだけ大変なんですね。
作り方は、大豆をミキサーでつぶす所からはじめ、大豆のしぼり汁を大釜で焚いたり、にがりを入れて豆乳を固める作業を行います。
そしてお楽しみは自分で作った豆腐で、豆腐チャンプルーやゆし豆腐そばを作ってその場で食べる事も出来ます。
豆腐を作る過程で出来る、豆乳や湯葉も食べさせてもらえるというオマケ付き!
なお、豆腐づくり体験は4人以上から申し込み可能で、1人3,980円で体験することが出来ます。
大豆を前日の晩から水につける必要があるので、完全予約制です。
とうふの比嘉へのアクセス
場所は、石垣市石垣570。近くにバス停などはないので、タクシーかレンタカーで行くのがお勧めです。
駐車場は、約10台停められます。ホテル日航八重山から徒歩約15分。ホテル日航八重山か、その周辺のホテルに宿泊されている観光客の方ならお散歩を兼ねて徒歩で行くのもお勧めです。
人気店なので予約をしてから行くか、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
営業時間は、朝の6時30分から開店しているので朝食に利用されることも大変多いです。
なお、商品がなくなり次第終了。定休日は日曜日なので注意しましょう。
あとがき
ゆし豆腐のおそばは、八重山そばでも実は最近出来た新商品です。
地元の方は最初「そばに豆腐?」と首を傾げていましたが、今となってはゆし豆腐のコクと味深さに感激!
八重山そばには欠かせないメニューとなりました。
ぜひ一度、「とうふの比嘉」だけでしか味わえないこだわりのゆし豆腐そばをご堪能ください。
石垣島や各離島に行ったら、ご当地の豆腐料理を食べてみるのもおススメですよ。
スポット詳細
名称:とうふの比嘉
住所:沖縄県石垣市石垣570
電話:0980-82-4806
営業時間:6時30分~15時00分
定休日:日曜日