沖縄中部のリゾート地、恩納村に位置する「ペンションほろほろ」。
定年を迎えたオーナーご夫婦が2人が営むお宿は、アットホームな空間と健康的な家庭料理がウリ。訪れた人を温かな対応でおもてなししてくれます。
リゾートホテルも良いけれど、たまには我が家のようなお宿で、人とのふれあいに重きを置いた滞在をしてみてはいかがでしょうか?
今回はそんな「ペンションほろほろ」に、じっさいに訪問してきました。
<目次>
1. 「ペンションほろほろ」ってどんなお宿?
2. 「ペンションほろほろ」概要
2-1 ひろびろとした客室
2-2 ペンションの醍醐味「ゆんたくスペース」
3. ヘルシーと沖縄食材にこだわった家庭料理
4. おわりに-基本情報-
1. 「ペンションほろほろ」ってどんなお宿?
「ペンションほろほろ」は、日頃都会で頑張っている人の心の休暇となればという思いから、2014年に作られたお宿。
“ほろほろ”はハワイ語で“散歩する”という意味。また沖縄でもぶらぶらすることを“ほろほろする”と言います。
まさに、沖縄でのんびりした旅を楽しんでもらうためのお宿なわけですね。「ペンションほろほろ」は、沖縄最大の道路「国道58号線」から少し山側に入った場所に立地。
海までも歩いて5分程度で出ることができ、瀬良垣ビーチやダイヤモンドビーチといった沖縄有数のビーチにもアクセスしやすいロケーションです。
2. 「ペンションほろほろ」概要
2-1 ひろびろとした客室
「ペンションほろほろ」には大小含めた客室が4部屋あります。2名様用の和室と洋室が各1つずつ、1名様用の洋室が2つです。
お宿自体は2階建てで客室は2階に集約、全て広々とした個室。
1階はお食事が提供されるリビングスペースと、オーナーご夫婦の居住スペースが併設されています。
常にオーナーがいらっしゃるので女性の一人旅でも安心です。全客室にはユニットバスに、ソファーも備わっています。
オーナーが「ここは適当だから」とおっしゃっていた廊下の装飾も、おもてなしを感じる点。
窓をの外に見える緑と室内に飾られたお花のコントラストが、見る人の心を癒やしてくれます。部屋から海を眺めたい場合は、2名様用の洋室がオススメ。
天気が悪くなければ伊江島のタッチューも見えますよ。各部屋にはタオルや歯ブラシといったアメニティが一通り揃っているので、パジャマさえ持っていけばOK。
身軽に旅を楽しみたい方はもちろん、できるだけ荷物を少なくしたい方には、打ってつけですね。
2-2 ペンションの醍醐味「ゆんたくスペース」
ペンションといえば、朝晩の食事がリビングスペースで提供される点が特徴。
「ペンションほろほろ」にも、沖縄ならではの食事スペース「ゆんたくスペース」があります。
“ゆんたく”とは沖縄の方言で“おしゃべり”という意味。
常に開放されている「ゆんたくスペース」ではお食事だけでなく、オーナーやほかの旅行者と楽しくおしゃべりですることができます。夜になると居酒屋ほろほろに早変わり!?ゆったり寛ぎながら、家呑み気分でお酒を飲むこともできるんです。
3. ヘルシーと沖縄食材にこだわった家庭料理
「ペンションほろほろ」で提供されるお食事は、朝は洋食・和食・ジューシー(おじやスタイル)の中からオーナーのお任せ。
夜はアグー豚のしゃぶしゃぶ、今帰仁牛のヒレステーキ・イユ(お魚)料理の3つのメインディッシュの中から選ぶことができます。
オーナーが道の駅や漁港で仕入れた新鮮な野菜やお魚、また奥様の地元の本部町で採れた新鮮なフルーツなどを贅沢に使ったお料理です。こちらは朝の洋食。パンにサラダやオムレツなどのプレート、ビーツのポタージュ、フルーツ3種盛り。
パンには日によって手作りジャムも付きます。今回はシークワーサーと桑の実の手作りジャムが付きました。
飲み物はさんぴん茶とコーヒーのほか、現地で採れたリンゴとゴーヤーを丸ごとミキサーに掛けてリンゴジュースで味と水分を調整した特性野菜ジュースです。これが甘くて美味しい。
ゴーヤーは苦いイメージがあると思いますが、野菜ジュースにすると苦味と臭みも抑えられて摂取しやすくなるんですよビーツを使ったオーナー特製ポタージュ。
ボルシチには欠かせない食材として有名なビーツは、その発色からサラダのアクセントなどに使われることも多々あります。
沖縄でも一部の農家さんでビーツを作っていて時期になるとお店に並びます。
奥さん曰く「昨日道の駅行ったら美味しそうなビーツがあったから、買ってきてポタージュにしてみたの」とのこと。
土の中でできる野菜ということもあり土臭さが特徴的ではあるのですが、そんな臭みもまったく気にならず・・・ビックリするくらい美味でした。
こちらは別名“森のアイスクリーム”とも呼ばれる、珍しい果物のアテモヤ。
沖縄と言えばマンゴーやパイナップルが有名ですが、実はシーズンオフになるとこのアテモヤが登場します。
アテモヤは、南国フルーツの中でもずば抜けた甘さが最大の特徴。
「ペンションほろほろ」で出会えたら、ラッキーかもしれません♪
「ペンションほろほろ」ではこんな感じで仕入れた食材に応じた日替わりメニューを楽しむことができるんです。
お食事の付かない素泊まりプランもありますが、せっかくならお食事付きプランで滞在してみてくださいね。
4. おわりに-基本情報-
【オーナーの清水ご夫妻】沖縄旅行といえば贅沢なリゾートホテルなどを選択される方が多いかと思いますが、「ペンションほろほろ」のような温かなペンションもオススメです。
お金では買えない、ほかの旅行者との楽しい出会いもあるかもしれません。
ゆったりとした空間と時間を満喫できる「ペンションほろほろ」を拠点とした、素敵な沖縄旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか?
施設名:ペンションほろほろ 住 所:〒904-0404 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣859-3 電話番号:098-966-2353 総客室数:4室 チェックイン/アウト:15:00/10:00 駐 車 場:4台駐車可 ホームページ:http://pension-holoholo.com/ ホテルのご予約はこちらからどうぞ |