沖縄に行ったら一度は食べたい沖縄そば。
そばと言えどもそばにあらず、うどんの様な見た目だけどうどんにあらず。カツオと豚肉がベースのスープにコシのある麺。ひと口食べれば「あぁ沖縄に来たんだな」と思える沖縄の郷土料理です。
仕事の合間にサッと昼ご飯を食べられる場所を探していた折、「牧志駅から近かった」というだけの理由で、なんの気なしに暖簾をくぐった「五星そば」。
そこで私は新星沖縄そばに出会ったのでした。
<もくじ>
1.基本に忠実、でも新しい五星そば
2.店舗情報
3.おわりに
1. 基本に忠実、でも新しい五星そば
平日の13時半過ぎに入店。店内には地元客の方が2組ほど沖縄そばを食べていました。
「お店の名前がついているメニューがイチオシだろう」という持論から、五星そば(¥1,080)を注文。
5分ほど待って運ばれてきた沖縄そばは、三枚肉にソーキ、ゆし豆腐がトッピングされた贅沢な一杯。
まずはスープから。とっても澄んでいます。
レンゲですくってひと口飲んでみると、カツオの味が超濃厚。ものすごくカツオが濃いのに臭みやエグミがまったくありません。
このスープとゆし豆腐とネギを一緒にぱくり。めちゃくちゃ合う~!スープとゆし豆腐だけでも立派な一品になりそうです。
ゆし豆腐と三枚肉・ソーキでいっぱいの丼ぶり、その下に隠れた麺を割りばしで探ります。麺を摘まんで持ち上げた時、その独特な見た目に思わず「おっ」と声を漏らしてしましました。
その麺がこちら!
分かりますか?めちゃくちゃ太いんです。麺をつまんでいる割りばしよりも太い!特別明るい席に座ったわけではないのですが、麺が光ってさえいます。
沖縄そばなのに太いしツヤツヤだし珍しいな~と思いながらひと口。
「!」
この上なくツルっとしていて、そのうえ噛むともっちもち。すんごくもちもち。
うまいスープとうまい麺、それだけでドンドン箸がすすみますが、三枚肉・ソーキと一緒に食べると豚肉のコクがのってさらに食べるテンポがあがります。
食べる前は量が多いなぁ(周囲からは意外に小食と言われます。)と思っていましたが、あっという間に完食してしまいました。
この麺を食べた時にはじめて、自分自身が「沖縄そばの麺は粉っぽいもの」と思い込んでいた事に気が付きました。
この麺が衝撃すぎて、食べ終わった後にお店の方にお話しをお伺いしてみました。
沖縄では、沖縄そばには乾麺を使っているお店が多いなか、五星そばの麺はオリジナルの生麺を使っているそう。だからあのツルもちが楽しめるそうです。
またスープも研究に研究を重ねた至極の一品。
一般的な沖縄そばではカツオと豚からスープを取りますが、五星そばではカツオと昆布からスープを作っているそうです。
口のなかでスープと麺と豚肉が一緒になって沖縄そばが完成する。
麺に粉臭さが無いからこそ、あのスープが活きる!
もしかすると、乾麺の風味や豚のコクが効いたスープじゃ無いと沖縄そばを食べた気がしないという方もいらっしゃるかもしれません。
まずは一杯食べてこの違いを確かめてみていただきたい!
2.店舗情報
五星そばは、ゆいレール牧志駅から国際通りをはさんではす向かい。ものすごく立地がいいです。オレンジ色の巨大な提灯が目印。
カウンターの他、テーブル席もたくさんあり、女性ひとりでも入りやすい店内。
沖縄そば以外にも、お酒や一品料理などメニューも多く使い勝手のいいお店です。
住所 沖縄県那覇市安里1-1-60 太永ビル 1‐B号 営業時間 11:00~20:00(麺・スープが無くなったら閉店) 定休日 不定休 駐車場 無し メニュー 五星そば¥1,080 軟骨ソーキそば¥810 ゆし豆腐そば¥810 そばメニュー注文の場合、麺の大盛りはいつでも無料! |
3.おわりに
壁を見てみると芸能人の方のサインがいっぱい。私が知らなかっただけか、、、
大食い企画も開催中!6人前を10分以内、成功すれば代金無料+5杯分の無料券がもらえるそうです。なんだかいけそうな気もしますが、2017年6月20日時点で成功者はいないそうです。
国際通りを観光の際はぜひ立ち寄ってみてください!