宮古島にはどんなシュノーケリングのポイントがあるのだろう。他の場所と何が違うのだろう。とお考えではないでしょうか。
宮古諸島のポイントには浅瀬が多く、浜から泳いでいける場所が多いという特徴があり、ボートに乗らなくてもシュノーケリングが楽しめる絶好の場所です。
この記事では、時期や見られる魚などをふまえて、宮古島でのシュノーケリングを10倍楽しむ為の情報を発信して行きます。
<目次>
1.サンゴ礁が豊富で、島近郊でも絶景の宮古島のシーズンは通年!
2.あなたにオススメのポイントはここ! スタイル別シュノーケリングポイント
3.シュノーケリングツアーの選び方
4.オススメショップ
1.サンゴ礁が豊富で、島近郊でも絶景の宮古島のシーズンは通年!
宮古島の周辺では、日本最大の卓上サンゴ礁群として、天然記念物に指定された八重干瀬をはじめとし、サンゴ礁がとても多い事で知られています。
だからこそ、ビーチのすぐ外からサンゴ礁が広がり、多くのシュノーケリングポイントがビーチから泳いで行ける距離にあります。
そんな宮古島では、なんと通年でシュノーケリングを楽しむことが出来ます。
気温と水温を見てみましょう。
1-1.宮古島と各地を結ぶ航空路線
2017年6月現在、宮古島からは6路線の飛行機が運行しています。
本州からは羽田、関空、中部国際空港。残り3路線は沖縄県内の空港で、那覇、石垣と多良間です。
このように、冬場でも水温が20度以上あり、5ミリのウェットスーツで十分楽しめます。
また、水温・気温的に6月~10月であれば、ウェットスーツ無しでも楽しむことが出来ますが、サンゴも多いので、安全の為には着た方が無難です。
特に初心者の方は、スーツのあるなしで、疲れ方が全然違います。
宮古島ではレンタルも気軽に出来るので、ぜひ試してみてくださいね。
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2.あなたにオススメのポイントはここ! スタイル別シュノーケリングポイント
数多くある、宮古島、そして周辺離島のシュノーケリングポイント。
その中から、5つのテーマ別・目的別に7つのポイントを、抜粋しました。
これで迷わずポイントを選べること間違いなしです。
2-1.宮古島でシュノーケリングといえばココ
宮古島でメジャーなスポットといえばこの二か所。
両ポイント共に魚の数・種類が多く、サンゴも大きい事で有名です。
2-1-1.吉野海岸
写真で見て分かる通り、ビーチから、ほんの数メートルでサンゴ礁に巡り合える、正にシュノーケリングの為のビーチ!
一面に広がるサンゴ礁と色とりどりの熱帯魚たちは感動ものです。
ニモで有名なクマノミや、スズメダイ、チョウチョウウオから、1メートルほどもあるカマスといった魚たちが、すぐそこが海岸だとは思えない程、本当に多くいます。
シュノーケリングセットを貸し出すお店や、シャワーもあり、手ぶらでも楽しめるのが嬉しいです。
ただ、干潮時にはかなりサンゴが海面上に現れるため、泳ぎにくくなるので注意が必要。必ずウェットスーツを着るようにしましょう。
【吉野海岸】
場所:沖縄県宮古島市城辺吉野
アクセス:宮古空港から車で35分、東平安名崎から車で5分
駐車場:あり(有料・500円)
シャワー・トイレ:あり(有料)
2-1-2.下地島 中ノ島ビーチ
ダイビングの船もここのサンゴ礁を求めて来るほどの美しさで、そんな良いポイントがビーチから行けるなんて、本当に贅沢な場所です。
ダイビングと聞くと、深いのかなと思われる方もいるでしょうが、浅瀬までサンゴ礁が広がり、魚の数も非常に多いです。
シャワーやトイレなどの設備はありませんが、点在する大きな岩、そしてその岩を囲むように大きなサンゴ礁が広がっています。
宮古島から伊良部島までを繋ぐ、伊良部大橋も開通しアクセスが容易になりました。
【下地島 中ノ島ビーチ】
