夏真っ盛りの沖縄。旅行へ行くにはベストシーズンと言える時期ですよね。
青い空に青い海・・・太陽のチカラが強い8月は元々キレイな海をより一層輝かせてくれます。
でも「沖縄」と言ってもどこへどう遊びに行ったらいいのか、迷う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、8月に行く沖縄旅行の中でも比較的混雑を避けた旅をご紹介していきたいと思います。
気候や気をつけたいコトなど気になる情報もお伝えしたいと思いますので、少しでもご参考になればと思います♪
<もくじ>
~8月のオススメスポット|離島で混雑を回避するなら~
1.黒島|ハートアイランドで大自然をめいっぱい楽しむ
2.多良間島|ここはホントにオキナワ?素朴な景色をゆっくり散歩
~沖縄本島ならココ!~
3. 沖縄本島北部・大石林山|沖縄のパワースポットでチカラをもらう
4. 8月のイベント情報
5. 8月の気候・気をつけたいこと
おわりに
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1.黒島|ハートアイランドで大自然をめいっぱい楽しむ
まるで北海道のような景色が広がる八重山の黒島。
そこは空から見ると地形が何とハート形に似ている島なんです。
交通アクセスは石垣島から高速船で約25分なので日帰りも可能。
牧草地もあるため、その景色に溶け込むとスローな時間を楽しめるだけではなく、海遊びにも最適なビーチが点在。
でもたいがいは大きな島へ行く方が多いので、意外と穴場だったりします。
では黒島って一体どんなトコロなのかをご紹介していきたいと思います。
1-1.西の浜|ウミガメが産卵にやってくる
黒島港から自転車に乗ると約5分で到着する「西の浜」。
手つかずの真っ白な砂浜に青い海が広がるこの場所は、海水浴やシュノーケリングなどに最適です。
海の向こう側には西表島や新城島も望め、離島に来ている感満載。
その雄大な景観に“日本にもこういった素晴らしい場所があったのか!”と驚くと思います。
そして景観の良さは地上からだけではなく、海へ潜ってもスゴイ。さすが八重山!!
シュノーケリングで顔を付けた瞬間からサンゴや魚の群れを見るコトができるので、ここは竜宮城なのかと勘違いしそうなホドのすばらしさ。
夕方になると水が恋しくなるのか、やどかり君たちが一斉に海へ帰って行く様子が見られるコトも・・・。
そして西の浜は「ウミガメ」の産卵地として大変有名で、4月~8、9月頃までが産卵期。
ただし数が減っているそうで保護生物の対象になっているので注意しましょう。
なお夜になると卵を産みに砂浜へやってきて卵を産むようなのですが、
「日帰りで見たくても見られない!」
という方はウミガメの生態調査が行われている「黒島研究所」へ立ち寄ってみましょう。
小さな博物館&水族館的な施設で本物の赤ちゃんウミガメにエサをあげることもできるというオススメスポット♪ホントかわいいです。
<スポット詳細:NPO法人日本ウミガメ協議会付属 黒島研究所>
住所:沖縄県八重山郡竹富町黒島136
電話:0980-85-4341
公式サイトはコチラからどうぞ
1-2.仲本海岸|潮が引けばサンゴに囲まれた天然プールに
ここは海に潜らなくてもサンゴ礁が見えるほどの透明度で、干潮時はサンゴに囲まれた天然プールができあがります。
ただし天気が良くても波が高い場合は遊泳禁止になる場合もあるので事前に確認を。
1-3.黒島展望台|風が吹き抜ける場所で島を一望
島のほぼ真ん中にある黒島展望台は高さが10mほどで、黒島港と東筋集落を結ぶ道沿いにどーんとあるので解りやすいハズ。
ここに登ると山のない島の風景を一望できて風の音だけが聞こえます。
広大な牧草地とその先に広がる海・・・見ているだけで癒されますよ♪
1-4.213号線百選道路|まっすぐな道をサイクリングで
沖縄県道213号黒島港線は、先にご紹介した黒島展望台から東筋集落へと伸びています。
「日本の道100選の道路」にも選ばれているこの道ではサイクリングがオススメ♪
少しずつ進んでいくと左右には放牧地の風景に変わり、ブランド牛やヤギたちが気持ちよさそうに過ごしている様子が見られます。
ホント、「のどか」という3文字がピッタリの場所です。
そして生物は牛やヤギだけではありません。実は野生のクジャクもたまにひょっこり出てくるコトも・・。
カメラなどの音がすると逃げてしまうので、そっと眺めるだけにしてあげるのが◎。
約1キロのまっすぐな道のりを進んでいると、景色に癒されて穏やかな気持ちでいっぱいに。
また新たに頑張れるチカラがみなぎって来るハズです。
1-5. プズマリ|琉球王国時代の面影を感じる
こちらは黒島の中でも一番高いと言われている「プズマリ」という遠見台。
琉球王国時代、船など監視したり火を焚いて煙をおこし、島々へと合図を送ったりしていたそうです。
そしてその合図は何と石垣島の役所まで情報が伝わっていたというから驚きです。
昔の知恵ってすごいですよね。
造りは琉球石灰岩を積み重ねただけといういたってシンプルなもの。
でも黒島だけではなく八重山にはこういった遠見台があちこちにあるので、気がついたらぜひ足を止めてみてくださいね♪
1-6.伊古(いこ)桟橋|まるで海の上を歩いているかのよう
伊古桟橋は、青い海に向かって伸びている桟橋。ここ黒島の中では一番の観光スポットになっているんですよ!
