味噌めしや まるたまは那覇市にある人気のご飯屋さん。店名にもあるように「味噌」をコンセプトにしているご飯屋さん。
こちらでは全ての料理に味噌―首里の老舗味噌蔵「玉那覇味噌」―を使用しているのがポイント。
朝は7:30から昼・晩それぞれの食事時に営業しており、日本人が慣れ親しんだ「味噌」を使ったお料理をいただくと自然とホッと心が緩みます。
この記事では、そんな「味噌めしや まるたま」の店内・メニュー・人気料理の具だくさんみそ汁定食についてお届けします!
1.味噌めしや まるたまはこんなお店
2.味噌めしや まるたまのメニュー
3.味噌めしや まるたまといえば具だくさん味噌汁定食
4.味噌めしや まるたま基本情報
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1.味噌めしや まるたまはこんなお店
味噌めしや まるたまは那覇市のオフィスと住居が立ち並ぶエリアにあります。
店構えはパッと見たところオシャレなカフェという出で立ち。「味噌」というと一般的には和を連想すると思いますが、良い意味でイメージを裏切られる外観です。
店内も外観と同じくまるでカフェのようです。
また、味噌めしや まるたまの特徴として、朝からオープンしているのもポイント。
創業前、店主の中西さんは、県外からやってくる友人から「沖縄は朝オープンしているお店が少ないよね」と、よく言われていたんだそう。チェーン店やコンビニで朝食を済ませている光景をよく目にしていて、「朝食難民」というワードが頭にあったと語ります。
(店主の中西さん)
自身も食べ歩きが好きなため「せっかく旅行したなら、例え朝でもその土地にしかない店舗で食事したいよなぁ」という想いがあり、2016年の創業時から朝食が提供できるよう朝からオープンするスタイルに。
今では、地元客はもちろん、県外からの旅行客、さらには外国人客も多く訪れる店舗となっています。
2.味噌めしや まるたまのメニュー
味噌めしや まるたまでは朝食・昼食・夜食と三部に分けてメニューを提供しています。
店名の通り、どのメニューにも味噌を使用しているのがポイント。
しかも、使用するのは首里の老舗味噌蔵「玉那覇味噌」というこだわりがあります。玉那覇味噌は1850年代に創業し、琉球王国時代には琉球王朝に味噌を献上していた、歴史と伝統のある味噌蔵です。
朝食は具だくさん味噌汁定食、紅豚味噌しょうが焼き定食、まるたま御膳のラインナップ。朝ごはんの時間帯のため、お腹にやさしいメニューとなっています。
昼食は、朝食のメニューからまるたま御膳を除く2品に加えて、紅豚と和牛の合挽きハンバーグ、やんばる若鳥のささみチーズカツ、まるたまいなむどぅち、ワンプレート味噌めしを提供しています。朝食と比べるとガッツリ飯が多くなった印象。
夜食は、昼食のメニューからワンプレート味噌めしと、紅豚と和牛の合挽きハンバーグを除く4品に加えて、紅豚ロースとポーク厚切りステーキを提供しています。
3.味噌めしや まるたまといえば具だくさん味噌汁定食
味噌めしや まるたまの看板メニューが「具だくさん味噌汁定食(1,080円~)」です。しめじ、島豆腐、青菜、紅豚、卵が入った、文字通り具だくさんの一品。味噌汁というと「飲む」という表現が適切だと思いますが、こちらはあまりの具の多さに「食べる」という表現がピッタリ。
肝心の味噌汁はコクと塩気が絶妙。白米も美味しく、味噌汁とご飯のローテーションが最高です。たっぷりの味噌汁で体の内から温まり、特に朝いただけば体の芯に火が灯るよう。「あぁ、毎朝この味噌汁定食を食べたいなぁ」なんて思ってしまいます。
また、オススメなのが「紅豚味噌しょうが焼き定食(1,300円~)」です。自家製の味噌しょうがダレがお肉に絡み、こちらもご飯が進む進む。沖縄のブランド豚「紅豚」を使用しており、味噌とあわせてこだわりが感じれる一品となっています。
4.味噌めしや まるたま基本情報
店内に入り、すぐ右手の販売コーナー。こちらでは味噌めしや まるたまで使用している「玉那覇味噌」を販売しています。ほかにも、味噌クッキーやお湯をそそぐだけでみそ汁が作れる味噌玉なるものも並んでいて、ちょっとした買い物にオススメ。
店主の中西さんの母方の家業が「玉那覇味噌」を営んでおり、かつ自身も一人のファンとして、「この味噌をもっと知ってほしい」という想いから、全てのメニューに玉那覇味噌を使用しているんだそう。「味噌」の奥深さを味わいに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 沖縄県那覇市泉崎2丁目4-3 1F
- TEL
- 098-831-7656
- 営業時間
- 朝7:30~10:00/昼10:00~14:30/夜17:00~20:30 定休日:日曜日/第2・第4木曜日
- 備考
- アクセス:ゆいレール「県庁前駅」または「旭橋駅」より徒歩約5分。店舗の専用駐車場はありません。