伊江島へアクセスする唯一の交通手段と言えばフェリー。
伊江島は美ら海水族館近くにある本部港から「たった30分」の船旅で行けちゃう離島で、ビーチや登山など日帰り観光にピッタリ。
この記事では伊江島フェリーの時刻表・運賃からフェリーの予約方法、車と徒歩での乗船ポイントや、本部港・伊江港の様子についてお届けします!
※現在、来島の際の注意点について伊江村のHPで紹介されていますので、乗船の際は各自ご確認ください。
1.伊江島フェリーの時刻表・運賃
2.伊江島フェリー予約・キャンセル
3.伊江島に行ってきた!
3-1-1.車での乗船
3-1-2.徒歩での乗船
4.伊江島フェリーの船内はこんな感じ
5.本部港の設備
6.伊江港の設備
7.欠航のときは
もくじをすべて表示
1.伊江島フェリーの時刻表・運賃
伊江島行きのフェリーは通常運行だと1日4本の船便が出発しています。
伊江島フェリー時刻表(通常運行)
便 | 本部港発 | 伊江港発 |
1便 | 9:00 | 8:00 |
2便 | 11:00 | 10:00 |
3便 | 15:00 | 13:00 |
4便 | 17:00 | 16:00 |
所要時間は30分。始発・最終で往復する場合、伊江島の滞在時間は約6時間。
夏期・旧盆・年末年始等は特別時刻表になるため、乗船予定日の時刻表はしっかりとチェックしておきましょう。
運賃は片道より往復のチケットが若干お得。日帰り観光の場合は往復チケットの購入がオススメです。
伊江島フェリー運賃
運賃 | 大人 | 小人 |
片道 | ¥730 | ¥370 |
往復 | ¥1,390 | ¥710 |
車両を乗り入れる場合は下記の料金になっています。「車の長さ」で料金が変わるため、事前に車両の長さを測り運賃を想定しておきましょう。
伊江島フェリー車載運賃(車1台+1人分)
車の長さ | 片道運賃 | 往復運賃 |
3m未満 | ¥2,530 | ¥4,810 |
3m以上4m未満 | ¥3,150 | ¥5,990 |
4m以上5m未満 | ¥3,990 | ¥7,590 |
5m以上6m未満 | ¥5,200 | ¥9,880 |
車の長さは、軽自動車やコンパクトカーだと大体3m以上4m未満、セダン・ワゴンは4m以上5m未満が多いですよ。
レンタカーの場合、フェリーの予約時に車種が分からないって場合もありますが、車長が異なる場合は当日受付の際に修正できるのでご安心を。
さらに詳しい時刻表・運賃は伊江村のHPに記載されていますので、ご参照ください。
伊江村HPリンク
https://www.iejima.org/document/2015012100097/
2.伊江島フェリー予約・キャンセル
フェリーは車両を乗り入れる方のみ、ネットもしくは電話にて予約できるようになっています。
※人のみ乗船する場合の予約はできません。
●電話予約
伊江港 0980-49-2255 (事前予約)
本部港 0980-47-3940 (本部発当日予約)
●ネット予約
https://ferryyoyaku.iejima.org/
予約は2ヶ月先まで可能。
直近日程や週末は予約が埋まりやすいので、予定が決まり次第予約するのがオススメ!
乗船の前日16:55までならキャンセルもネットからできます。(それ以降は電話で)
ちなみにhttps://ferryyoyaku.iejima.org/のページ、デバイスもしくはブラウザによって空き状況が見れるor見れない場合があります。私の場合PC/cromeで空き状況は見れましたが、スマホ/safariでは見れませんでした。
料金の支払いは、乗船日当日に港のチケット売り場で。現金・クレジット・電子マネーカード(一部カード未対応)が使えます。
ちなみに、予約をキャンセルする場合でも、キャンセル料は発生しません。
ただ、港の方いわく「キャンセル待ちの人もいたり、ほかに行きたい人もいるから、すぐに連絡してほしいね~!」とのことでした。
3.伊江島に行ってきた!
3-1.伊江島フェリーに乗る
ここからは、伊江島行きのフェリーに乗船したレポートをお届けします!
まずは、チケット売り場がある「本部港旅客待合所」へ。
施設内に入ると右手にチケット売り場がありました。
ここから受付となるのですが、車での乗船と徒歩での乗船は流れが少し違ったので、それぞれに分けてご紹介します!
