バンズ食堂｜おばぁ秘伝のゆし豆腐と宮古島の恵み盛りだくさんの定食

沖縄名物のゆし豆腐。豆乳ににがりを入れて完全に固まる前のやわらかくふわっとした口当たりが特徴で、大豆本来の風味を楽しむことができます。

ゆし豆腐をまだ食べたことがないという人や、今まで食べたことがある人にもおすすめしたいのが、宮古島の「ゆし豆腐と地魚の店バンズ食堂」。
バンズ食堂の目玉はなんといっても宮古島のおばぁこと宮平初枝さん監修のゆし豆腐。昔ながらの製法で宮古島の恵みがギュッと詰まっているのです。

諸事情により2017年8月をもってバンズ食堂は一旦閉店されました。無農薬で栽培された野菜等の通信販売は継続されていますので、ご興味のある方はぜひご利用ください。
→http://bandsfarm.theshop.jp/
以下本文は営業時の内容となります。あらかじめご了承くださいませ。

＜もくじ＞
1．ゆし豆腐をひとりでも多くの方に食べてもらいたい！
2．メニュー数をしぼり、食材にこだわる
 3．バンズファームのハーブティーも提供・販売
 4．アクセス情報

1．ゆし豆腐をひとりでも多くの方に食べてもらいたい！

ゆし豆腐造りの名人　宮平初枝さん

2017年の5月にオープンしたお店。オープンするきっかけとなったのは宮古島のおばぁこと宮平初枝さんが作るゆし豆腐。初枝さんが作るゆし豆腐がなんとも絶品。美味しく作るための秘訣は“火加減”と“にがりを入れるタイミング”。長年の経験があってこそ作れる逸品です。

手作りの絶品ゆし豆腐

以前から宮平家では「ゆし豆腐のお店を作ってみんなに食べてもらいたい」と話ていた所、様々な縁が重なり、バンズ食堂でゆし豆腐を提供するに至りました。
お店は木曜日と金曜日のランチ限定でオープンしています。

2．メニュー数をしぼり、食材にこだわる

バンズ食堂のメニューは2種類のみ。「マグロ漬け丼とゆし豆腐の定食」か「マグロステーキとゆし豆腐の定食」、どちらも￥850です。

マグロステーキとゆし豆腐の定食

マグロ漬け丼とゆし豆腐の定食

この2種類しかないからこそ使用する材料にはこだわっています。
大豆はもちろん国産。ゆし豆腐は出汁を入れて提供されることも多いですが、バンズ食堂のゆし豆腐は、あえて出汁を入れずに優しい味に仕上げています。またマグロは宮古島近海で獲れたものをその日の朝に市場に買い付けに行っています。

宮古島の市場で新鮮な買い付け

定食につく小鉢にもこだわりが。

じつはバンズ食堂は、東京のおしゃれタウン青山に本社を置くオフィスバンズという会社が経営をしており、オフィスバンズでは自然との共生をテーマとした取り組みを宮古島で行っています。というのもこの会社の社長が宮古島出身。バンズは宮古島の方言で“旬”を意味する言葉。できるだけ旬なものをおいしく召し上がって欲しいという思いが込められています。

その取り組みのひとつとして農園をやっており、そこで収穫したハーブや野菜も小鉢として提供されています。
この農園は農薬、化学肥料を使わずに栽培をしており、とても安心安全。
農園ではホーリーバジルやシソ、人参、トマト、大根、へちま、唐辛子など様々なものを栽培。ホーリーバジルはステーキの香り付けに。シソは漬け丼の薬味に。人参はゴーヤと併せてサラダに。などなどその旬な時期に、収穫したものを使って調理しています。