日本最西端の地、与那国島。どこまでも続く深い深い青の水平線。遮るものが何も無い広い空。海の底に沈んだ海底遺跡。
与那国島は沖縄本島とはまた違う魅力があり、ここが日本だという事を忘れてしまうくらいです。
今回は、そんな与那国島の魅力をたっぷり詰め込んだ、絶対に失敗しない鉄板の与那国島観光コースをご紹介します！
＜目次＞
1.日本最西端の碑
2.海底遺跡
3.Dr.コトー診療所
おわりに
1.日本最西端の碑
まずは日本最西端の碑を目指しましょう。
与那国空港からは車で10分ほど。
民宿が周辺に多い久部良漁港からは、歩いて20～30分ほどです。
こちらにお泊まりの場合は、景色を見ながらのんびり歩いて行くのも良いでしょう。
最西端の碑があるのは西崎（いりざき）。にしざきではありません。
沖縄では、太陽が上がる東を「アガリ」、太陽が入っていく西を「イリ」と呼びます。
ちなみに南は「フェー」、北は「ニシ」です。
日本最西端の碑です！
潮の影響なのか、岩が独特の形をしています。
日本に4つしか無い碑ですので、ぜひ三脚を持って行って記念撮影しましょう！
最西端の碑の側には、展望台があります。
ここ西崎は高台にあるので、与那国島の景色を一望する事ができます。
沖縄の他の離島と違い、見渡す限り水平線の与那国島。
石垣島からは124㎞、台湾までは111㎞しかありません。
天気が良く空気が澄んだ日には、台湾の山々が見られる事があります。
年に数回のチャンスなので、見られた方はラッキーですよ！
ここ、与那国島は、日本で一番最後に夕陽が沈む場所。是非のんびりと夕陽が沈むのを眺めてみてください。
2.海底遺跡
与那国島といえば、なんといっても海の底に沈んだロマン溢れる海底遺跡です。
ダイビングの免許を持っていなくても、体験ダイビング、またはシュノーケルで海底遺跡を間近で見る事ができます。
海底遺跡ツアーをしているダイビングショップが島内にはいくつかあります。
ダイビングショップは旅行雑誌に載っていますし、空港などにフライヤーが置いてありますのでコースの内容や料金などを見て決めましょう。
今回は、「もすらのたまご」というダイビングショップの海底遺跡シュノーケルツアーに参加しました。
海底遺跡は船が停めてある場所から約20分くらいです。スタッフが海底遺跡の地図を使って解説してくれます。
与那国島の海底遺跡は、人が造ったものなのか、それとも自然にできたものなのか、まだ解明されていません。
それでも、人が造ったかのようか階段状の遺跡は、私達を魅了します。
海底遺跡のポイントについたら、海からダイブ！
下を見てみると・・・
ダイビングをしているダイバーの方がたくさんいます！
大きな岩が、階段状になっているのが分かりますか？これか与那国島の海底遺跡です。
人が造った階段のように見えますね。ずっとずっと昔、ここに古代文明があったのか？人々が生活していたんだろうか？
謎は解明されていませんが、与那国の深い青に沈んだ海底遺跡は、きっとあなたにも夢を見させてくれるでしょう。
3.Dr.コトー診療所
Dr.コトー診療所は、2003年にフジテレビ系列で放送されていた吉岡秀隆さん主演のドラマです。
2004年に特別編、そして2006年に第2期が放送され、人気を呼びました。
このドラマは志木那島という架空の島が舞台なのですが、ドラマではここ与那国島で撮影が行われました。
物語の中心となった志木那診療所はこのドラマのために建設され、今でも見学をする事ができます。
コトー先生のファンの方はもちろん、ドラマを見たことが無いという方も是非志木那診療所を見学するのをおすすめしますよ！
志木那島診療所は、与那国空港から車で約10分。見学料は300円で、受付に人がいない事もあるので、お釣りがいらないように用意していきましょう。
パッと見た感じは、普通の診療所。ドラマのセットだとは思えませんよね。
診療所はドラマに出てきたコトー先生の診療所とまったく同じ。
ドラマを見た事が無いという方も、診療所の待合室にあるテレビでドラマのDVDが流れていますので安心です。
机の上も白衣もそのまま。診察室から、今にもコトー先生がひょっこり出てきそうです。
診療所の中には、ドラマのポスターが飾られています。こんなに豪華なキャストがこの小さな与那国島でロケをしていたんですね！
与那国島にこれから行く機会があれば、Dr.コトー診療所を見てから行くのをおすすめしますよ。
診療所以外にも島の至るところがドラマで出てくるので、きっと何倍も旅が楽しくなるはずです。
おわりに
いかかでしたでしょうか？
日本最西端の与那国島は、沖縄の他の離島と比べても断トツ遠く、交通の面でも行きやすいとはいえないため、行った事が無いという方が多いと思います。
しかし、他の離島と離れているからこそ、与那国島独自の魅力がたっぷりで、きっと一度行ったらまたすぐに行きたくなってしまうはず。
今度の旅行は、深い青に魅了されに、与那国島に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか？
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