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宮古島の注目スポット「パンプキン鍾乳洞」とは~見どころ・ツアー選びのポイント~

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公開日:2024/6/14

※現在、鍾乳洞内の撮影は一切禁止されています。

宮古島との海と言えば、特異な海中地形や巨大珊瑚礁”八重干瀬”が有名ですが、もうひとつ「パンプキン鍾乳洞」をご存知でしょうか?
沖縄の海は広い!けれどもパンプキン鍾乳洞は宮古島唯一無二(?)のスポット。

今回、宮古島のマリンショップ「アクアベース」さんのパンプキンホールツアーで私も初めてパンプキン鍾乳洞に行ってきました。
予想をはるかに上回る迫力は、これはもうツアーというより冒険でした!

<もくじ>
▽パンプキン鍾乳洞とは?~海からしか入れない鍾乳洞~
▽パンプキン鍾乳洞ツアーの見どころ
①.準備と受付
②.シーカヤックで入口を目指す|海の生き物のいっぱい!
③.いざ、パンプキン鍾乳洞内部へ

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提供:AQUA BASE(アクアベース)

宮古島の二大マリンスポット”八重干瀬(やびじ)”と”パンプキン鍾乳洞”を中心に、初心者でも安心して楽しめるマリンアクティビティを提供。
直前、当日予約もOK♪駐車場、温水シャワーなど設備も充実♪公式HPからの予約が一番お得!

パンプキン鍾乳洞とは?~海からしか入れない鍾乳洞~

パンプキン鍾乳洞
パンプキン鍾乳洞とは、宮古島南東・保良にある鍾乳洞のこと。

宮古諸島にはいくつか鍾乳洞が点在していますが、パンプキン鍾乳洞は干潮時にだけ海からエントリーできる非常に珍しい鍾乳洞です。

鍾乳洞に入っていくと、「パンプキン」の由来となった丸みをおびた大きな鍾乳石が姿を現します。
パンプキン鍾乳石の上方にはいくつもの水盤が連なり、鍾乳洞ならではの神秘的な景観も見どころのひとつ。
地層に含まれていた石灰成分が長い年月をかけて溶け出してできたこの地形はまさに地球が生み出した芸術品です。

※2022年に認定された保全協定により、パンプキン鍾乳洞へは協定締結した事業者が催行するツアーに参加しないと行く事ができません。

パンプキン鍾乳洞ツアーの見どころ

パンプキン鍾乳洞はもちろん、パンプキン鍾乳洞前後で乗るシーカヤックや鍾乳洞内のアクティビティもツアー参加の魅力ですので、ここからは体験記をベースにご紹介していきましょう。

①.準備と受付

パンプキン鍾乳洞

私が参加したツアーの集合場所は、、ツアーのスタート地点である保良泉(ボラガー)ビーチ。宮古島の市街地(西里)からは車で約35分ほどです。

ツアーの所要時間は約2時間ですが、スタート時間=干潮日のため早朝から午後まで日によって異なります。私が参加した日の集合時間は13時でした。
パンプキン鍾乳洞
ツアー参加時の服装は、水着+日焼け対策にラッシュガード・日焼け止めが基本。
水着になるのはちょっと避けたい・・・という方は、半そで・短パン(上にラッシュガード)でも参加可能です。
ほかタオル・お水は持参しましょう。
ウェットスーツ(冬季)やマリンシューズのレンタルはツアーに含まれます。
パンプキン鍾乳洞
アクアベースさんのツアーでは、ビーチに近い場所に専用駐車場があり、簡易的ですが更衣室にシャワーもありました。トイレがキレイなのが嬉しい♪
他の会社だとシャワーや更衣室が使えない場合もあったりするようなので、ツアー選びの時は内容・料金に加えてシャワーや更衣室の有無もチェック確認しましょう。

受付で連絡先や体調を申込用紙に記入して、ツアー代金を支払います。
パンプキン鍾乳洞ツアーの料金はひとり9,000円~が相場です。

マリンシューズとライフジャケットを身に付けて、水分補給も出来たらみんなで海へ出発!

②.シーカヤックで入口を目指す|海の生き物のいっぱい!

パンプキン鍾乳洞砂浜からカヤックで海にエントリー。インストラクターさんが丁寧にカヤックの乗り方や漕ぎ方、注意事項を教えてくれます。
私は、全然上手く焦げなかったんですが、インストラクターさんのおかげで上手く岩場を抜けて行くことができました!
パンプキン鍾乳洞 ソフトコーラル
鍾乳洞まで行く途中にも、インストラクターの方がサンゴや海の生き物について丁寧に説明してくれます。
これはウミキノコというサンゴの一種。(ソフトコーラルと呼ばれる種で、感触はやわらかい)
パンプキン鍾乳洞 星の砂
道中(海中?)には、「星の砂」も。

10分ほど漕いでいくと、パンプキン鍾乳洞の入口付近に辿り着きます。
パンプキン鍾乳洞

③.いざ、パンプキン鍾乳洞内部へ

入り口は思っていた以上に小さくてびっくり。
パンプキン鍾乳洞
小さな入り口をくぐるとさっそくシンボルの巨大鍾乳石がお出まし!
水もほんのり青く光っているような・・・。沖縄本島に「青の洞窟」というシュノーケリングスポットがありますが、それともまた違った海の輝き(写真で伝わらないのが残念~!)。
パンプキン鍾乳洞
これだけでも充分見応えがあるのですが、次はこの鍾乳石の上に登っちゃいます。

登る際、上から小さな滝が流れてくるのでちょっと注意。でも、参加者みんなで助け合いながら、ハシゴを使って無事登頂。

鍾乳石のに登ると、さらに広い空間。段々畑のようにいくつもの水盤が重なっています。
これはトラバーチンと言われている石灰質の岩が生み出す地形で「石灰華壇」といいます。
パンプキン鍾乳洞
その奥には湧水の出どころ。
昔、宮古島で水道がなかった頃は、この洞窟の湧水を生活用水として使っていたそうです。
パンプキン鍾乳洞
鍾乳洞には粒子の細かい粘土質の泥「クチャ」があり、お肌に塗ると毛穴の汚れをかき出し肌がすべすべになるそう。

メインイベントは鍾乳石の上からジャンプ!
(もはや残像ですが・・)

今回、参加した人の中には小学4年生のお子さんもいましたが、楽しそうに飛び込んでいました。
なんでもお願い事をしながら飛び込むと、願いが叶うのだとか・・・?!パワースポットでの願掛け、ぜひお試しあれ・・・!

まとめ

私もツアーに参加するに際して、パンプキン鍾乳洞については下調べていたものの、実際は圧倒的な迫力があり、写真では伝わらない神秘めいたものも感じました。
現在も地元の方の信仰の対象として存在し続けるパンプキン鍾乳洞。
この貴重なスポット、宮古島旅行の際にはぜひ体感して欲しいおすすめです。

 

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