沖縄本島でもっとも有名なシュノーケリング・ダイビングスポット、それが青の洞窟。あたり一面が輝くブルーの光に包まれ、幻想的な空間が広がります。
青の洞窟の魚たちは人に慣れているので、洞窟の中でも外でも気軽に戯れることができるのがうれしいところ。さぁ、さっそく神秘体験ができる青の洞窟の魅力と、楽しく遊べる方法をご紹介しましょう!
<もくじ>
[1]青の洞窟ってこんなに美しい
[2]青の洞窟3つのポイント
[3]シュノーケリングで楽しむ青の洞窟
[4]体験ダイビングで楽しむ青の洞窟
[5]青の洞窟の入り口!真栄田岬ってどんなところ?
[6]青の洞窟を楽しむための注意事項
[1]青の洞窟ってこんなに美しい
青の洞窟がこんなにも神秘的に美しいのには、理由があります。
虹を見ればわかるように、太陽の光には、いろんな色が含まれています。
そして、光は水に入ると吸収されていきますが、その際、赤などの波長が短い光から失われます。
一方、青は七色の中でも波長が長いため、最後まで残ります。
海が青く見えるのは、このためなのです。
そうして残った青い光。
透明度の高い海中を通り、石灰質の白い海底に反射します。
その反射した光が、洞窟内の天井などを照す――その結果、洞窟全体が青く輝いて見えるのだそう。
この美しい青色は、自然が創り出した地形のおかげなんですね。
さらにこの光、1日のなかでも時間帯によって青色が微妙に変化していきます。それを楽しみに何度も訪れる人もいます。
(青の洞窟/水中から)
(青の洞窟/奥からのぞくと、こんな感じです)
(ダイビングだとさらに幻想的な光景が)
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[2]青の洞窟3つのポイント
・場所はどこにあるの?
宿泊先からは、レンタカーor送迎サービスで
青の洞窟は沖縄本島中部、恩納村の真栄田岬にあります。那覇空港や国際通りがある那覇市からは、車で約1時間程です。
恩納村には、リゾートホテルが多数あります。それらに宿泊し、レンタカーで向かう人が多いです。
また、ダイビングショップやマリンアクティビティショップの中には、那覇のホテルへ送迎車を出してくれるところがあります。
那覇に泊まりたい方、レンタカーに乗れない方は、こういったサービスを利用するとよいでしょう。
青の洞窟へ入るには
真栄田岬に着いたら、どうやって青の洞窟への入ればよいか。
もっともシンプルな方法は、泳いでいくこと。真栄田岬には、海に降りられる階段があるので、そこから泳いで行けばOK。ですが基本的には、個人で泳いでいくのでなく、プロが同行するツアーに参加しましょう。慣れない人が単独で行くのは危険です。
もう一つの方法はダイビングツアーやシュノーケリングツアーに参加し、ボートで青の洞窟入口近くまで行くこと。泳いで入口まで進むより体力の消耗が少ないです。
・ベストシーズンはいつ?
ダイビングやシュノーケリング体験は1年中可能です。もちろん真冬は気温も落ち込み寒くなりますので、青の洞窟のベストシーズンは5月~10月くらい。
10月は、すでに暦の上では秋ですが、沖縄ではまだ海が温かく泳げる日が多いんです。ただし、青の洞窟は人気スポットなので、ベストシーズンは混み合うことも。できるだけ早めに予約するほうが良さそうです。
・雨の日でも楽しめるの?
5月上旬~6月下旬まで、沖縄は梅雨時期に入り不安定な天気が続きます。でも青の洞窟は大丈夫!よほど海が荒れていなければ行くことができるとのこと。洞窟内は雨でも透明度や青色の美しさに影響がないといわれているので、多少の雨なら安心ですね。
[3]シュノーケリングで楽しむ青の洞窟
シュノーケリングは、マスク(水中メガネ)やシュノーケル(水面で息をするための器具)、フィン(足ヒレ)を装着し、海中を見ながらプカプカ水面散策するマリンスポーツです。
ダイビングのように耳抜きなど特別な技術は必要なく、泳げない人や小さなお子さん連れでも気軽に楽しめるのが魅力。なかには2歳、3歳の子供から参加可能なツアーもあるんですよ♪
©OCVB
・シュノーケリングツアーの流れ
では実際に、シュノーケリングツアーを行う際の流れをご紹介します。今回は、青の洞窟ツアーをたくさんプランニングしている「アイランド倶楽部」さんに協力してもらって説明していきます!
ステップ1
まずはショップに集合!受け付けで申し込みをしたら、ウェットスーツを渡されるので、更衣室に行って着替えをします。
ステップ2
ツアー出発前に、器材の使い方などのレクチャー。わからないことは、このときにどんどん聞いておきましょう。
ステップ3
真栄田岬から海へエントリー。いよいよツアー出発です!