ここから見る絶景は一言で表せない感動が待っています。開放感たっぷりの桟橋で、心の洗濯をしてみるのもいいかも。
※満潮時は一番奥まで行けない場合もあるため、事前に満ち引きを確認すると良いですよ♪
このように黒島は、1日をめいっぱい遊べるスポットが沢山あります。
ムリに混み合う場所へ行くよりも、のんびり過ごせる島旅で有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ただし高速船の便数は若干少なめなので、行き帰りには気を付けましょう。
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2.多良間島|ここはホントにオキナワ?素朴な景色をゆっくり散歩
あれ?どこかで見たコトあるぞこの景色・・・と一瞬思われた方も多いかと思います。
そうです、干草ロールと言えば日本の間反対、北海道で見られる景色ですよね。
ここ多良間島は、素朴な景色はさながらのんびり島さんぽをするのにピッタリな場所。
そのオススメスポットをご紹介いたします♪
2-1.多良間島|多くの史跡や自然が残るディープなアイランド
宮古島と石垣島のほぼ真ん中に位置する多良間島。
宮古島から飛行機で行くのが一般的ですが、現在は本土から宮古島までの直行便があるのでだいぶアクセスもラクになりました。
山もなく平坦な島のため、フクギなどの防風林が多く植えられていて“沖縄らしさ”の魅力たっぷり。
ちょっぴりディープな旅を楽しみたい方にはオススメです♪
2-2.ブランド牛は水浴びがお好き
気持ちよさげに過ごす牛さんたち。ここ多良間島は「多良間牛」というブランド牛を育てている場所でもあります。
半年以上もかけて丹精込めて育った牛さんは、日本全国の購買者がセリで落札していくようです。
なお牧場だけでなくキレイな海で水浴びしている姿も時々見受けられますので、もしも出会ったら・・・
「美味しくなれよ!」
と声をかけてあげましょう。
2-3. 国の重要無形文化財指定の「八月踊り」で大忙し!?
多良間島は国の重要無形文化財指定の「八月踊り」と呼ばれる伝統芸能がかなり有名です。
ただし八月踊り、とは8月(旧暦)ではなく新暦の9月に開催されるイベント。
豊年祈願のため旧暦8月8日に仲筋の土原(んたばる)御嶽(うたき)で行われたのが始まりとされています。
「なんだ!じゃあ8月に行っても見られないじゃないか!」
と怒られそうですが・・八月踊りの練習を見学できるコトもあるようです。
練習はだいたい午後からが多いようですよ♪
8月は島の一大行事として島民たちも綿密に準備を進めている時期ではありますが、気さくなおじぃたちも多いので、一声かければ「どうぞどうぞ」と泡盛を進められながら見るコトができるかも!?勇気を出して声をかけてみては。
2-4.あまーい“おみや”は現地で買ってみて♪
多良間と言えば忘れてはいけないのが「黒糖」です。
ご存じの通り沖縄は黒糖が有名ですが、 “多良間産黒糖”はかなり有名。
沖縄の黒糖の中でも特に人気があるヒミツは作り方にアリ。
まず原料となるサトウキビの絞り汁をそのまま煮詰めています。
そして精製していないためミネラル分を豊富に含むのが大きな特徴。固形も粉末タイプも香りが良いので、ぜひ一度は食べてみて♪
3. 沖縄本島北部・大石林山|沖縄のパワースポットでチカラをもらう
「どうしても沖縄本島で8月を満喫したい!」という方は、この時期やんばるがオススメ。
北部は自然豊かな場所として知られていますが、夏でも不思議と暑さを感じないヒミツはやっぱり「緑」が多いコト。
一歩森の中へ入れば日傘のように覆いつくしてくれる緑のトンネル、そこから降り注がれる木漏れ日などはまさに沖縄ならではの景色です。テコテコ歩いている爽快感はたまりませんよ♪
生い茂る亜熱帯の自然たちに囲まれる大石林山。
その植物たちの力強い姿は、耳を澄ませば生命の息吹が聞こえるかのよう。
他にもここならではの生物に出会えるコトもあるので、景色だけではなくぜひとも木々に這うトカゲを姿や鳥なども探してもらいたいトコロです。