場所:下地島空港の滑走路南端。
アクセス:宮古島平良港から伊良部島の佐良浜港まで高速船で10~15分 佐良浜港より車で約15分
駐車場:なし
シャワー・トイレ:なし
2-2.子連れで楽しむならココ
2-2-1.新城海岸
新城海岸は、上の地図にもあるように、非常に吉野海岸に似た環境を持つスポットです。
有名になりすぎ、ビーチでも業者さんが多く営業してある意味、「沖縄らしさ」を失いつつある吉野海岸に比べ、駐車場も無料で何となく落ち着く新城海岸は、家族連れでゆっくりと楽しむには最適です。
休憩所やシャワー、トイレも整っている為、安心して1日を過ごす事が出来ます。
もちろん、シュノーケリングのポイントとしても吉野海岸に劣らず、人気の「ニモ」ことクマノミをはじめ、浅めの水深ながら簡単に熱帯魚の大群に出会う事が出来るのも特徴です。
【新城海岸】
場所:吉野海岸から北へ約5分
アクセス:宮古空港から車で30分、東平安名崎から車で10分
駐車場:あり(無料)
シャワー・トイレ:あり(無料)
2-2-2.イムギャーマリンガーデン
この画像を見ただけでも、海の中の楽園が頭に浮かぶようではないですか?
このイムギャーマリンガーデンの特徴は、なんといっても海の穏やかさ。
入り組んだ地形と、沖合の珊瑚リーフによってもたらされる海の穏やかさは子供連れでも安心のポイント。
その穏やかさ、温厚さを求めて集まるのは、もちろん人だけではなく、魚も同じです。
ハマクマノミ(「ニモ」の仲間)の大群を初めとした、海流の影響を受けやすい小さめの綺麗な熱帯魚たちが多く集まります。
また、公共の海の公園として整備されている場所の為、トイレや休憩所、駐車場などが無料で使えるのが嬉しいですね。
【イムギャーマリンガーデン】
場所:シギラリゾートから、東へ車で約5分
アクセス:宮古空港から車で20分
駐車場:あり(無料)
トイレ:あり(無料)
2-3.穴場でコッソリ楽しみたいあなたに。
2-3-1.池間ブロック
小ぢんまりとした隠れ家的な入り江のこのポイント。見どころはサンゴ礁。
少し流れがあるポイントの為、穏やかな海の吉野海岸等とは違った種類のサンゴ、主に枝珊瑚が非常に綺麗に見ることが出来ます。
変わった名前の由来は、写真右側のコンクリートブロック。
解りにくい場所の為、こちらを目印として訪れる人を案内していました。
現状は駐車場の整備などが行われた為、こちらのブロックはありませんが、今もこの名前で呼ばれています。
【池間ブロック】
場所:シギラリゾートから、東へ車で約5分
アクセス:宮古空港から車で20分
駐車場:あり(無料)
トイレ:あり(無料)
2-4.軽く1時間楽しみたいあなたに。
2-4-1.シギラの西側
ホテルの近くにこんなに良いポイントがあるんです。
宮古島の最高級リゾート、ザ シギラの少し西側の岩場から海に入るのですが、岩場から海に入る為、あまり人に知られておらず、最高の穴場でもあります。
ホテルの人工ビーチと反対側に位置するため海の中も影響を受けておらず、天然のサンゴや豊富な魚の種類に驚くでしょう。
休憩場所もあまり無い為、長時間泳ぐのは少し難しいですが、軽く楽しみたいあなたに、絶好のポイントです。
2-5.本格的に楽しむなら
2-5-1.八重干瀬
我が国最大の卓状のサンゴ礁群として、国の天然記念物に指定された八重干瀬のサンゴ礁の凄さは言うまでもないでしょう。
珊瑚は勿論圧巻ですが、魚の種類も非常に豊富です。
人気のクマノミはやや少ない印象ですが、大小さまざまな魚の群れが見られ、ウミガメに出会う事も稀ではありません。
宮古島からのボートツアーも多数出ており、一日かけて様々なポイントを巡ることが出来ます。
ダイビングのポイントとしても非常に有名ですが後に書く通り、ダイビングとシュノーケリングはポイントが少し違う為、シュノーケル専門の船に乗ってツアーに参加されることをお勧めします!
