沖縄をドライブしているとよく見かける道の駅。
その中でも注目されているのは、2018年4月に大幅リニューアルをした「道の駅ぎのざ」です。
県内東海岸唯一の道の駅で、広大な敷地内には水をテーマにしたじゃぶじゃぶ池のような施設や子どもが喜ぶ大型遊具、産直品の販売所、レストランなどがぎゅっと詰まっています。
家族で一日思いっきり楽しめる「道の駅ぎのざ」。
観光スポットがほとんどなく、観光客には馴染みのないエリアですが、ここはわざわざ行く価値アリ!
<目次>
1. 子どもが大喜びの水遊び広場
2. 県内有数の大型遊具を新設
3. イベント豊富!ぎーのくん広場
4. 地元野菜などが買える直売センター
5. 豊富な休憩処や飲食店
6. おわりに
1. 子どもが大喜びの水遊び広場
「道の駅ぎのざ」は水をテーマにして2018年4月に大幅リニューアル。駐車場から建物の1階部分の廊下を抜けると、リニューアルの目玉でもある広々とした水遊び場が現れます。
水深はとっても浅いので、小さなお子さんでも安心して遊ばせることができます。うれしいのは、屋根がある部分が多いということ。
たいていの水遊び場は屋外の炎天下なので、長時間遊ぶには子どもも親も暑さとの闘いが避けられません。でも、ここは2階の回廊になっている部分が日よけになっていて、日陰をうまく使いながらたっぷり遊ぶことができます。
撮影時は12月だったので、遊んでいる子どもはいませんが、シーズンインすれば毎日地元の子どもや観光客でにぎわいます。水遊び場からは海も眺められるので、沖縄らしい絶景ロケーションで水遊びを楽しめますよ。
子ども心をくすぐるのは、時々ランダムに地面から噴出するこの噴水。ここに来るなら、もうびしょ濡れを覚悟するか、水着を持参するかをしましょう。
夏には水着×水中眼鏡という本気の身なりで楽しむ子どもたちの姿も。すぐそばには綺麗なシャワールームや更衣室も完備されています。
2. 県内有数の大型遊具を新設
そして注目スポットはここにも。県内でも最大級であろう大型遊具が新設されています。
ロングな滑り台やネット遊具などの複合遊具になっていて、子どもが遊び飽きない工夫がたくさん。
遊具の頂上に君臨するのは、宜野座市のキャラクター「ぎーのくん」。迷路のような遊具をどんどん上っていき、頂上を目指します。
頂上からは長い滑り台で下まで降りるのですが、この滑り台がかなりスピードが出て、大人でも「ギャー!」と絶叫するほど。
小さな子どもは一緒に滑ってあげた方が安心です。
また、乳幼児さんは室内にあるキッズルームもご活用を。
こちらは1時間500円と有料ですが、0~3歳まで専用のスペースなので安全に遊ばせることができます。
真夏で暑さが心配な日や、お天気が悪い日にも重宝します。
3. イベント豊富!ぎーのくん広場
遊具があるエリアのすぐとなりには、ぎーのくん広場があります。
こちらではライブやおまつりなどが開催されたり、週末になると屋台が出店されたりとイベント豊富。ホームページなどでイベント情報をチェックしてから行ってみましょう。
イベント時だけでなく、ハイシーズンの週末などは駐車場が混み合うこともありますので、時間に余裕をもって訪れるとよさそうです。
4. 地元野菜などが買える直売センター
駐車場の目の前には、地元産の野菜や加工品が購入できる直売センターと、沖縄料理を楽しめる「みらい食堂」が並んでいます。
宜野座市はいちごで有名なので、1月くらいのいちごシーズンになるとイチゴフェアが開催され、直売センターでは宜野座産のいちごやいちごスイーツがずらりと並びます。
もちろん、沖縄らしい南国フルーツやゴーヤなどの野菜、そしてジャムや黒糖などの加工品類も一年を通して豊富。
ここでお土産をどっさり買い込んじゃいましょう。自宅への発送も受け付けているので、帰りに大荷物になることもなく楽々です。
5. 豊富な休憩処や飲食店
敷地内には飲食店や休憩所がいたるところにあるので、遊んで休憩して、また遊んで休憩して、と一日通して無理なく過ごせます。
2階にはゆったりと休憩できる多目的ホールや、Okinawa food fleaがプロデュースする「COFFEE&BREAK GINOZA FARM LABO」、そして3階には東海岸の海を一望できる展望デッキもあり、どこでのんびり過ごすか迷ってしまうほど。
また1階には観光案内所があるのですが、その横にはなんと仮眠室まで!
駐車場横の屋外には、軽食を販売しているお店もあります。気軽に小腹を満たすならここで。
ハイシーズンや週末は家族連れで混み合うため、ランチタイムには飲食店も大混雑。それを回避するためにも、ハイシーズンはランチを持参するというのは地味ながら大事なポイントかも。
敷地内には広場のような場所が多いので、レジャーシートを敷いたり、簡易テントで日よけを作ったりしながら、丸一日たっぷり遊んじゃいましょう!
6. おわりに
リニューアルをして地元っ子にも観光客にも大人気の「道の駅ぎのざ」。
従来の道の駅は、“産直野菜やお土産を買う” というイメージでしたが、ここは1日通して楽しめる施設が揃っています。
真夏なら水遊びで、気候のいい季節なら大型遊具で、車移動に疲れた子どもの “遊びたい欲” をたっぷり開放してあげましょう!