言わずと知れた沖縄の老舗ビールメーカーと言えば、「オリオンビール」。
せっかく沖縄まで来たのなら、大人の皆さんは一度は口にしたいですよね。
今回はそんなビール好きな方にオススメのスポット「オリオンハッピーパーク」をご紹介!
ここでは、どこよりも新鮮なオリオンビールがいただけますよ。
本場の地で飲めば、より一層おいしく感じること間違いないでしょう。
<目次>
1. 「オリオンハッピーパーク」ってどんなトコロ?
2. 「オリオンハッピーパーク」!工場見学の流れ
2-1 ギャラリーでオリオンビールの歴史を学ぼう
2-2 いざ工場見学のはじまり
2-3 ラストはお待ちかね!黄金の一杯で乾杯
3. おわりに-基本情報-
1. 「オリオンハッピーパーク」ってどんなトコロ?
那覇から車で1時間半ほどかかる、沖縄北部の名護。
1957年の創業時からあるオリオンビール工場。そこに併設するカタチで、「オリオンハッピーパーク」はあります。
広大な敷地内には醸造途中のオリオンビールが入ったタンクがずらり。
館内はオリオンビールの歴史を知れるギャラリーをはじめ、工場の中に入ってビールの製造工程を見学できます。
工場見学は、18才以上500円、7歳~17歳200円。最後は工場直送の新鮮なビールが2杯まで飲めるという、嬉しい特典付き!
またギャラリーショップでは、ここでしか手に入らないグッズも販売されているので、お土産にもピッタリです。
開館は朝9時から夕方19時。工場見学は10時~16時まで、30分間隔で開催されています。
当日空きがあれば飛び込み参加もOKですが事前に予約をして行くのが確実。利用日の1か月前から電話や公式サイトから予約可能ですよ。
休業日は毎週水・木曜日。それに年末年始。
週末も開館していますが工場ラインはお休みなので、平日(メンテナンス等で休止している場合もあり)に行くのがベターでしょう。
2. 「オリオンハッピーパーク」!工場見学の流れ
2-1 ギャラリーでオリオンビールの歴史を学ぼう
オリオンハッピーパークに入ったら、まずは1階で受付を済ませましょう。
ハンドルキーパーバッヂとお酒を飲める人バッヂが配られるので、それを付けて待機。
ツアーが始まるまでは、2階のギャラリーを見に行くのがオススメです。昭和40年代のまちやぐぁ(沖縄の昔ながらの商店)を再現したブース。
創業当初は小さなお店から、オリオンビールの販売を始めていました。
ORIONレトロ館ではかつてのオリオンビールのCMや、歴代オリオンビールの缶が陳列。昭和感あふれるパッケージに、見ていだけでレトロな気分に。
そうこうしてるとあっという間に、工場見学の時間です。
2-2 いざ工場見学のはじまり
工場見学ツアーにはグループに1名、かならずスタッフの方が同行。
原料からはじまり缶詰までの、全6工程の説明を聞きながらまわります。
中でもおもしろいブースをピックアップしていきましょう。はじめに見る【原料】のブースでは、ビールの原料である大麦・ホップの香りを体感。
大麦はビールの味の決め手となるもので、ホップはビール独特の苦みを与えるものなのだそう。
これからビールができるって想像しにくいんですが、工場内にはどことなくホップの香りがただよいます。
【仕込】・【発酵】の工程を経たら、大きな貯酒タンクで十数日間かけてゆっくり熟成。
そうすることによって、旨味と苦味のバランスがとれたおいしいビールができあがるんです。
直径5メートルの高さ19メートル、いったいこれに何年分のビールが入っているのか、想像しただけでもウキウキ。
こうして熟成されたビールは余分な酵母とたんぱく質を取り除くためろ過され、最終的に缶・ビン・たる詰めして私たちのもとへ。
工場見学のラストでは、缶・ビン詰めしている様子が見学できるのですが、驚くべきはそのスピード!
缶だと1時間あたり72,000本、ビンだと19,200本・・・はかりしれない数です。
缶詰見学室には1分間で作られる缶(=1,200本)がじっさいに、展示されています。
こちらは写真に撮って収めることができるので、ぜひご覧になってみてくださいね。
2-3 ラストはお待ちかね!黄金の一杯で乾杯
ここまで見学していただいたら、ラストはお待ちかねの試飲タイム。
「オリオンハッピーパーク」内のレストランやんばるの森では、工場直送のオリオンビールがおひとり様につき2杯。
ハンドルキーパーおよび未成年の方はソフトドリンクが1杯、無料でいただくことができますよ。専門のスタッフが注いでくれる生ビールは泡とビールのバランスが絶妙!
クリーミーな泡と黄金色のビールののどごしがたまりません。
おつまみとして試供されるオリオンビアナッツは、オリオンビールの製造に使用されるビール酵母を用いた豆菓子。
ビールとの相性が良いのも納得、ノンフライで一袋80kcalほどしかないのも嬉しいトコロです。
一方ハンドルキーパーの方がいただけるソフトドリンクは、全部で5種類。
オリオンのさんぴん茶・レモンティーなど。少しでもビール気分に浸りたい方は、ノンアルコールビールもあるのでご安心ください。
試飲の制限時間は20分。意外とあっという間に時間が過ぎていくものです。
もう少しゆっくりしたいな、という方はそのままレストランやんばるの森でランチタイムもアリ。
おつまみメニューを筆頭に、やんばるハーブ鶏の網焼き・牛肉のオリオンビール煮などのガッツリ系メニューまで。
ぜひ美味しいオリオンビールを片手に、召し上がってみてくださいね。
3. おわりに-基本情報-
沖縄で生まれて、進化を遂げてきた「オリオンビール」。
やんばるの水は県内の中でも特に品質が高く、水はビール作りには欠かせないからこそ名護に工場が建てられたそう。
創業当初の味に磨きをかけ、沖縄の気候風土に合うような味に仕上げてきました。だから沖縄料理との相性もピッタリなんですよ!
沖縄へ訪れた際は、ぜひ日本一フレッシュなオリオンビールを飲みに「オリオンハッピーパーク」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
【施設情報】 オリオンハッピーパーク 住 所:〒905-0021 沖縄県名護市東江2-2-1 電話番号:050-3626-2161(工場見学予約番号) 営業時間:9:00〜19:00 定 休 日:12月31日~1月3日・その他指定休業日 駐 車 場:あり(指定駐車場をご利用ください) ホームページ:https://www.orionbeer.co.jp/happypark/index.html |