©OCVB
この写真の右側をご覧ください。崖の上から海に向かって階段があります。
この階段を降りて、いざ青い海へ。
慣れないウエットスーツ姿で降りるのはなかなか大変。けれど、慎重に、一歩ずつ進みましょう。
そして海面へ到着。泳げない人も、ウエットスーツを着ていると自然と体が浮くのでご安心を。
ゴーグルをつけて水中の覗くと、早くも大勢の熱帯魚の姿が!
海の中の世界にワクワクしちゃいます!
インストラクターから離れないように気をつけつつ、泳いで洞窟へ向かいます。うまく泳げない人は、インストラクターにひっぱってもらいましょう。
ステップ4
青の洞窟が近づくと、小魚の大群に遭遇!
中に入ると、天然の光とは思えないくらい、青の世界!存分に美しさを満喫しましょう。
ステップ5
シュノーケリングツアーをたっぷり堪能したら、ショップに戻ってシャワーと着替えを。
集合から解散までの時間はショップによって異なりますが、概ね2時間~3時間程度です。
・シュノーケリングツアーの選び方
[集合場所]
ツアー会社によって集合場所は異なります。ショップ集合のところもあれば、真栄田岬駐車場、さらには港に集合することも。その場合、集合先の施設使用の状況を確認しておきましょう。特に女性の場合、更衣室やパウダールーム、ロッカーの使用が可能かどうかは大切ですよね。
[料金]
シュノーケリングはダイビングに比べて装備が少ないので、料金も割安です。ただし、料金に含まれるサービスがマチマチなので、よく確認しておきましょう(特に、次の「行き方」により大きく価格が変わります!)。
ショップによって、無料で水中撮影をしてくれたり、魚の餌付けやボート利用はどうなっているのかなど、あらかじめ情報収集が必要です。
[行き方]
集合してから青の洞窟までの行き方もいろいろあります。「ビーチから行く」プランは、泳ぐので時間がかかりますが、泳いでいるときもたっぷり魚やサンゴを見ることができるので、泳ぐのが好きな人にはおすすめ。
「ボートやカヤックで行く」プランは、なんといっても時間を効率的に使うことができます。基本的に、ショップのサービス内容にボート使用が記載されていない場合はビーチから行くことが多いようです。
もちろんボートやカヤックで行くツアーの方が料金は高くなりますが、その分青の洞窟を楽に楽しむ事ができます。
シュノーケリングツアーを選ぶポイントまとめ!
・青の洞窟の行き方【ビーチ・ボート・その他(カヤックなど)】・・・体力的に楽なのはボート、価格が安いのはビーチ
・追加サービス【餌付け、水中撮影などの有無】
・1インストラクターあたりの案内人数・・・少ない方がもちろん安心で案内も丁寧。ショップによりグループ貸切もあり。
・送迎・集合場所・・・シーズンは真栄田岬駐車場集合だと駐車場等がとても混みます。クルマが無ければ那覇送迎も便利!
・その他・・・業者の信頼性、インストラクターの質、ショップのサービス、対象年齢etc
・おすすめ体験ツアーショップ
1.アイランド倶楽部
国頭郡恩納村590-1
TEL:098-963-0166
受付:7:00~22:00
http://www.okinawa123.jp/
おすすめ体験ツアー➡青の洞窟体験スノーケル+熱帯魚えづけスノーケル
熱帯魚と触れ合う餌付けプログラムがついた人気ナンバーワンのセット。夏期は早朝6時から出発できるので、人が少ない神秘的な青の洞窟を満喫できることうけあいです。
対象年齢:6歳以上
料金:【グループ割500円】【早割7 /700円】
2.マリンサポートタイド・残波
中頭郡読谷村字瀬名波950
TEL:098-958-2646
受付:8:00~22:00
http://www.mstide.com/
おすすめ体験ツアー➡専用ボートで行く!青の洞窟シュノーケリング+サンゴ礁熱帯魚餌付け
急な階段を歩く必要がない、専用ボートで行く青の洞窟ツアー。青の洞窟で感動した後は、さんご礁の海で熱帯魚の餌付け!必要なものは水着1枚、タオルその他の用意、追加費用がかからないのもポイントです。
対象年齢:6歳~
料金:2,980円(※セット予約の場合は2,480円)
3.サマーリゾート沖縄
沖縄県国頭郡恩納村山田2679-1
TEL:098-964-3802
受付:8:30~17:30
http://www.summer-resort.jp/
おすすめ体験ツアー➡お得なセットプラン!青の洞窟シュノーケリング&バナナボート
