「あRUカSIる可(以下アルカシルカ)」は2022年4月にオープンした屋我地島の食スポット。もともとあった島の集会場をリノベーションした店舗なのですが、その唯一無二の世界観が特徴的で、一歩足を踏み入れれば魅了されてしまうこと間違いなし。
1階はアメリカンダイナー、まるでニューヨークの街に迷い込んだような錯覚を覚えてしまいます。
かと思えば、2階は和をテーマとしたレストランとなっていて、あまりのギャップに「本当に同じお店?」と疑ってしまうほど。
けれど、洗練されたセンスがキラリと光り、このギャップこそアルカシルカの魅力となっています。
この記事では、アルカシルカのダイナー&カフェ、レストラン、基本情報についてお届けします!
1.アルカシルカのニュートロ空間
2.アルカシルカでダイナー&カフェ
3.ヌーヴェルキュイジーヌレストラン&バーラウンジ
4.アルカシルカ基本情報
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1.アルカシルカのニュートロ空間
外観がとにかく特徴的なアルカシルカ。ド派手でカラフルなネオンサインはインパクト抜群。アルカシルカの世界観が凝縮されたシンボルでもあります。
店舗は2階建てで、1階は「ヤガジ ディナー&カフェ」となっています。アメリカンな空気が漂うフロアは、どこを切り取ってもまるでアメリカ映画のセットのよう。
外階段から繋がる2階はレストランとバーのフロアです。和の雰囲気が満点で、どこか京都や江戸の空気を感じられるエリアとなっています。
建物のお隣はキレイに整備された「ガーデンエリア」。芝生の緑と空の青色のコントラストに心躍る開放的な空間。
なんでもイベントなどが行えるように考えているよう。芝生の先には穏やかな内海、こんな気持ちのいい場所でのイベントなんて贅沢・・・!
2.アルカシルカでダイナー&カフェ
1階の「ヤガジ ディナー&カフェ」では、カジュアルにお食事を楽しめるようになっています。アルカシルカがある名護市の食材を中心に、料理は県産食材を使用することにこだわっているそう。
メニューは和牛ハンバーガー(¥1,200)や、あぐー豚ソーセージのホットドッグ(¥920)などアメリカンなラインナップとなっています。
中でもイチオシなのが「屋我地ライス(¥1,320)」です。ターメリックのエスニックな香りがクセになってしまう一皿。
屋我地島でとれた卵を使った半熟卵と、甘辛口で煮込んだ豚肉、そしてカボチャの組み合わせが絶妙。加えて、アーモンド・キャベツが食感にアクセントを生み、飽きずにペロリとイケちゃいます。
料理だけじゃなく、充実したドリンクのメニューも注目ポイント。「トマトとスイカ(¥990)」、「豆乳と島バナナ(¥990)」といったスムージーや、フレーバーソーダーのラインナップはついつい手が伸びちゃいます。
また、アルコールも用意していて、ビールからカクテルまでバリエーションが豊富。前菜盛り合わせなど、お酒に合う相性の良い料理もあるため、軽く一杯いくのもいいですね。
3.ヌーヴェルキュイジーヌレストラン&バーラウンジ
和をテーマとした2階ではレストランの「ヌーヴェルキュイジーヌレストラン」と「バーラウンジ」が営業しています。
ヌーヴェルキュイジーヌレストランは、和の雰囲気が漂いつつも、重厚感のあるシックな空気を感じられるのが特徴的です。
そんな空気感で味わえるのは沖縄の新鮮な食材を使ったコース料理。注目なのが「小泉シェフ」の存在です。
ミシュランで星を5度獲得したティエリーマルクス氏の下で修業を行うなど、世界で活躍してきた小泉シェフが腕をふるう料理を味わえます。
メニューはコースのみで、おひとり様¥15,950~から(メニュー例:はじめに、前菜、野菜の一皿、本日のメインディッシュ、〆のお料理、デザート、ハーブティと小菓子)。
大切な人と特別な日に訪れたい。そんなレストランになっています。
バーラウンジはテラスでお酒を楽しめるエリアです。開放感のある雰囲気でアルコールを堪能できるのが醍醐味。
ここからはガーデンエリアとその先に広がる海を眺めることができ、ロケーションも文句なし。夕日が落ちていく様子を見ながらアルコールを味わうなんてのも贅沢ですね。
4.アルカシルカ基本情報
アルカシルカが位置するのは名護市の屋我地島。国道58号線から、古宇利島へ向かうように屋我地大橋を渡ります。そのまま道なりに進み、右カーブに差し掛かったところにアルカシルカが見えてきます。
無料の駐車場が完備されているので、車はこちらに停めましょう。第3駐車場まで用意されているので、駐車の心配をしなくていいのも嬉しいポイントです。
- 住所
- 沖縄県名護市屋我3番地
- TEL
- 098-954-3596
- 営業時間
- 11:00~23:00 水曜定休
おわりに
もともとあった建物を活用しユニークなスポットとして生まれ変わった”あRUカSIる可”。店名のアルカシルカは沖縄の方言で「一切合切」という意味で、「さまざまな文化が混じり合う場所でありたい」という想いが込められています。
まさに、その想いを体現した唯一無二な世界観を味わってみてはいかがでしょうか。