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沖縄の食文化が一堂に集結!牧志公設市場レポート

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公開日:2016/9/27

牧志公設市場 島らっきょう

国際通りに隣接する”市場中央通り”沿いにある「牧志公設市場」。
開業から60年以上、「那覇の台所」として多くの人に愛されています。
近年では観光客も訪れるようになり、沖縄の食文化を体験できると好評。
今回はその魅力を探るべく、実際に足を運びその様子をレポート。
おすすめの品~ランチまで、とことん楽しんできました♪

※記事内の金額については、2016年9月時点の情報となり、変更となっている場合もございます。

<目次>
1.牧志公設市場とは?
2.牧志公設市場へLet’s Go! ~国際通りより~
3.市場内のオススメ商品レポート!
4.牧志公設市場でランチ・デザートタイム♪
5.筆者からの感想

1.牧志公設市場とは?

牧志公設市場

牧志公設市場は、第二次大戦が終わって間もない1951年に開設しました。
市場内のお店はほとんどが創業50~60年と、歴史が長いのが特徴。

牧志公設市場

お店の例:
沖縄近海で獲れる魚介類、県産の野菜やフルーツ、県産の豚肉や牛肉、島豆腐、かまぼこ、漬物、調味料、菓子etc…

このように様々なお店が一同に集結しており、見るだけでも楽しめます!
「那覇の台所」と言われる理由が、少し分かるような気がしますね。

2.牧志公設市場へLet’s Go! ~国際通りより~

実際に国際通りから牧志公設市場まで歩いてみました!

 

牧志公設市場 行き方

まず、黄色と青色が目印の「市場本通り」という看板を見つけたら、その通りに入ります。
(どちらかと言えば、くまモンの方が目立っている気がしますが…。)

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牧志公設市場 行き方1

市場に入ってすぐ左側には、沖縄の果物を使用したスイーツのお店が。

フルーツ市場

トロピカルな色合いの看板が可愛らしいですね。

フルーツ市場2

カットフルーツの他、ジュースなどの加工品も販売しています。
取材当日は晴天で気温も上がっていたためか、多くの方が訪れていました。
パインスティックなどのフルーツ片手に観光も、沖縄らしいですね♪

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ブルーシールアイスクリーム

他にも、沖縄育ちのアイス「ブルーシールアイスクリーム」や
(私のお気に入りは、塩ちんすこうアイスと紅イモソフトクリーム)

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沖縄 お菓子

クンペン(コンペン)等、昔懐かし「沖縄のおやつ」も勢揃い。一つ一つがお手頃なので、ついつい買いすぎそう。

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ウコン茶

「二日酔いに効果あり!」と沖縄ラボ編集部でも話題の”酒豪伝説”。
※愛用中の沖縄ラボ編集部曰く、本当に効果絶大だそうです。

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虹色スムージー

虹色をイメージした、色鮮やかなフローズン。鮮やかな色が目を引きますね!

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なんでも屋

しばらく(2~3分)歩いていると、かりゆしなどの衣服が揃う「なんでも屋」を発見。
通りの中でも、ひと際目立つ存在です。(ぶら下がっているコリラックマのゆるさが、何とも言えません)

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牧志公設市場 行き方3

市場中央通りをのんびり歩くこと約10分。
右手に今回の目的地「牧志公設市場」が見えてきました!

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公設市場 入口

頭上を見てみると、看板が見えてきました。
左折すると、ドアがありますのでそこからいよいよ入場です!

3.市場内のオススメ商品レポート!