ボートでラクラク出航&たっぷりシュノーケリング40分&エサあげ体験付き。港へ戻ったら、他の場所へ移動することなくバナナボートで楽しく遊べます。無料駐車場、シャワー、ドライヤー完備。
対象年齢:6歳以上
ひとりあたり料金:2~3名様:¥6,380、4~7名様:¥5,830、8名様以上:¥5,280
★ツアー詳細および予約はコチラ
4.シーフリー
うるま市石川東1-16-7 1F
TEL:080-8396-0392
受付:7:00~21:00
http://okinawa-seafree.com/
おすすめ体験ツアー➡ぷかぷかシュノーケリング
2歳~5歳のお子さんと一緒にシュノーケリングが楽しめます。泳げないお子さんでも子供専用ボートに乗れるので大丈夫!もちろん、青の洞窟にも入ることができます。
対象年齢:2歳~6歳未満の子供がいるグループ、60歳以上
料金:4,500円
5.ピンクマーメイド
沖縄県国頭郡恩納村真栄田2705-1
TEL:090-4513-0892
受付:8:00~18:00
http://blue-okinawa.com/
おすすめ体験ツアー➡青の洞窟子供シュノーケリング
ツアー中に撮影したデータは、お客様のデジカメメモリカードへコピーして無料プレゼント
対象年齢:1歳~の子供がいるグループ、59歳以下
料金:大人7,000円・子供3,500円(身長130cm以下)
★ツアー詳細および予約はコチラ
6.ブルーオーシャン
沖縄県恩納村前兼久159‐4
TEL:098-965-1888
おすすめ体験ツアー➡沖縄 青の洞窟 体験ダイビング
最新カメラレンタルあり!(+2,000円)。店舗の設備も温水シャワー、更衣室、トイレなど充実しています。
対象年齢:10歳以上
料金:大人8,000円
★ツアー詳細および予約はコチラ
日本全国のアクティビティツアーを取り扱う予約サイト「旅プラスワン」で人気の青の洞窟シュノーケリングツアーベスト3位はコチラ!
【1位】
【当日予約OK!】ボートで行く、青の洞窟でシュノーケリング ¥4,400
【2位】
青の洞窟+サンゴの楽園&クマノミの2大スポットを巡るシュノーケルパック¥7,480~
【3位】
料金重視☆シャワー・更衣室完備・青の洞窟スノーケリングツアー ひとり¥2,700~
~青の洞窟シュノーケリング体験がついたパッケージツアーもございます~
どうぞご参考に♪
[4]ダイビングで楽しむ青の洞窟
青の洞窟は、沖縄のダイビングスポットのなかでも屈指の人気スポット。水深もそれほど深くないので、ダイビング初心者でもトライ可能です。
また、体験ダイビングならライセンスや経験がなくても気軽に楽しめるのがうれしいところ。陸上のレクチャーからインストラクターがついてくれるので安心です。
・体験ダイビングツアーの流れ
では実際に、体験ダイビングツアーをおこなう際の流れをご紹介します。こちらも「アイランド倶楽部」さんにご協力してもらって説明していきましょう。
ステップ1
まずはショップに集合!受け付けで申し込みをしたら、ウェットスーツを渡されるので、更衣室に行って着替えをします。
ステップ2
ツアー出発前に、器材の使い方などのレクチャー。水中でトラブルが起きても慌てないよう、しっかり教えてもらいましょう。
ステップ3
真栄田岬から海へエントリー。いよいよツアー出発です!
ステップ4
さっそく水中の世界へ!かわいい熱帯魚たちが待っています。
青の洞窟へ到着!幻想的な光景のなかでのダイビングは格別です。
ステップ5
体験ダイビングツアーをたっぷり堪能したら、ショップに戻ってシャワーと着替えを。
・体験ダイビングツアーの選び方
[行き方]
「ビーチから行く」プランと「ボートやカヤックで行く」プランがあるのはシュノーケリングと一緒。ですが、ダイビングは器材が重たいことを忘れてはいけません。
「ボートやカヤックで行く」プランであれば、青の洞窟まで直行できるので体力的には楽チン。ただし、いきなり深い海に入ることになるので、泳ぎが苦手な人にはハードルが高いかも。「ビーチから行く」プランは、浅瀬から海に入るのでストレスがなく、身体を徐々に慣らせるので初心者に向いているといえます。
[スタッフ]
体験ダイビングはライセンス無しでもできる手軽なスポーツですが、“もしも”の事故の可能性は否めません。必ず資格保持者がおこなうツアーに参加するようにしましょう。サービス内容に明記されていないときは、事前に確認を。
体験ダイビングツアーを選ぶポイントまとめ!
