創業1972年の老舗「前田食堂」は、沖縄北部のやんばると呼ばれる地域にあります。
人里離れた地域でお食事処もあまり多くないですが、この食堂には平日を問わず多くのお客様が足を運ぶんです。
地元民をはじめ、県外からの観光客を寄せ付けるのにはどんなワケがあるのでしょうか?
今回はそんな「前田食堂」を訪問し、看板メニューの牛肉そばを実食。
お店の雰囲気とともに、その魅力についてご紹介させていただきます。
<目次>
1. ここが有名な沖縄そば屋「前田食堂」
2. 看板メニュー「牛肉そば」を注文
3. ごちそうさまでした-店舗情報-
1. ここが有名な沖縄そば屋「前田食堂」
「前田食堂」は沖縄北部の大宜味村と名護の2ヵ所にお店を構えます。
今回筆者は大宜味村にある本店を訪問しました。
「前田食堂 本店」が位置するのは沖縄最大の道路・国道58号線沿い。
周りに目印となるようなスポットはありませんが、国道に面しデカデカと出た看板が目印!
ナビ上でお店が近くなってきたら、山側を注意して見るようにすれば簡単に見つけられるはずです。お店は水曜定休で11時から17時まで水・木定休で11時~16時までの営業。
筆者はランチタイムピークとなる12時半頃に訪問しましたが、運良く1席空いていたので待たずに座ることができました。
店内は外観からも想像が付く通りで、年季の入った昔ながらの沖縄の食堂という感じ。4人がけのテーブル席が4つと2人がけのテーブル席が2つあるスペースの奥に、4人がけの座敷席が4つある小あがりがあります。
決して広くはありませんが、最大で30人程度は座ることができそうです。
食事の注文はお店に入ってすぐ右側にある食券を購入するスタイル。
メニューは沖縄そばや三味そばをベースに、チャンプルーや牛肉おかずといった定食系メニューまで。そば系は600円からあり、ボリュームやトッピングのバリエーションが豊富です。
ライスやスープのほかてびちやソーキが単品注文でき、プラスアルファするのにも持ってこいですよ。
2. 看板メニュー「牛肉そば」を注文
せっかくなので、看板メニューの牛肉そばを注文。
食券を店員さんに渡してから待つこと約10分、牛肉そばが登場。
さすがお客様がひっきりなしに訪れるお店ということもあり、ほぼ満席状態にも関わらずそこまで待たされたという印象はありません。店員さんも慣れていて手際の良さが伺えます。
もやしと牛肉の炒めたものが大量に乗っています。上から見た段階では麺が見えないほど山盛りです。器からこぼれんばかりのもやしと牛肉で、麺はこのもやしと牛肉を減らしていかないと出会えないスタイル。もやしをかき分けて麺。沖縄そばならではのゆで麺です。
コショウが効いたもやし炒めと濃い目のスープが上手くマッチしています。
もやしのシャキシャキ感も健在で、麺のもちもち食感とのバランスが絶妙。
量が量なので女性やお子様、少食の方が完食するのは難しいかと思います。
牛肉そばは1サイズなので、分け合って食べたり、麺を少なめに注文するのが無難でしょう。
大盛り好きな方でも大満足できるほどのボリュームなので、お腹をペコペコにしてから行かれることをオススメします!
3. ごちそうさまでした-店舗情報
沖縄そばの有名店は開店から麺かスープがなくなり次第営業終了としているところがほとんどなのですが、「前田食堂」も同じ。
空いている時間帯を狙って行っても売り切れとなってしまっている場合も珍しくないので、満席となっていても根気よく待つ方が吉でしょう。
昔ながらの沖縄そばを味わいたい方にも「前田食堂」は必食。
北部へ行かれる際は、ぜひワイルドな牛肉そばを召し上がってみてくださいね。
【店舗情報】 前田食堂 住 所:〒905-1318 沖縄県国頭郡大宜味村津波985 電話番号:0980-44-2025 営業時間:11:00~16:00(売り切れ次第終了) 定 休 日:水・木曜日 駐 車 場:20台 |