宮古島の豊かな海を象徴するウミガメ。
宮古島で見られるアオウミガメ・タイマイ・アカウミガメは絶滅危惧種に指定されています。
こんな希少なウミガメに海の中で出会えたら最高の思い出になりますよね。
宮古島旅行をお考えの方のなかには、ウミガメに会いたいと考えている方も少なくないでしょう。
今回は、宮古島のウミガメに関するあれこれをまとめます!
<もくじ>
1.宮古島で本当にウミガメに会えるのか
2.手軽にできるシュノーケリングが人気-ツアーの選び方-
2-1.現地集合か否か
2-2.ツアー中の写真撮影
2-3.おすすめウミガメシュノーケリングツアー
3.自力でもウミガメに遭遇できるんじゃないか
3-1.素人には分からない超えてはいけないライン
3-2.宮古島のビーチには〇〇がいない
4.シュノーケリング以外でウミガメに会うには
4-1.ダイビング
4-2.産卵ツアー
5.おわりに
1.宮古島で本当にウミガメに会えるのか
八重干瀬やシギラビーチ、新城海岸やボラガービーチなど、ウミガメが見られるというスポットがたくさんあります。
宮古島でシュノーケリングをした際に、ショップのなかで見た掲示ではウミガメとの遭遇率99%!遭遇できない方が珍しい?!
宮古島の海のプロがウミガメを見られそうなポイントを日々日々選んでくれるので、シュノーケリングやダイビングなどのツアーに参加すれば、高確率でウミガメに遭遇できそうです。
2.手軽にできるシュノーケリングが人気-ツアーの選び方-
宮古島でウミガメに会いたいのなら、ダイビングよりも手軽にチャレンジできるシュノーケリングツアーが人気。7-9月は水着、7-9月以外もウェットスーツを着用すれば年中シュノーケリング可能。
特に5-8月はウミガメの産卵期で多くのウミガメが集まってきます。
5月中旬から6月下旬は梅雨ですので、梅雨明けの7-8月であれば水着姿でウミガメと泳げるベストシーズン。
ツアー料金は、一般的なシュノーケノリングツアーが~¥5,000、ウミガメシュノーケリングツアーが~¥6,000、写真付きの場合は~¥8,000です。
※一人あたりのツアー料金
基本の持ち物は、水着類、ビーチサンダル、タオル。ほとんどのショップでは、ウェットスーツ等の備品レンタル代も含まれています(ごく一部ウェットスーツが別料金のショップもあります)。
シュノーケリングツアー全体の所要時間は約3時間、シュノーケリングを楽しむ時間は45分~1時間程度。シュノーケノリング後はほどよい疲れが残ります。
シュノーケリングツアーを選ぶときは、お店の雰囲気や料金・時間以外に、1)現地集合か否か、2)ツアー中の写真撮影の有無に着目しましょう。
2-1.現地集合か否か
現地集合か否か≒シャワーや着替える場所の有無。
旅行のなか日の体験でその日の宿泊先があれば別ですが、もしそのまま飛行機に乗って帰るなんて場合、海水を洗い流せないまま何時間も過ごすなんて嫌ですよね。簡単にでもシャワーは浴びたいものです。
ショップの設備レベルとして、
1.何もない(現地集合)
2.シャワーがある
3.温水シャワーがある
4.更衣室、パウダールームがある
もちろん設備が整っている方が便利なわけですが、せめてシャワーがあるかないかは事前に把握しておきたいですよね。
いいかもと思っているツアーが現地集合であれば、シャワーや着替える場所については事前に問い合わせしておいた方がいいです。
2-2.ツアー中の写真撮影
最近では水中でも撮影できるカメラやケースが市販されているので、宮古島旅行の折には持参される方もいらっしゃると思います。
私がシュノーケリングをしたときは、自分でも持参したカメラ(Gopro)でも撮影もしましたし、インストラクターさんにも写真を撮ってもらいました。
比較してみて思ったのは、やっぱりインストラクターさんに撮ってもらった方がキレイ!そして当然ですが自分も写ってる!
撮ってもらった写真がこれで(必死にシャッターを押しているのが私)
そんな私が必死に撮った写真がこれ
撮影の腕前と言われればそれまでですし、私が持って行ったカメラにディスプレイが無かったということもありますが、シュノーケリングを楽しんでいる写真以外にも深いところにいるクマノミなんかも撮ってくれたり嬉しいサービスも。
潜ってるな~と思ったら
こんな写真撮ってくれていました
海水浴であれば自前のカメラで自由に撮影したいものですが、ガッツリ水中のなかであれば、取ってもらった方が楽だし、写真のクオリティーもgood!
2-3.おすすめウミガメシュノーケリングツアー
まずは今回お世話になった宮古島のシーブルームをご紹介させていただきます。
海宝館シーブルーム
明るいスタッフさんの分かりやすい説明で、マリンアクティビティに不慣れな私でもシュノーケリング楽しめました。
事務所のなかに掲示されていた新聞の切り抜き。お相撲さんにもシュノーケリングをレクチャーされたそうです。なんだか心強い!
宮古島シュノーケリングでウミガメと並ぶ人気のパンプキンホール(干潮の時にしか行けない海中鍾乳洞)にも近く、事務所はレストランや貝細工のショップ・ミュージアムも併設。
至極個人的な感想ですが、トイレの設備が整っていたのが嬉しかったです。
宮古島でシュノーケリングをお考えなら、シーブルームおすすめします!
