CAVE OKINAWAはムード満点ライトアップが魅力の鍾乳洞

沖縄の綺麗な海もいいけど、鍾乳洞もサンゴで出来た沖縄らしい自然美のひとつ。天気が悪くて行くとこが無い、涼しい場所を観光したいなんて方にも鍾乳洞はおすすめです。”CAVE OKINAWA”は希少な鍾乳洞とライトアップで浮かび上がるムード満点の空間が魅力の新感覚な鍾乳洞。地元では「ぬちしぬじガマ」（命をしのいだ洞窟）とも呼ばれているこの場所は、沖縄戦の際も戦闘による犠牲者が一人も出なかったことに加え、避難中に赤ちゃんが生まれたことからも縁起のいい場所とされています。

＜もくじ＞
1.まずは受付へ
2.CAVE OKINAWAのみどころ
2-1.紅白岩
2-2.黄金岩
2-3.虹色のライトップ
2-4.出口手前の必見ポイント「ハートの天窓」
3.おわりに

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1.まずは受付へ

CAVE OKINAWAは、沖縄の中部、うるま市石川にあります。石川ICから車で約5分の場所に位置し、駐車場も広々としているため、車でもアクセスがしやすいです。

券売機でチケットを購入し、向かいにある受付に持っていくと、洞窟までの道のりを案内してくれます。受付から数百ｍ歩いた先にある入り口は、途中あっているか少し不安になりますが、案内板も出ているため迷うことはないでしょう。

洞窟の全長は約200ｍ、所要時間は30分が目安とされていますが、基本的にガイドはつかず自分たちで回れるため、時間を気にする必要はありません。

洞窟内は、歩道が整備されていること、ライトアップによって暗くないことから歩きやすく、他にも、説明文や写真スポットの印があるなど、嬉しい配慮もされています。ただ鍾乳洞は水が滴ることが多いため、足元はスニーカーやスポーツサンダルなどがおすすめです。

2.CAVE OKINAWAのみどころ

いよいよ鍾乳洞の中へ！スロープの先にポッカリと空いた入口から中へ。
ここからはCAVE OKINAWAの必見ポイントをご紹介していきます。

2-1.紅白岩

冒険心をくすぐる入り口を入っていくと、ひらけた場所”中央広場”に差し掛かります。そこにあるのが、CAVE OKINAWAのシンボルで、一番はじめのみどころになっている、赤と白の鍾乳石が向きあって見られる鍾乳石”紅白岩”。紅白と呼ばれる名前の通り、縁起がいいものとされています。鍾乳石は、雨水が石灰岩のすき間を溶食・侵食してできるため、基本的に色は付きませんが、雨水が赤土を含んだことでこの色になったのではないかと考えられているとのこと。ひらけた空間の中で一際目立つ紅白岩に、心を捕まれることでしょう。

2-2.黄金岩

ひらけた中央をエリアから少し歩くと見えてくるのが、”黄金岩”と名付けられた鍾乳石。鍾乳石と聞くと、上から垂れ下がるつらら型をイメージするかもしれませんが、黄金岩はリムストーン（畦石）と呼ばれる下にできるタイプのものです。1mmの成長に約10年かかると言われている鍾乳石、この大きさに至るまでどれほどの年月を費やしたのかを考えると、改めて自然の偉大さを感じられるでしょう。もちろん、見た目だけでも十分に美しく神秘的な光景ですが、洞窟内にある説明文によって、より楽しむことができます。

2-3.虹色のライトップ

本来であれば真っ暗なはずの洞窟内を明るくしてくれるライトアップは、オレンジがかった温かみのある電球色や、白っぽく青みがかった昼光色だけではありません。CAVE OKINAWAでは、日常的に目にする色の電気だけでなく、赤や青、緑など、虹色に変化するライトアップも取り入れています。出口付近にある虹色のライトアップエリアは色とりどりで美しく、まるで異世界に来たような感覚に。ただでさえ非日常空間の鍾乳洞内が、虹色のライトによって照らされることで、よりいっそう幻想的な雰囲気になります。