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比地大滝キャンプ場|沖縄本島最大の滝へトレッキングしよう!

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公開日:2022/12/27

比地大滝

世界自然遺産でもある沖縄本島北部・やんばるの森、その中にある「比地大滝」は、沖縄本島で一番の高低差があり、水量も豊富で迫力満点の滝です。

滝までは遊歩道が整備されており、片道小1時間のトレッキングコース。
その出発地点である比地大滝キャンプ場はキャンプの他川遊びもでき、まさにやんばるを満喫するにはおすすめのスポット。

そこで今回は比地大滝までの行き方やキャンプ場の設備や料金など比地大滝の楽しみ方を詳しくお伝えします。やんばるならではの自然の開放感を感じてみてくださいね!

<もくじ>
1.比地大滝キャンプ場の魅力
2.比地大滝までトレッキング
3.比地大滝でちょっと気になるQ&A
トレッキング編
Q.滝壺で泳げるのか?
Q.トレッキングの服装はどんなのがいい?
Q.飲み物を買える場所
キャンプ編
Q.キャンプに予約は必要か
Q.トイレ・シャワーはあるか
Q.レンタル・売店はあるのか
4.比地大滝キャンプ場アクセス

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1.比地大滝キャンプ場の魅力

比地大滝
比地大滝の見どころは、迫力のある滝とその周辺に住むやんばるの動植物。
比地大滝
深い緑の森には、太古の恐竜時代を連想させるシダ植物。穂先がグルっと巻いているのはヒカゲヘゴ。
比地大滝

▲画像提供:比地大滝キャンプ場

運が良ければ珍しい生き物にも出会えるかもしれません。「シリケンイモリ」「リュウキュウヤマガメ」そして藍色に輝く羽を持つ「リュウキュウハグロトンボ」など、世界遺産登録への大きな足掛かりとなった琉球弧(奄美大島~沖縄~台湾まで連なる島々)の固有種が多く生息しています。
比地大滝
琉球弧の固有種のなかでもやんばるにのみ生息する「森の案内人」ホントウアカヒゲは全長14センチほどのコロンとした可愛らしい小鳥。好奇心が旺盛で、森の中でじっとしていると1mの距離まで近づいてくることもあるんですよ。
※ハブも生息していますが日中は穴の中に隠れています。沖縄在住の筆者は遭遇したことがありませんが、万が一見つけたら1,5m以上離れましょう。
比地大滝

▲画像提供:比地大滝キャンプ場

キャンプ場エリアでは、キャンプ(要事前予約)とBBQができます。キャンプ台は14台、テントなどキャンプグッズは基本持参です。
キャンプの予約がある場合のみ、24時間お手洗いとシャワー(有料)が利用できます。
BBQをする場合、BBQグリルのレンタル、木炭と事前予約制の焼肉セットの販売はあります。事前予約の焼肉セット以外食材の販売はない(飲み物の自動販売機はあり)ので、飲食する場合は前もって用意してきてくださいね。
その他特筆事項としては虫よけスプレーや蚊取り線香、懐中電灯は必ず持参。ごみは使用済み炭含めて全て持ち帰りです。

【比地大滝キャンプ場施設使用料金】
●入場料―村外に住所を有する人―
大人500円/子供300円
●入場料―村内に住所を有する人―
大人100円/子供50円
●キャンプ料金
村外に住所を有しキャンプ台を利用する者テント1張1泊につき 2,000円
村内に住所を有しキャンプ台を利用する者テント1張1泊につき 1,000円