豚ちゃん

ここからは実際に、筆者の独断でオススメの品々をご紹介します♪
(写真の豚ちゃんは、日替わりでデコレーションが変わるそうです。)

・島らっきょう

牧志公設市場 島らっきょう

「らっきょう=匂いがきつい」と思う方が大多数だと思います。
ですが、島らっきょうのお漬物は匂いも気にならず、シャキシャキした食感が美味!
※あくまでも、個人の感想です。

昆布漬け

今回は、こちらの昆布漬けを試食させて頂きました。
昆布の深みと島ラッキョウの歯応えが相性抜群で、いくつでも食べられそう!
漬物がお好きな方は、特におすすめしたい1品です。

・沖縄県産のお魚たち

沖縄の島魚①

赤・黄・青と、南国の沖縄らしい色とりどりの魚やセミエビが並びます。
沖縄でも特に人気なのは、青いイラブチャー(ブダイ)やミミジャー(ヒメフエダイ)だそうです。

沖縄の島魚②

どちらも奇抜な見た目ながら、味はなかなか。
後日イラブチャーとミミジャーをお寿司で頂きましたが、どちらも癖がなく美味しかったです!

ハリセンボン

こちらはなんとハリセンボン!
プクーッと膨らんだお馴染みの『ハリセンボン』とは、またイメージが違いますね。
ちなみに沖縄では「アバサー」と呼びます。(意味はおしゃべりな女)
食べ方は、お汁の中の具や鍋、唐揚げが主な調理方法。
中でも「アバサー汁」は、二日酔いに最適なんだそう。
『泡盛やオリオンビールを飲みすぎちゃったな…』そんな時は是非!

繁体字

市場内では、あちこちで繁体字の表記が散見されました。

・沖縄県産の肉類・その他の加工品

チラガー

皆様も一度は見たことがある、インパクト大!のチラガー。
切って食べると、お馴染みのミミガーになります。
切ってから少し温めて食べると、豚の旨みも出て美味しいとのこと。

「チラガーはちょっと…」という方は、アグー豚を使用したハムやソーセージがオススメ。
お肉の旨みが凝縮されていて、非常に美味です♪

スパム

沖縄っぽいものといえば、「ポークランチョンミート」。
現在では、『SPAM』と『TULIP』の2ブランドが有名。
今回は、両方の簡単な違いをまとめました。
*SPAM…アメリカ原産で、原材料はハム。塩味の効いた味が特徴で、少し特有のクセあり。ポークおにぎり等、素材の味が薄いものに合う。
*TULIP…デンマーク原産で、原材料はベーコン。クセがなく、比較的マイルドな味が特徴。ゴーヤチャンプルー等、具材の一部として使用するのが吉。

・番外編!

へび

私が個人的に面白いと思ったのは、『蛇』!
その下にはうっちん茶や琉球ばくだん等、一風変わったお土産が並びます。
話のネタとして、買う勇気がない方は写真だけでも撮って帰ってくださいね♪

4.牧志公設市場でランチ・デザートタイム♪

牧志公設市場 ダイニング

1階で沖縄の食文化を垣間見た所で、お次は2階の飲食スペースに移動し実際にランチを食べてきました。
沖縄観光の際の昼食としても、ぜひどうぞ。

・まちぐゎー食堂【道頓堀】

道頓堀 メニュー表紙今回は、まちぐゎー食堂「道頓堀」で食事しました。

道頓堀 メニュー①

メニュー①。
こちらには定番の沖縄そばの他、海鮮物、丼ものなど沖縄の郷土料理が並びます。
また、中華もありますねえ~。

道頓堀 メニュー②

メニュー②。
こちらには定食メニューが載っています。
どれも魅力的で、何を食べようかなかなか決まりません。

道頓堀 メニュー③

メニュー③。
お酒やおつまみが載っています。
個人的には、からす小豆腐が気になりました…。
結局店員さんにオススメを聞いて、注文完了。(一人では決められませんでした…)

道頓堀 ビールサーバー

料理を待っている間に、店内の様子を撮影していました。

こちらの写真はビールサーバーと泡盛。
お昼からビ-ルを飲まれる方が多かったです。

道頓堀 調味料

テーブルにはトッピング用の紅しょうが・コーレーグスに醤油など。
つまようじや割りばしの感じも、レトロです。

道頓堀 ゆし豆腐定食

そうこうしている間に、注文した「ゆし豆腐定食」がやってきました。(950円・税込)
ドンブリ皿に入っているゆし豆腐を筆頭に、ごはん、もずく、グルグンの唐揚げなどボリューム満点!

