大度浜海岸(ジョン万ビーチ)は、沖縄本島の最南端「糸満市」にある、「手つかずの海」を楽しめるシュノーケリングスポットです。
那覇から車で30分ほど。満潮時にはサーフィン、干潮時にはイノーでシュノーケリング・磯採集が楽しめます。
海のキレイさは申し分なく、ウミガメが産卵地として訪れるほどの折り紙つきです。
この記事では、そんな大度浜海岸のビーチの様子から、設備、注意点についてお届けします!
1.大度浜海岸・ジョン万ビーチはこんな場所
2.大度浜海岸・ジョン万ビーチのシャワー・レンタル
3.大度浜海岸・ジョン万ビーチの満潮・干潮
4.大度浜海岸・ジョン万ビーチ注意点
もくじをすべて表示
1.大度浜海岸・ジョン万ビーチはこんな場所
大度浜海岸は沖縄戦跡国定公園「大度公園」に隣接するスポット。
人の手が加えられていない「ありのままの海」である大度浜海岸のビーチは、真っ白い砂浜ではあるもののリゾート感はあまりありません。さらに白骨化したサンゴやゴロゴロとした岩が転がっていて歩くのも正直難儀。
けれど、この手つかずだからこその良さが大度浜海岸の最大の魅力。潮が引いた干潮時にわざわざ足を運ぶ人がいるのです。
その人気の秘密が、イノーと呼ばれる特殊な地形。イノーとは、サンゴ礁に囲まれた浅い海(磯地)のこと。
沖からやってくる波の影響を受けにくく、干潮時に姿を現すのは比較的穏やかな浅瀬。泳ぎやすい上に、サンゴ礁やスイスイと泳ぐ魚が拝められることから、シュノーケリングスポットとなっています。
また、潮が引いたときには岩場が姿を現し、磯採集や水たまりに居る小さな小魚の観察を楽しむことも。
満潮時にはサーフィンを楽しめたりと、潮の満ち引きで違った顔を見せてくれるスポットです。
2.大度浜海岸・ジョン万ビーチのシャワー・レンタル
大度浜海岸は天然の海を堪能できるスポットですが、設備も注目ポイント!
手つかずの海岸だと、「設備は整っていない…」なんてことも珍しくありません。一方で、大度浜海岸はありのままの海を楽しめる上に、設備まで充実している「いいとこづくし」。利用者に優しいスポットになっています。
まずはきれいに整備された駐車場!大度浜海岸では無料の駐車場が完備されているため、車で気軽に立ち寄りやすくなっています。
その駐車場に隣接する形で、公衆トイレも。管理されていないビーチだと、トイレが無くって長居できないケースも多いためありがたい。
また、有料(300円)ではありますが海で遊ぶときにあったら嬉しい「シャワー」もあります。建物の老朽化がちょっと気にはなりますが…
他にも、日陰で休憩できる東屋があったりと、海遊びに必要な設備が整っています!
あいにくレンタルショップは近くにありませんので、海遊びの道具は各自持参する必要があります。
それでも駐車場・トイレ・シャワーの基本中の基本設備があるのは嬉しいですね。
3.大度浜海岸・ジョン万ビーチの満潮・干潮
大度浜海岸に行く前には「時間帯」を確認していきましょう。満潮・干潮で、遊び方が大きく変わってきます。
満潮と干潮の時間帯を確認し、「自分がどのように遊びたいか」に合わせて現地へ行くのがオススメです。
満潮と干潮のチェックは「気象庁」のウェブサイトが便利。沖縄県の潮位表を最大で35日間表示できるため、旅のスケジュールと照らし合わせながら確認出来ますよ。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=ZO
4.大度浜海岸・ジョン万ビーチ注意点
大度浜海岸を存分に楽しむために気をつけてほしいのが、「装備」と「安全管理」です。
準備してほしいのが「マリンブーツ」。岩場のエリアがあったりと足元が険しく、裸足はもとよりサンダルでもケガの危険性が。大度浜海岸を満喫するには、マリンブーツの存在が欠かせません。
また、管理されたビーチのように「遊泳区域」が決められているわけでもなく監視員も不在です。過去にはサメが現れた事件もあったそう。クラゲの防止ネットなどもないため、シュノーケルをはじめ海で遊ぶ際には自分自身で安全管理を徹底しましょう。
5.大度浜海岸(ジョン万ビーチ)アクセス
大度浜海岸は那覇空港から車で30分ほど。国道331号線を南下した場所にあります。国道を走らせていると、「大度浜海岸」の案内標識が見えてきます。
案内通り右折して進み、サトウキビに囲まれた道を走らせれば大度浜海岸に到着です!
シュノーケリング初心者でも、チャレンジしやすい大度浜海岸。干潮時には、比較的波が穏やかなので、家族や仲間とシュノーケリングを楽しんだり、磯採取で遊んでみてもいいかも。
とは言っても、自然が相手のスポットなので、安全には気を配くることは忘れずに!
- 住所
- 沖縄県糸満市大度243