ショップ名 | 海宝館シーブルーム |
住所 | 宮古島市城辺字保良591-1 |
TEL/FAX | 0980-77-2266/0980-77-2888 |
HP(予約) | http://www.sea-bloom.net/ |
サマーリゾート宮古島
お次にご紹介するのは、2018年4月にオープンしたてのサマーリゾート宮古島♪
オープンしたてという事もあって施設がとってもキレイ!
温水シャワーにドライヤー、メイクスペースなどがちゃんと整っているので、女子旅・カップルの利用にもおすすめです。
ショップは、西里地区(宮古島の繁華街でホテルも多い)から徒歩で行ける場所。
ウミガメシュノーケリングのほか、サンセットカヤックや2歳から参加できるアクティビティもありますので、はじめての海遊びにももってこいです。
ショップ名 | サマーリゾート宮古島 |
住所 | 宮古島市平良西仲宗根355-6 |
TEL/FAX | 0980-79-9566 |
予約(旅プラスワン) | サマーリゾート宮古島ウミガメシュノーケリングツアー一覧 |
マリンサポートタイド宮古
泳ぎが苦手でツアー参加が心配という人や、シュノーケリングするのが初めての人には、2018年1月にオープンした、マリンサポートタイド宮古がおススメ♪
足の着く浅瀬からビーチエントリーして、数分泳げばウミガメがいるスポットまでガイドスタッフが案内してくれます。
ツアー前には、シュノーケル器材の使い方や泳ぎ方のコツなど丁寧なレクチャーがあって◎
ウミガメ以外にもサンゴ礁やお魚の種類などのガイドもあるので、初めての方でも楽しめます!
ツアー中の撮影も可能。宮古島で、かわいいウミガメと一緒に今までにないシュノーケリング写真を撮ってステキな思い出を残そう!
ショップ名 | マリンサポートタイド宮古 |
集合場所住所 | 宮古島市上野宮国962 |
TEL/FAX | 0980-73-3003 | HP | https://www.mstide-miyako.com/ |
予約(旅プラスワン) | シュノーケルで行くウミガメフォトツアー |
3.自力でもウミガメに遭遇できるんじゃないか
私が宮古島でシュノーケリングをした際は、ビーチ(場所はシギラビーチでした)から海にエントリーしてバシャバシャすること約5分でさっそくウミガメに遭遇!
泳ぎはじめて5分というのは、インストラクターさんもすぐ過ぎてどうしようかと思ったとおっしゃる位あっけなかったわけですが、その後も間髪入れず2匹目のウミガメに遭遇出来ました。
著名なビーチであれば、ビーチ近くの露店やビーチハウスでスノーケルセットも借りられますし(1セット¥2,000前後)、「別にツアーじゃなくてもウミガメ遭遇できるんじゃないか」と思う方もいらっしゃると思います。
私は以下2点からツアーの参加を強くおすすめします。
(1)素人には分からない超えてはいけないライン
(2)宮古島のビーチには〇〇がいない
3-1.素人には分からない超えてはいけないライン
「あのサンゴ礁の上に行ったら助けられないから気を付けてくださいね~」とインストラクターさん。
遊泳可能なビーチでも、特定のサンゴ礁を境にその外側では激しい海流が流れています。
この海流の境目となるサンゴ礁の内側をインリーフ、外側をアウトリーフと言います。
素人目にはさっぱり分かりません。
3-2.宮古島のビーチには〇〇がいない
そのうえ宮古島のほとんどのビーチには監視員がいないのです。
波間でチャプチャプする分にはいいですが、ウミガメを探し求めるうちにアウトリーフに出てしまい流されていたなんて、もはや事故!
考えただけでも怖いです。
4.シュノーケリング以外でウミガメに会うには
4-1.ダイビング
ウミガメダイビングで¥12,000~、ウミガメ体験ダイビングであれば¥7,000~が相場です。(オプショナルツアーひとりあたり)
装備や講習など、シュノーケリングに比べるとダイビングの方が手間がかかりますが、サンゴの森をのなかをウミガメと一緒に泳ぐなんて、きっと宮古島でしかできないんじゃないでしょうか。
4-2.産卵ツアー
5~8月はウミガメの産卵期。
宮古島にもウミガメの産卵地が多くありますが、私が調べた限り、宮古島でウミガメの産卵を観察するようなツアーは行われていないようです。
人の気配や光に敏感で、察知すると近寄らなくなってしまうそうです。
ウミガメは肺呼吸なので、息継ぎのために定期的に海面にまで浮上してきます。
来間大橋の上からウミガメを見られる場合もありますので、海に入れない方は来間大橋に行ってみては?
5.おわりに
じつはマリンアクティビティ敬遠派の私。ウェットスーツを着るのがものすごく億劫なんです。
しかもシュノーケリングの前日は心が折れそうなほどの大雨で、当日も軽く小雨が降っていて、正直中止になってしまえとも思った…(笑)
でも海に入ってしまえば一転、宮古島の海の透明度とウミガメにイチコロ。
宮古島のシュノーケリングとりわけウミガメシュノーケリングは、もし知人が宮古島に行くなら猛烈に勧めたいと思うほどいい経験になりました。
せっかくの宮古島、皆さんも思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか?