フランス発祥のフライボードは、とある動画投稿によって大変人気を呼ぶアクティビティとなりました。
ところが体験できる場所は、日本でもまだまだ少ないのが現状です。
が!実は沖縄にはフライボードができる環境が整っているためか、体験できる場所が増えてきたのです!!これはぜひ旅行中にやってみたいですよね。
そこで今回は、沖縄でフライボードが体験できる場所をご紹介いたします。
見ているだけでもワクワクしてしまいそうなアクティビティなので、ぜひ知って頂きたいと思います♪
<もくじ>
1.フライボードってどんなアクティビティ?
2.沖縄でフライボードができる場所をご紹介します!
2-1. 古宇利オーシャンサイド
2-2.北谷 海人の会
3.フライボードをする前に知っておきたいこと
おわりに
1.フライボードってどんなアクティビティ?
まずフライボードは「どうやって飛んでいるのか」気になりますよね。
その内容を下記でご紹介する「古宇利オーシャンサイド」さんと「北谷海人の会」さんの画像をお借りして(景色もどんな感じかわかるため)詳しくご紹介したいと思います。
フライボードは、「噴射装置」と呼ばれる機械と足を固定します。
その機械から出る水圧によって水の上を自由に飛び回ることができる、というコトなのです。
例えれば庭の水まきなどに利用する「散水用ホース」の噴水パターンにある、「ジェット」のようなイメージ。
これで人が飛ぶ訳ですから、フライボードでは相当量の水圧がかかっていることがわかりますね。
そしてその水圧を支えているのが水上バイク。
両足から出るジェット噴射の元は、こちらの水上バイクからの排気口を利用しています。
よーく目を凝らして見てみると、噴射装置と水上バイクが長いホースで繋がれているのがわかります。
つまりフライボードは水上バイクとセットだからこそできる!というコトになります。
そして自由に飛び回るには広いスペースも必要。でもそこはさすが沖縄!スペース確保にもさほど困りません。
という訳で沖縄は最適な条件が揃っているので、その日の天候さえ合えば通年フライボードができます。
(画像はイメージです)
はじめは真っすぐ飛ぶだけで精一杯かも知れません・・・でも思ったよりも難しくないのも人気のヒミツ。
ほとんどの方は10分~15分練習すると空中へと飛ぶことができます。
中・上級になってくれば海上を飛び回るだけではなく、ひねってみたり回ってみたり、と色々な技もできるようになってきますよ!
ただし体験ではインストラクターの教えをキチンと守って、決して自分の限界以上のことはしないようにしましょう。
2.沖縄でフライボードができる場所をご紹介します!
2-1. 離島で体験がしたい方は・・・古宇利オーシャンサイド
車でぷらっと行けて、なおかつフライボードを離島で体験してみたい方は「古宇利(こうり)オーシャンサイド」さんがオススメ。
“ハートロック”と呼ばれるハート型をした石が見られるティーヌ浜、古宇利オーシャンタワーなど観光スポットとしても人気がある場所なので、観光がてらにぶらりと立ち寄れる好立地も嬉しいところ。
さらに絶景古宇利大橋を渡ってすぐにショップがあること、古宇利島ビーチサイドも目の前にあるとなれば、旅行者にとって利用しやすいのではないでしょうか。
そして何より驚くほど澄んだ海が広がっているのが大きなポイント。
ただ空へ向かって飛ぶ、だけではやはり面白みに欠けますが、古宇利島の絶景を目の前に自分が宙に浮くことを考えると・・・想像しただけでドキドキしますよね。
車で行くことができる離島は、真っすぐに伸びる橋を渡るだけでも楽しくなります。
さて、では実際にフライボード体験はどんな感じなのでしょうか?
こちらのショップさんではライフジャケットが必須。そして安全を第一に体験を行っているため安心です。
まずは水の上で垂直に飛ぶ「ホバーリング」と呼ばれる技を練習します。
初めてなのにあんまり高くはムリだよ?大丈夫??と思われる方も大丈夫。
インストラクターが体験者のレベルに合わせて高さを制限してくれるので心配無用です。
あとは“絶対飛ぶぞ!”と心に決めて体験に挑みましょう。せっかくなら、飛びたいですものね。
でも・・飛べるかどうかやっぱりちょっと不安、という方でも万全のサポートがあるので大丈夫。
腕のいいインストラクターさんが丁寧に指導してくれるので、90%の確率でほとんどの方が真っすぐに飛ぶことができるそうです。
ではなぜ100%ではないのか・・それは運動神経ではなく「勇気」がほんのちょっぴり足らなかっただけ。
一歩踏み出せば、今まで見たコトのない世界を体験するコトになります。
上昇する時の緊張感はたまりません・・ハッキリ言ってクセになります。
少し慣れたら動いてみたくなると思いますので、ちょっとだけ足を動かしてみたりするとまた違ってくるかも。
フライボードだけでは若干物足りない、という方は他にもバナナボートやウェイクボード、4人乗りのビスケットと呼ばれる乗り物がありますので、合わせて体験してみては。
この時期にピッタリのマリンスポーツをとことん楽しみましょう。
【主催会社:古宇利オーシャンサイド】
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利328-1
電話:080-7985-8355
営業時間:9:30~18:00(天候等により休みの場合あり)
金額:フライボード大人7,500円(30分)
体験の詳細はこちらをご覧ください!
2-2.北谷 海人の会
那覇空港に降り立ったら、一刻も早く海で遊びたい!
那覇市からなるべく近い場所でフライボードをやりたい!という方は「北谷 海人の会」(ちゃたん うみんちゅの会)さんで体験するのがオススメ。
理由は“那覇市内から車で30分”というかなり好立地な場所にあること、そして豊富なマリンメニューで思う存分遊べるコトもポイントが高いんです。
体験できる場所は安良波公園内にある「アラハビーチ」。
その周辺は飲食店やショッピングエリアなどで賑わっているのですが、都会っぽい雰囲気がありつつも汚れのないキレイな海とサンゴでお出迎えしてくれるという超穴場ビーチ。
近いだけが魅力、ではありません・・さすが沖縄ですね。
こちらのショップさんでも当然ライフジャケットを着用します。時期によってウェットスーツが必要になりますが、ショップさんで借りることできるので自分であれこれ用意しなくても大丈夫。ここもポイント。
そして何よりインストラクターの皆様の優しいこと。感激するほど丁寧に教えてくれるので、何かわからないことがあれば質問しやすいかも。
少しでもわからない、ということがあれば解決しておきましょうね。そのほうが数倍も楽しめます。
スポットまで移動したあといよいよフライボードを体験するのですが、実際にやってみて気づいたこと・・それは・・・。
思わず夢中になって(私の場合、必死だったこともあり)、“下”を向き続けてしまうこと。
不安になるし自分がどう動いているか見ていないと・・
という若干の恐怖感から下を見てしまうのですが・・・これ、実は本当にもったいないんです。
進路を見るため、たま~に下を向くことはあっても、空中へ飛んでいる時は周りの景色などを見渡したほうがはるかに楽しめます。
アラハビーチはサンゴもキレイなので、ぜひとも意識してみてくださいね。
せっかくなので、目の前に広がる海、そして景色を見渡してみましょう。
なお他にできること、それは最新のマリンスポーツでまだまだ導入されているショップさんが少ない「ホバーボード」と呼ばれる乗り物やシュノケリング・ダイビング体験、シーカヤックで行く無人島ツアーなども開催されています。
※他多数・詳しくは公式ホームページでご確認くださいね。
フライボードと合わせてじっくり検討してみましょう。
【主催会社:北谷 海人の会】
住所:沖縄県中頭郡北谷町字港4 浜川漁港内(事務所)
沖縄県中頭郡北谷町北谷2-21(アラハビーチハウス)
電話:098-936-2068
営業時間:夏期/9:00〜17:00(最終受付16:30)・冬期/完全予約制
金額:フライボード大人8,000円(30分)
体験の詳細はこちらからご覧ください。
3.フライボードをする前に知っておきたいこと
上記のように、フライボードは人気のあるスポーツだけに、子供さんから大人まで体験してみたい、と思う方が多くいらっしゃいます。
ただし、安全に楽しむためにいくつか知っておきたいこともありますので、そのうちとっても重要だと思うコトをご紹介しておきたいと思います。
★年齢制限はあるの?
フライボードは最年少で「10歳~」というショップさんがほとんど。
場合によっては親が同伴でないと体験できないコトもありますので、事前によく確認をしましょう。
★インストラクターがいれば100%安全?
そのマリンアクティビティにも、「100%安全」はありません。
だからこそ自分の限界以上のコトをやらない、という気持ちが必要になってきます。
100%安全にするために、ルールを守って遊ぶことがとっても重要。そのために指導をするのがインストラクターさんです。ぜひとも心に止めておいて!
★服装は何で行けばいいの?
ほとんどの方が水着やTシャツ・短パンで体験しています。メガネは危ないので(割れるキケンもあるため)必ず外しましょう。
★自分のコンディションが多少悪くても体験できるの?
体験当日に頭痛が・・飛行機に酔った・・お酒に酔った・・若干お腹が痛い・・etc・・
何が起こるか解らない人間の身体。でもせっかく予約したんだからやってみよう・・はNGです。※妊婦さんもお腹にさわるのでダメです。
その場合は、ショップに電話で相談して、時間や日付をずらせるかなど相談をしてみましょう。万が一そうなってもいいように、マリンアクティビティは旅行日程をずらしても影響のない初日、もしくは「旅行のなか日」などがオススメです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
沖縄のマリンアクティビティは数あれど、フライボードという貴重な体験ができるなら、まずは試してみてはいかがかと思います。
大人も思わず夢中になってしまう楽しさがありますので、まずはムリせず垂直に飛ぶことから始めてみましょう。
仲間でワイワイ、ファミリーも諦めてはいけません。ほとんどはフライボード以外にも体験できるメニューがありますので、ぜひ上記のショップさんを参考にパパママはフライボード、お子様はシュノーケリングなど、対応の聞くところで思いっきり遊びましょう!
【こちらもどうぞ!】
・”空の上から眺める沖縄の海は最高!沖縄でパラセーリングのススメ♪”
・”大迫力の沖縄ホエールウォッチングツアー|冬だけの特別な出会いに感動!”
・”2015年版!沖縄本島の海開き情報まとめ|主要20ビーチ”