道頓堀 もずく

もずくの歯応えがたまりません!あっという間に完食してしまいました。

道頓堀 グルグンの唐揚げ

続いてグルグンの唐揚げ。見た目はやや奇抜ですが、味は抜群!
淡白な白身の唐揚げは、意外にもあっさり食べられます。

道頓堀 ゆし豆腐

メインのゆし豆腐です。「ゆし豆腐」とは、固める前のおぼろ豆腐を指します。

ほろほろと崩れる食感、そしてあっさりしたスープが食べやすい!
お豆腐も、普通のものより大豆の味がしっかりしています。
量は多いですが非常に食べやすいので、完食しました。美味しかった。

牧志公設市場 地図

沖縄料理を堪能した後、こんなマップを発見…。
これを見て、サンダーアンダギーと生ジェラートが食べたくなったので食事後にいってきました!

・サンダーアンダギー【歩】

サンダーアンダギー歩

郷土料理を食べた後、急ぎ足で向かったのは自家製サンダーアンダギー屋「歩」。
沖縄特有の赤瓦風の建物、そして黄色い看板が目印です。

サンダーアンダギー歩②

女性誌や食べログなど各種メディアでも話題だそうです。
これはますます食べるのが楽しみ!

サンダーアンダギー

9個買う方がお得ですが、筆者はその場で食べたかったのでバラ売りで購入。
揚げたてを提供してくれるので、作り立てが食べられます☆

サンダーアンダギー 食べかけ

一口食べるとサクッとした食感、そしてピーナッツの香りが口いっぱいに広がります。(ピーナッツバターを使用)
油っこくないので、あっという間の完食でした!
5個・9個入りは日持ちもするので、家族用のお土産なんかにも◎!(個包装はされていませんでした)

・生ジェラート【ハート&ベリー】

生ジェラート

続いて訪れたのは、生ジェラートという響きが何とも気になる「ハート&ベリー」。

生ジェラート メニュー1

どれも魅力的なフレーバーが並びます。
マンゴーにストロベリー、そして沖縄の野菜「ゴーヤ」まで。

生ジェラート メニュー2

どれにしようか3分悩んだ末に選んだのは「マンゴー」。
お腹にあまり余裕が無かったので、今回はスモールサイズを選択。

生ジェラート 制作過程

生ジェラートは、アイスとマンゴー果肉・そしてピューレを冷たい鉄板の上で混ぜて作っていました。

生ジェラート 歴史

作り終わる間に「生ジェラートの歴史」についてお勉強。アイスの約半分のカロリーというのは、うれしいですね!

マンゴー生ジェラート

出来上がったのはコチラ。
マンゴー果肉がゴロゴロ入っており、スモールサイズでも食べ応え抜群!美味しく頂きました。

・インバウンド向け【外貨両替機】

外貨両替

私が一番驚いたのは、こちらの外貨両替機!
外国人観光客向けに作られたものらしいですが、常に使用している方で賑わっていました。

5.筆者からの感想

ここまで、牧志公設市場の紹介をしてきましたが、いかがでしたか?
実際に沖縄の食文化に触れることで、より沖縄観光を楽しめました。
また島ラッキョウの美味しさに気づけたことや、沖縄の島魚を生で見られたことも個人的には嬉しかったです。
国際通りにお立ち寄りの際は、ぜひ足を運んでみてくださいね^^

【基本情報】
名称:那覇市第一牧志公設市場
住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10−1
営業時間:8:00~21:00
定休日:毎月第4日曜日(12月は除く)、正月(1月1日~3日)、旧盆(旧暦7月13~15日※年によって異なる。8月15~17日)
TEL:098-867-6560
駐車場:浮島通り周辺にコインパーキングあり
那覇空港からのアクセス:車で約15分(国道332号線経由)
モノレール『美栄橋駅』より徒歩約10分

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