3.シュノーケリングツアーの選び方
ビーチからのシュノーケリングが多くを占める宮古島のポイントですが、それでも天然記念物の八重干瀬や、青の洞窟といった船でのアクセスが必要な場所を目指す場合や、ビーチでもリアルタイムでとっておきの場所に行きたい場合は、ツアーを利用するのが間違いありません。
でも、南の島で多くあるどのショップで行けばいいか、悩みますよね。
そんなあなたに、オススメの選び方とショップをご紹介します。
①ダイビングと同じボートで行くツアーは避ける
シュノーケリングのツアーでは、ダイビングと同じボートでポイントに行くツアーも多いです。
シュノーケリングとダイビングのポイントというのは、同じようで全く違います。
シュノーケリングは水深2~3メートルのサンゴ礁と魚の戯れるポイント、ダイビングは逆にある程度以上の水深が必要となります。
ダイビングと同じボートで行くツアーですと、どうしてもダイビングのポイントがメインになりがちですので、違うボートで行くツアーを選びましょう。
②保険への加入の有無とインストラクター資格の有無
シュノーケリングツアーに関しては、実はダイビングツアーと違い保険加入の義務やインストラクター資格というものはありません。
しかし同じ海の中、万が一の事が起きないとも限りません。申込時に必ず保険加入の有無を確認しましょう。
またインストラクターに関しても、例えばダイビングのインストラクター資格を持っているガイドさんだと、海の事故に対応する為の講習を必ず受けています。一つの参考にしてみましょう。
③少人数で自分のペースを守れるか
シュノーケリングツアーといっても、グループの規模はさまざまです。
2-5人ほどの小グループでツアーを行うショップや、多い時には20人ほどのグループで行うショップ。
大人数で行くツアーには、リーズナブルに楽しむことが出来るのが嬉しいです。
少人数で行くツアーでは、家族連れや初心者の人でも自分のペースでシュノーケリングをすることが出来、ガイドさんの近くにいられる事でポイントもしっかり見逃すことが無いのが魅力的ですね。
個人的にはやはり少人数で、しっかりと楽しみたいところです。
4.オススメショップ
それでは、そんな条件にぴったりあてはまるオススメのショップをこっそり紹介しちゃいますね。
4-1.宮古島シュノーケル専門店 海umi
最初にご紹介する 海umi は、フォトツアーと謳っている通り、すべてのシュノーケリングツアーに写真撮影・データが含まれています。
私もカメラ片手にシュノーケリングをした事があるのですが、ブレていたり、謎のショットが多かったり、見返してみるとあまり見栄えのいいものではありませんでした。その点、海のプロが撮影してくれれば、海の生き物や友人との写真もバッチリですよ。
【宮古島シュノーケル専門店 海umi】
料金:2時間コース 8,000円~(対象年齢小学生以上)
集合場所:現地集合
ショップ住所:沖縄県宮古島市上野宮国665
TEL:080-6488-3850または080-6495-3850
★海umiのシュノーケリングはネット予約も可能♪
4-2.サマーリゾート宮古島
2018年4月にオープンしたてのサマーリゾート宮古島♪
オープンしたてという事もあって施設がとってもキレイです!
ショップは、宮古島の繁華街でホテルも多い西里地区から徒歩で行ける場所。この手軽さもいいですよね。
オーナーが見つけたとっておきのシュノーケリングポイントはめちゃくちゃキレイな珊瑚礁。水の透明度が半端ないです。
もちろん宮古島シュノーケリングの王道、ウミガメシュノーケリングもできます。
GoProのレンタルオプションもあるので、とっておきの瞬間を激写しましょう!
