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OKINAWA CACAO Factory & Café|100%沖縄産のチョコレートを目指して

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公開日:2023/4/18

OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ

OKINAWA CACAO Factory & Caféは大宜味村にある、チョコレート工房とカフェが併設された店舗。沖縄の素材を活かしたチョコレートづくりが評判を呼び、自分へのご褒美から大切な人へのプレゼントとして人気を集めるスポットです。

これまで無かった「沖縄でのカカオ栽培」に挑戦している取り組みもユニークで、100%沖縄産のチョコレートづくりを目指すストーリーにも惹かれてしまいます。

この記事では、「OKINAWA CACAO」のストーリーや、工房・カフェの様子、チョコレートについてお届けします!

<もくじ>
1.ありそうで無かった?沖縄産カカオを目指して
2. OKINAWA CACAO Factory & Café
3.自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントに
4.アクセス

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1.ありそうで無かった?沖縄産カカオを目指して

OKINAWA CACAOは「沖縄ならではの地域産業を作っていきたい」という想いから2016年にその物語が始まります。物語の主役は沖縄、カカオ、それにOKINAWA CACAOの代表取締役の川合さん。
もともとは東京でサラリーマンをしていた川合さんは、「持続可能な地域づくり」に関心があり、沖縄・カカオ・チョコレートに可能性を感じ沖縄へ。そこからは地域の素材を使ったチョコレートづくりと、カカオ栽培を同時並行でスタート。しかしそう美味く物事は進まないもので、特にカカオ栽培の道のりは決して平坦なものでは無かったと言います。
OKINAWA CACAO Factory&Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ 川合
「事例が無いので、『いつ・どこで・どのタイミングで・どうなる』というのが分からない。やってみて、『なるほど。このタイミングでこうなるんだ』って常に試行錯誤です。今もそうですね。」
そんな未踏の取り組みを続け、ついに2023年に県産カカオを使ったチョコレートが完成・・・!一般販売は、まだまだこれから(取材時:2023年2月時点)とのことですが、ますます今後が楽しみです。

2. OKINAWA CACAO Factory & Café

OKINAWA CACAO Factory & Caféは、その名の通り工房とカフェが併設しています。外観は一般的な沖縄の民家。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ 外観
「ここでチョコレートを作ってるの?」と半信半疑のまま扉を開けると、リノベーションされた店内は、むき出しのコンクリートと、木のインテリアが調和していて、やさしさも感じられながら洗練された雰囲気。外観とのギャップはなかなかのものですが、外から見ると住宅でしかない建物でチョコレートを作っているというのも、隠れ家のようで心くすぐられてしまいます。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
1階は売り場・イートインスペースと奥に工房があります。

OKINAWA CACAO Factory & Caféに来たなら、やはりチョコを味わわずには帰れません。
川合さんにおすすめしていただいた「テリーヌクッキーサンド」。しっとりとしたクッキー生地と、その間にある上品な甘さのテリーヌが憎いほどの相性。クッキーサンドにはドライパイナップルとチョコレートの欠片が添えられていて、味・食感ともによいアクセント。異なる味わいにクッキーとテリーヌの濃厚さが際立つようでした。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
ドリンクも種類豊富に用意されていて、チョコレートドリンク、コーヒー、ソーダ、アルコールのラインナップが並ぶ中、どのドリンクにも沖縄の食材が使用されているとのこと。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
そんな、こだわりのあるメニューの中から「チョコレートドリンク」をチョイス(チョコレートカクテルも気になったのですが、運転手だったため断念…)。これまた濃厚な口当たりに、ほのかに香るカラキ(「沖縄シナモン」と呼ばれる素材です)がアクセントとなって新鮮な味わい。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
チョコレートと言うと「食べる」が一般的かと思いますが、「飲む」という切り口でカカオの魅力に触れられます。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
2階にもイートインスペースがあり、テーブル席のほか畳の子上がりもあります。やんばるの集落内にあることも相まってか、澄んだ空気が感じられ気持ちの良い空間。
デザートもドリンクも「持ち帰りOK」ですが、やんばるの澄んだ空気感を感じながら味わうと、より格別ですよ。

3.自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントに

イートインもさることながら、レジカウンター前に陳列されたチョコレートたちも必見。「板チョコレート」はOKINAWA CACAOを代表する逸品です。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
ラインナップは泡盛「まるた」、カラキ(沖縄シナモン)、シークヮーサー、月桃の4種類。一見すると、ただの板チョコですが、一口頬張れば感じるのはその違いです。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
カカオのビターな風味と沖縄の素材が掛けあわされ、甘さ・苦みと同時に素材の特徴が口いっぱいに広がります。いただいた「カラキ」で言えば、チョコレートの苦みとカラキのスパイシーな風味が合わさり大人な味わい。「ほかの種類はどんな感じかな?」と自然と興味が湧きます。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
「ドライフルーツとチョコレート」シリーズも見逃せません。沖縄のトロピカルな魅力をドライフルーツという形で閉じ込め、そこにチョコレートをかけあわせた一品です。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
いただいた「パイナップルのチョコレート」はチョコの甘さとパイナップルの酸味がマッチしていて絶品・・・!ほかにも季節限定のチョコレートおありますので要チェックです。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ

4.アクセス

「OKINAWA CACAO Factory & Café」は那覇空港から約2時間、大宜味村に工房・店舗を構えています。場所が集落内に位置し、少し分かりにくかったので、メインの通りからのアクセスをご紹介。

国道58号線を北上し、国頭村に差し掛かる手前(田嘉里川手前)で見えてくる分岐を右折します。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
そこから2分ほどは田嘉里川沿いを進みます。すぐにまた「ちょっとした橋」が現れますが、橋には進まず右折。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
そのまま1分ほど道なりに進んで5差路にでたら、前方二股に分かれた道の右側の道へと進んでいきます。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ
5差路から約1分車を走らせれば到着です。一見、民家のようで分かりにくいため、道向かいの「田嘉里集落センター」という建物を目印にするのがオススメですよ。
OKINAWA CACAO Factory & Café 沖縄カカオファクトリー&カフェ

OKINAWA CACAO Factory & Café

住所
沖縄県国頭郡大宜味村田嘉里555

HP
https://okinawacacao.com/

TEL
050-5241-8152

営業時間
9:00~18:00 定 休 日:火曜日・水曜日

おわりに

沖縄の魅力をチョコレートで味わえるOKINAWA CACAO Factory & Café。全体的に大人な味わいで、甘いものが苦手な人にもオススメできる店舗です。自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントにピッタリ。沖縄北部観光の際には足を運んでみてはいかがでしょうか。

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