・青の洞窟の行き方(エントリー方法)【ビーチ・ボート】・・・ビーチエントリーの場合、階段の上り下りはかなりの重労働!
・1インストラクターあたりの案内人数・・・少ない方がもちろん安心で案内も丁寧。ショップによりグループ貸切もあり。
・送迎・集合場所・・・ショップ、真栄田岬駐車場、近隣の漁港など。那覇送迎付ツアーもあります。
・その他・・・業者の信頼性、インストラクターの質、ショップ毎のサービスetc
・おすすめ体験ツアーショップ
1.マリンサポートタイド・残波
中頭郡読谷村字瀬名波950
TEL:098-958-2646
受付:8:00~22:00
http://www.mstide.com/
おすすめ体験ツアー➡青の洞窟体験ダイビング+サンゴ礁熱帯魚餌付け
専用ボートでクルージングを楽しみながら青の洞窟へ。2名に対して1名のインストラクターがついてくれるので安心です。青の洞窟で感動した後は、熱帯魚の餌付けを楽しむことができます。
対象年齢:12歳~
料金:9,500円(セット予約)
2.マリンスター
沖縄県那覇市曙2-26-15-1F
TEL:098-943-9805
http://www.marinestar-okinawa.com/
おすすめメニュー➡ボートで楽ちん♪1グループ貸切!青の洞窟体験ダイビング
ボート利用なので楽ちん&安全&確率大幅UP。さらに1グループ貸切なので家族、カップル、グループで気兼ねなく楽しめるのも魅力です!
対象年齢:10歳以上
料金:10,000円
☆オプショナル専門サイト「旅プラスワン」なら1,000円OFFの9,000円で予約できます♪
3.ブルーオーシャン
恩納村前兼久159-4
TEL:098-965-1888
受付:7:00~21:00
http://blue-cave.com/
おすすめ体験ツアー➡沖縄 青の洞窟 体験ダイビング
青の洞窟へは専用ボートで数分。重たい器材を持つ必要がありません。また、水中カメラの無料レンタルや、思い出の水中写真撮影データも無料でプレゼントしてくれます。
対象年齢:10歳~
料金:7,000円(春割)
[5]青の洞窟の入り口!真栄田岬ってどんなところ?
東シナ海に向かって突き出した岬で、ダイビングのエントリースポット。岬全体が見渡せる東屋からは、濃淡の美しい海が一望できます。青の洞窟も、ここからすぐの場所。ツアー会社は真栄田岬の駐車場を集合場所にするところも多く、それだけに施設内の設備は充実しています。
©OCVB
・施設案内
駐車場は、乗用車なら180台の駐車が可能な広々としたスペース。大型車用や障害者用スペースもあります。真栄田岬の駐車場が集合場所になる場合、ここでウェットスーツに着替えたりするので施設はかなり充実。更衣室やコインロッカー、シャワーも完備されています。ドライヤーの備えがあるのは、女性にはうれしいですね。なお、公共施設のためすべて使用料金がかかります。
駐車場・・・1時間100円、シャワー・・・200円、コインロッカー・・・1回100円、ドライヤー・・・100円
多目的スペースは、体験ダイビングの講習や休憩所として利用。また、タコライスや沖縄そばなどがいただける飲食店もあるので、体力を使う前に沖縄の味を堪能するのもいいかもしれません。
[6]青の洞窟を楽しむための注意事項
昨今、沖縄・青の洞窟の人気はハンパないようで…特に夏季シーズンの混雑は相当なもので、運が悪いと洞窟に入れずツアーが終了してしまうこともあるそうです。
シュノーケリング・体験ダイビングともに催行時間が決まっていますから、海に入るまでに行列ができていて、待ち時間でタイムオーバーしてしまうというわけです。特にダイビングの場合、重たい器材を持って炎天下のなか長い時間を待つことは、身体的に危険です。特に「ビーチから行く」プランを希望する場合は、朝1番の催行ツアーを狙うのが良いでしょう。
夏シーズンは海に入るのにも順番待ちです。。。
いっぽう冬場の真栄田岬は、海況不良でビーチのエントリー場に行く階段が封鎖されてしまうことがあります。安全策をとって、最初からボートを選択するのが賢いかも。
おわりに
以上、沖縄青の洞窟の魅力と楽しみ方をご紹介いたしましたが、いかがでしたか。青の洞窟を訪れるツアーはバリエーションが豊富なので、価格だけにとらわれず、自分好みのツアーを探してみましょう。
魚が気ままに泳ぎまわる神秘的な青の世界は、また行きたくなる魅力がいっぱいです!
☆青の洞窟シュノーケリング体験がついたパッケージツアーはこちらから
☆青の洞窟など、沖縄の現地体験オプション予約はこちらから