2.比地大滝までトレッキング

比地大滝

▲画像提供:比地大滝キャンプ場

比地大滝までのトレッキングコースは片道40分ほど。
比地大滝

▲画像提供:比地大滝キャンプ場

遊歩道が整備されているので小学生から大人まで楽しむことができます。
序盤は平坦なのですが、コースの各所に階段のアップダウンがあり運動量は多めです。
入り口で受付をし、トイレを済ませてから出発しましょう。
比地大滝
赤い大きな吊り橋がほぼ中間地点。比地川を真上から見ることができる絶景スポットなので写真を撮るのもおすすめです。その先にトイレと休憩用のベンチがあり一休みすることができます。
比地大滝
コースの終盤に近付くと、川幅も徐々に大きくなってきます。ラストの階段(ここが結構キツイ!)を登って比地大滝に到着です!
滝の目の前の岩場や手前にあるウッドデッキで休憩ができ、滝の音とマイナスイオンに癒されます。
比地大滝

3.比地大滝でちょっと気になるQ&A

Q.滝壺で泳げるのか?

滝壺は危険なので立ち入り禁止になっており泳ぐことはできません。

滝つぼではありませんが、敷地内に水遊びスポットが2箇所あります。
比地大滝
1箇所はキャンプ場に入ってすぐ、右手に流れる比地川。
水の深さは大人の膝下ほどで、流れは穏やかです。透明度も高く、清らかな水が流れているので子どもでも入れます。
もう1箇所は遊歩道始まってすぐ。「川沿いコース」と書かれた看板が出てきて、リバートレッキングができる場所があり、そこでも気持ちよく入ることができます。

Q.トレッキングの服装はどんなのがいい?

薄手の長袖・長ズボンに帽子、スニーカー、リュック、それにタオルがあれば完璧

遊歩道が整っているので専門的な装備が必須というわけではありません。
強いて言うならば、植物が多く道が狭くなるところもあり、日焼け防止、虫よけの観点からボトムスは長い丈のもの、トップスはTシャツに、脱ぎ着できる長袖を1枚持っておくと便利。また地面が湿っている場合もあるので、特に雨の後などはスニーカーがいいでしょう。
川遊びをする方は水着やラッシュガード、タオル、濡れてもいい靴(マリンシューズ)などを持っていきましょう。

Q.飲み物を買える場所

比地大滝キャンプ場の入り口に自販機があるので購入することもできます。

Q.キャンプに予約は必要か

キャンプ(宿泊)は予約制です。事前に電話で予約をしましょう。

比地大滝キャンプ場
TEL
0980-41-3636

HP
https://hiji.yuiyui-k.jp/

営業時間
夏季/4月1日~10月31日(9:00~16:00/閉門 18:00)
冬季/11月1日~3月31日(9:00~15:00/閉門 17:30
※自然災害及び緊急時、急な天候の変化によって入場を制限する場合があります。

Q.トイレ・シャワーはあるか

キャンプ利用者がいる際は、トイレ・シャワー室が24時間使えます。

Q.レンタル・売店はあるのか

BBQグリルセット(BBQグリル・BBQ網・トング)は¥800/1回でレンタル可能。木炭(¥650)と焼肉セット((一人前)大人¥800 小人¥500 ※要事前予約)の販売があります。

食材は持ち込み可能です。比地大滝キャンプ場に売店はありませんが、最寄りに国頭スーパー(車で5分)かファミリーマート(車で2〜3分)があります。
テント関連のレンタル・販売はありません。

4.比地大滝キャンプ場アクセス

那覇空港からは高速利用で約2時間。
道の駅ゆいゆい国頭近くの「奥間」交差点を山側に曲がり、約5分ほどで、比地大滝キャンプ場の駐車場が見えてきます。

おわりに

筆者は、海が冷たくて入れない冬場、比地大滝へ行くと自然のエネルギーがチャージされるようでお気に入りです。もちろん夏もトレッキングに加えて川遊びもできるので、どちらの季節もおすすめ。
遊歩道があり歩きやすいですが、階段の登り降りが沢山あるので結構な運動量でもあります。子ども連れの方は時間に余裕を持って行くと安心。
やんばるの森がこの先の未来も豊かであるために、ごみの持ち帰りなど気を付けながら、みんなで森に親しみ、守っていけるといいなと思います。

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