3-1-1.車での乗船
車両を乗り入れる場合、受付はチケット売り場に向かって右側。こちらで、車検証(車長の確認のため)持参のうえ、予約名を伝えてチケットを購入していきます。
受付の開始は大体出航の1時間前から。さらに車の場合はフェリー出発の30分前にはチケットを購入していないといけません。時間には気を付けましょう。
チケット購入の際、受付の方から「乗船車両待機場の6番から8番の駐車場で乗って待機していて下さい」との案内がありました。
ということで、本部港旅客待合所隣接の待機場所へ向かいます。(この看板を目印にすると分かりやすいです)
駐車場の番号は地面に大きく書かれています。
乗船車両待機場所で車に乗り待っていると、伊江島からのフェリーが到着。
伊江島から乗ってきた人たちと入れ替えのようです。
フェリーへの乗船準備が整ったら、係の方が慣れた手つきで1台ずつ誘導していきます。
このときに乗船券の半券を係の人がもぎるので、準備しておきましょう。
車の場合はバックで乗船&駐車のため少し緊張。船内の奥に詰めていく形になっていて、停車時の車から見た船内の様子はこんな感じ。
これで乗り入れは完了!
往復券の場合は、チケットを無くすといけないので、大切に保管しておくことに。
3-1-2.徒歩での乗船
徒歩での乗船も車両と同じく、本部港旅客待合所内のチケット売り場で受付を行います。
徒歩での乗船の場合、受付はチケット売り場に向かって左側。
チケットを購入して待っていると、出発時間の10分前ぐらいに徒歩での乗船客へ向け「乗船してください」という旨のアナウンスが流れてきました。
チケット売り場に向かって左手にある「伊江島行きフェリー乗り場」の案内がある入り口から、通路に沿ってフェリーへ乗り込んでいきます。
船に乗り込む前に直前でチケットの確認があるので、半券をもぎって乗船という流れです。
車両の往復券と同じく、チケットを無くしてはいけないので、大切に保管しておきましょう!
4.伊江島フェリーの船内はこんな感じ
客席は一般的なシアター型シートからテーブル席、お座敷スペースまで、ひとり旅からグループ・お子様連れまで快適に過ごせます。
甲板にも椅子があるので、天気が良い日には潮風を感じながら到着を待つのもアリですね。
船内にはちょっとした総菜やお菓子、飲み物を購入できる売店もあり「30分の船旅なのに、こんなに設備が充実しているの?」と思ってしまうぐらい十分な環境です。
伊江港到着の10分ほど前に、車両を乗り入れた方へ向け「伊江島に接岸するので運転席で待機をお願いします」という旨のアナウンスが流れます。車を持ち込んだ方は案内があったタイミングで車へ戻りましょう。
徒歩の場合は、伊江島に到着した際アナウンスが流れるので、案内に沿って下船すれば伊江島到着。
5.本部港の設備
伊江島フェリーが発着する本部港までは許田インターから車で約25分。美ら海水族館からは車で20分ほどの距離です。
伊江島フェリー乗り場の斜め向かいに立体の有料駐車場があるので、駐車する方はそちらを活用しましょう。およそ100台駐車可能です。
駐車場の料金は60分100円。24時間最大料金700円とリーズナブル!日帰りでも駐車料金を気にせず利用出来そうです。
待合所の中には、乗船券の販売カウンターや売店があります。
港にATMはありませんが、車で2分ほどの場所にコンビニがあります。
【本部港】 住 所:沖縄県国頭郡本部町字崎本部5232 電 話:0980-47-3940 |
6.伊江港の設備
伊江港には伊江島の物産品を販売する伊江村物産センターや、お食事処があります。
伊江港を出てすぐ目の前にはレンタカー・レンタルバイク・レンタルサイクルのサービスを提供するタマレンタ企画(伊江島唯一のレンタサイクル屋さん)がありますよ。
本部港同様港にATMはありませんが、伊江港から車で2分ほどの距離にコンビニがあります。
【伊江港】 住 所:沖縄県国頭郡伊江村川平 電 話:0980-49-2255 |
7.欠航の時は
悪天候などでやむをえず欠航するケースも。自然を相手にしているため、こればっかりはしょうがない…
欠航の際には伊江村のホームページで案内を行っているので、乗船予定日の天気予報と一緒にそちらのチェックもしておきましょう。
別日で伊江島に行く際は再度予約を取る必要があるため、その点もお忘れなく。
8.おわりに
この記事では伊江島と沖縄本島を繋ぐフェリーについてお届けしました!
たった30分の船旅で、ゆったりとした時間が流れる伊江島へアクセスできるのは魅力的です。
フェリーへの乗船時間にはしっかり気を付けて、時間に余裕を持ち快適な船旅を楽しんでください。