古くからの沖縄方言で焼き物は「やちむん」と呼ばれ、その歴史は1600年ごろから現在にいたります。
沖縄で取れる土の特性上、厚めのぽってりとした質感がやちむんの特徴。自分で作ったものを生活の中で活かせるのは陶芸体験ならではの醍醐味ですよね。
陶芸体験で手作りした作品で沖縄旅行の思い出をお家に持って帰りましょう♪
<もくじ>
1.沖縄で陶芸体験、どんな事ができるかな?
1-1.お皿・カップなど食器づくり
1-1-1.ろくろ
1-1-2.手びねり
1-1-3.仕上げの違い
1-1-4.絵付け体験
1-2.シーサー作り・シーサー絵付け
2.陶芸体験の相場は?
2-1.ろくろ・手びねりの相場
2-2.シーサー作り・シーサー絵付けの相場
2-3.送料
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1.沖縄で陶芸体験、どんな事ができるかな?
1-1.お皿・カップなど食器づくり
自分で作ったものを日常使いできるのが食器のいいところ。湯呑みやマグカップ、お椀、お皿が作れます。
1-1-1.ろくろ
回る円台の上に盛られた土に手をあて、ろくろの回転を利用して土を成形していきます。
沖縄の陶芸体験で使うろくろの多くは電動で、足元のペダルで回転速度を調整します。
微妙な力の入れ具合でみるみる形が変わっていくのがおもしろいですが、反対に思うような形が作れず、ろくろに翻弄されてしまう事も。難易度が少し高めなので、だいたい10歳位から参加可能になります。
1-1-2.手びねり
ひも状にした粘土を積み上げ形をつくり、指や棒などで装飾を加えられます。手・指のタッチがダイレクトに形に反映されるので、ろくろで作る食器に比べると”味のある”仕上がりに。ろくろよりも難易度は低めで、5歳位から楽しめます。
1-1-3.仕上げの違い
釉薬で色味を付けたり模様を入れるなど、陶芸体験をするお店によって作品の仕上がりはさまざま。
カラフルなものを作りたいのに、いざ行ってみたら釉薬を使えない(色味を付けられない)なんて事もありますので、作品の仕上がりに希望がある方は、どんな作品が作れるかを事前に調べておいた方がいいですよ。
1-1-4.絵付け体験
自分で形成はせず、すでに素焼きされた食器に筆で絵や文字を入れる絵付け体験もあります。
1-2.シーサー作り・シーサー絵付け
小さなパーツ作り、接着部分に水をつけて組み合わせていくと、みるみるうちにシーサーが作れちゃう!パーツの大きさやつける場所の微妙な違いで、一人ひとり個性があらわれた顔つきのシーサーのできあがり。
2.陶芸体験の相場は?
2-1.ろくろ・手びねりの相場
大体ひとり¥3,000~¥4,000が平均的な価格。
なかには基本料金に使用した土の重さを追加して料金が決まったり、「〇分以内作り放題」なんて場合もあります。
2-2.シーサー作り・シーサー絵付けの相場
シーサー作りは¥2,500~¥3,000、シーサー絵付けは¥1,500~¥2,000が相場です。
2-3.送料
陶芸体験をしてから、焼き上げてじっさいに作品が手元に届くまでは約1~2か月ほどかかります。沖縄旅行で陶芸体験をした場合、ほとんどの方が自宅まで郵送してもらう必要があります。送料は一か所につき¥1,000~¥1,500程度です。
シーサー作りの中には、20~30分で焼きあがる素焼き仕上げもあり、作ったシーサーをその日のうちに持って帰ることができるコースもあります。
⇒素焼きシーサー作りの詳細はコチラから
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