古代より伝えられてきた「聖なる地」、そこには現在も40ほどの御嶽(うたき)があると言われている沖縄でも最大級のパワースポット。
険しく突き出す奇岩を眺めているだけでも圧倒されますよね。
なお散策コースはぜんぶで4つあり、それぞれ見どころがいっぱいあります。
1.巨岩・石林感動コース:悟空岩や原石パワーストーンなどが見られる
2.美ら海展望台コース:石林の壁や生まれ変わりの岩などが見られる
3.バリアフリーコース:夫婦岩や鳥帽子岩など。一番短いのでファミリーにもオススメ
4.亜熱帯自然林コース:御願ガジュマルなどが見られる
いずれも魅力的ですが、興味のある場所から進んでいくのがいいかと思います。
今年の8月は混雑を避け、聖なる場所でみなぎるパワーを感じてみませんか?
なお大石林山はトレッキングコースになっているので、歩きやすい服装や靴で出向いてくださいね。
<スポット情報:大石林山>
住所:沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
電話:0980-41-8117
公式サイトはコチラからどうぞ
【関連記事】
・行かなければきっと損する!沖縄本島最北端、辺戸岬の魅力
4. 8月のイベント情報
もちろん8月の沖縄も盛り沢山のイベントが開催されています。
中でも目立つのが「エイサー祭り」。沖縄愛を感じるエイサーをぜひ一度は観てみてくださいね!
★一万人のエイサー踊り隊
日程:2018年8月5日(日)
場所:国際通り
問い合わせ先:098-863-2755
公式サイト:https://naha-kokusaidori.okinawa/eventinfo/eisa.html
★沖縄全島エイサーまつり
日程:2018年8月11日(土)・8月12日(日)
場所:コザ運動公園陸上競技場・胡屋十字路周辺
公式サイト:http://www.zentoeisa.com/
~他にもあります・こんなイベント~
★夜の動物園 サタZOOナイト【お子様向け】
日程:2018年7月21日(土)~9月1日(土)の毎週土曜日
場所:沖縄こどもの国
問い合わせ先:098-933-4190
公式サイト:https://www.okzm.jp/event/kodomo/entry-581.html
5. 8月の気候・気をつけたいこと
南国の国の夏はやっぱり気温が高いです。
気象庁で発表されているデータによると、例年の最高気温は34度、最低気温でも28~29度となっています。
ただし東京や大阪などの都心部の「もわー」っとした空気はなく、どちらかと言うとカラっとした天気。海沿いは風も吹くので「うだるような暑さ」とは違う感じです。
ですが気を付けたいのがやはり紫外線。普段住み慣れている場所の1.5倍はあるため、日焼け止めをしっかり塗る、帽子をかぶるなどの対策はしっかりと立てましょう。こまめな水分補給もお忘れなく♪
そして観光地に関してですが、ハイシーズンだけに激混みのトコロもありますので、ある程度の下調べも必要。
人気スポットはまず混む・・と思ったほうが良いので、どうしても行きたい場所があれば余裕を持った時間配分をすると良いと思いますよ♪
おわりに
沖縄ラボがオススメする8月の沖縄の過ごし方、いかがでしたでしょうか。
ハイシーズンだけに料金設定も若干お高めなのが正直なトコロ。
でも日頃働く方々にとって、まとめてお休みを取ってバカンスを楽しむいい機会にもなるかと思います。
ただでさえ忙しい毎日を過ごしているからこそ心や疲れをリセットして、また次から頑張るチカラをもらう・・・それが旅行だと思います。
特に島旅はスローな時間を過ごせる最高の贅沢です。もちろん、パワーが有り余っている方はお祭り見学や海遊びなど遊び方は山ほどあるので、アナタなりの過ごし方を見つけてみてくださいね♪
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