サマーリゾート宮古島が特に力を入れているのが、小さなお子さん向けアクティビティ。海も沖縄も好きになってもらいたいという思いから、3歳からでも参加できるコースを設けてられています。
ちょっと乗り気じゃ無いお子さんも、絶対的ヒーロー(アン〇ンマン)の浮き輪を見たらウッキウキ。そして終わるころには魚の名前を覚えて帰っていくのだとか。家族旅行にもピッタリです♪
【サマーリゾート宮古島】
料金:
【3歳から参加OK】サンゴとお魚を楽しむシュノーケリングツアー ¥5,830~
【6歳から参加OK】ウミガメと泳ぐシュノーケルツアー ¥5,830~
集合場所:ショップ集合
ショップ住所:宮古島市平良字西仲宗根355-6
ネット予約も承っています。
宮古島シュノーケリング サマーリゾート宮古島コース詳細はこちらから
4-3. 青色のシーズン
大人数のグループ予約ができたり、希望を伝えてコースを組んでくれたり、夜の宮古島が楽しめるナイトプランが揃っていたりと多種多様な要望に対応してくれるのが嬉しい、青色のシーズン。
人気の鍾乳洞ツアーでは、入口が海にしかなく干潮時間帯にしか行けない海中鍾乳洞「パンプキンホール」まで歩いていきます。メラルドグリーンに輝く幻想的空間にあなたもきっと心が奪われるはず。
全てのプランに写真データサービス付き!リーズナブルなお値段なのも嬉しいところです。
【青色のシーズン】
料金:鍾乳洞ツアー(写真データサービス込み) 1名様あたり6500円
集合場所:上野ドイツ文化村の正面ゲート前
ショップ住所:沖縄県宮古島市下地字州鎌710-3
TEL:090-1347-1645
★青色のシーズンのシュノーケリングはネット予約も可能♪
4-4. 宮古島 ADVENTURE PiPi
宮古島 ADVENTURE PiPiは水難救助員の資格を持ったガイドがサポートしてくれ、SUP、カヌー、シュノーケリング、ケイビング、ナイトツアーなど、多種多様なアクティビティを織り込んだツアーを取り扱うショップ。
豊富なメニューでどれにしようか迷ってしまいそうですが、オススメはなんと言っても「ウミガメスノーケル」。ウミガメとの遭遇率も高く、ウミガメだけではなくカラフルな熱帯魚もたくさん見ることができます!
目の前ですーいすいと泳ぐ姿は、とっても可愛らしいですよ!
【宮古島 ADVENTURE PiPi】
料金:ウミガメシュノーケリング半日コース 大人7,900円~
集合場所:現地集合
ショップ住所:沖縄県宮古島市城辺西里添880−1
TEL:0980-79-5990
★宮古島 ADVENTURE PiPiのシュノーケリングはネット予約も可能♪
4-5.宮古島シュノーケリング教室
インストラクター歴26年(2019年時点)のベテランガイド、じゅんじゅんさんが案内してくれる、ボートシュノーケリング専門店。
魅力は、少人数制にこだわっていること。
そして、バリバリ泳ぎたい・素潜りしたい・ゆっくりのんびり遊びたい等、参加者の希望にあった案内をしてくれること。
年齢や経験にあわせてくれるので、お子さん連れやご年配の方も参加しやすいです。
メインのポイントは、伊良部島青の洞窟やその西側のリーフ、下地島空港北側に広がる17END。青の洞窟シュノーケリングが人気。
八重干瀬へのツアーは要相談とのことでした。
日中は海でシュノーケリングしているため不在がち。スムーズに予約ができるように、ぜひ一度ホームページを見てからお問い合わせくださいね!
(ちなみに、この文章の上下に載せた写真は、じゅんじゅんさんのツアーで撮影されたものです)
【宮古島シュノーケリング教室】
料金:1日コース9500円(12歳~60歳)機材込
集合場所:荷川取漁港(送迎応相談)
ショップ住所:沖縄県宮古島市平良久貝941
TEL:090-9470-4032
公式HP http://m-snkl.com/index-2.html
最後に
いかがでしょうか。これで、あなたの宮古島のシュノーケリングをどのように楽しむか決まってきたのではないでしょうか。
季節、場所、天気、そして誰と行くか。海の中は少しの違いでも非常に大きな感動が隠れています。
ぜひ宮古島でのシュノーケリングを楽しむ参考になれば筆者も嬉しいです。
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