縦長の地下洞窟でゴツゴツの岩肌は頭上から垂れるガジュマルの根に覆われ、静かで神秘的な雰囲気。
地上から洞窟内へは細く急な階段を降りて・・・
今回は、伊良部島にある知る人ぞ知るスポット「ヌドクビアブ」をご紹介します!
サトウキビ畑のど真ん中で目印も少なく分かりづらい場所なので、行かれる場合はこの記事をぜひ参考にしてくださいね。
1.ヌドクビアブはこんな場所
2.ヌドクビアブ行き方レポ
3.ヌドクビアブの謂れ・歴史
4.おわりに~ヌドクビアブに行く際の注意点~
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1.ヌドクビアブはこんな場所
真夏でもヌドクビアブ内は不思議なことに涼しい。
ほの暗く静かな岩穴の中は、ゴツゴツとした岩に囲まれ、その岩肌には頭上からたれるガジュマルの根。
その一部に地上へと延びる階段は、少し不思議で神秘的な雰囲気をより一層強めます。
2.ヌドクビアブ行き方レポ
ヌドクビアブは畑の中にあり、当然看板などもありません。
以下ではヌドクビアブへの道順をわかりやすく行き方をレポします♪
行き方は宮古島から向かう場合を想定しています。
2-1.伊良部大橋を渡ったら左
伊良部大橋を渡ったらまず左折です。
2-2.「牧山展望台」の看板のある交差点を右折
車で1分ほど進むと「牧山展望台」と書かれた看板がある交差点がありますので、この交差点を右折してください。
2-3.T字路を左折
看板を曲がってから進むと、途中右手に分かれ道がありますがそれずにそのまま直進したらこのT字路にでます。
T字路を左へ。
2-4.サトウキビ畑に突入&3本目の曲がり角を右折
T字路を曲がってからしばらくするとあたりはサトウキビ畑に。
途中から道路がコンクリートではなくなりガタガタ、雨の後はぬかるんでいるので要注意です。
サトウキビ畑に入ったら3本目の曲がり角を右折です。
2-5.左折&右折でヌドクビアブに到着!
最初の角を左折、そして次の角を右折すると、少し先に木の茂みが。
ヌドクビアブに到着です!
2-6.ヌドクビアブの入り口はここから
ヌドクビアブの入り口前には看板も立っています
石垣と木の間のほそ~い道を下ってヌドクビアブに入っていきます!
3.ヌドクビアブの謂れ・歴史
ヌドクビアブは琉球石灰岩が長い時間をかけて、雨水で溶けてできた縦穴の洞窟。
じつは、宮古島にはこうした洞窟が点在しているんですよ。
ちなみに宮古島の方言で「ヌドクビ」は「喉首」、「アブ」は「縦穴・洞穴」と言う意味だそうです。
戦時中は、防空壕としても使われていて、階段はそのころに作られたそう。
結構深くまで続いていて、中には戦時中に日本軍が釜炊きをした跡などが残っています。
奥にも進んでいけるのですが、かなり暗いので勇気がある方は行ってみてください・・・!
また、意図的に石が積んであるような場所もあります。ここは御嶽である可能性もあるので登ったりしないようにしましょう。
4.おわりに~ヌドクビアブに行く際の注意点~
ヌドクビアブ、いかがだったでしょうか!
マイナーなスポットですが、伊良部大橋から車で5分強と割と立ち寄りやすい場所かと思います。
注意点は、雨の後は地面がぬかるんでいて危ないことと蚊が多い事。
晴れた日に虫よけスプレーを持参するのがオススメです。
観光のついでにぜひ立ち寄って、神聖なパワーをもらいに行きましょう!