赤瓦と白壁のまるで琉球のシンボル「首里城」のような外観が印象的な「ザ・リッツ・カールトン沖縄」。
館内では至るところで水を用いた空間があしらわれ、至極の南国リゾートを演出。昼と夜では全く異なる顏で、訪れる人をもてなしてくれます。
いるだけで心を豊かにしてくれるホテルは、大切な人との滞在にピッタリと言えるでしょう。
今回はそんなラグジュアリーリゾートを楽しむコツをお教えいたします。
<目次>
1. ザ・リッツ・カールトン沖縄を楽しむ手引き
1-1 「ザ・リッツ・カールトン沖縄」で利用すべきサービス
1-2 どれを選んでも間違いなしのゲストルーム
1-3 周りと違ったステイを楽しむなら
2 身も心も開放されるスパで贅沢体験を
3. 「ザ・リッツ・カールトン沖縄」のレストラン
4. おわりに-基本情報-
1. ザ・リッツ・カールトン沖縄を楽しむ手引き
1-1 「ザ・リッツ・カールトン沖縄」で利用すべきサービス
南国リゾート気分を盛り上げる「琉球アフタヌーンティー」
冒頭でも述べたように、工夫された空間づくりでおもてなしをしてくれる「ザ・リッツ・カールトン沖縄(以下リッツ・カールトン沖縄)」。
せっかくここで滞在するなら、利用していただきたいのがアフタヌーンティーです。
ロビーに併設の「ザ・ロビーラウンジ」で毎日14:00~18:00まで注文可能。
高い天井と木の温もり感じられるインテリアが南国リゾート気分を盛り上げてくれます。
天気の良い日は断然、窓際の席か屋外テラス席がオススメ。
外との境目を感じさせない開放的な窓から見えるこの絶景!広大なグリーンフィールドの向こう側には、名護湾までも見渡せます。
オーシャンビューはよくあるものの、緑と海を同時に臨めるリゾートはなかなかありませんよね。
メニューは伝統的な3段タワーのアフタヌーンティーセット(税込みサ別3,800円)から、軽めにお召し上がりいただけるケーキセットまで(税込みサ別1,900円)。
その中でも特にオススメしたいのが、「琉球アフタヌーンティーセット(税込みサ別3,800円)」。木の重箱で運ばれてくるこちらのセットは、沖縄食材を用いたフィンガーフードの詰め合わせ。
紅芋スコーンやシークワサータルトなどの甘味だけでなく、一口サイズの沖縄そばやタコライスも入っています。
甘いものだけだと途中から飽きてしまうという方も、これなら安心。
沖縄で古くから親しまれている「ブクブク茶」がもれなくついてくるのが嬉しいトコロ。
専用の茶筅(ちゃせん)でたてるもこもこの泡は、炒り米の香ばしさが引き立ってお茶菓子とよく合います。
宿泊者専用スペース「ライブラリー」
沖縄に関する本や写真集、あらゆる世代に受けるコミックまでさまざまな書籍のラインナップ。ドリンクや軽食もこちらで注文可能です。
ライブラリーは屋外プールに隣接。開放的な眺めと、すぐにプールに飛び込んでいける環境がありがたいですね。
思う存分泳いで、疲れたらライブラリーで休んで、リゾート空間を存分に満喫しちゃいましょう。
1-2 どれを選んでも間違いなしのゲストルーム
リッツ・カールトン沖縄のゲストルームは全部で5種類。
敷地の広さに反して97室という間取りからも、南国リゾートの余裕を感じられます。
全客室共通の特典のアメニティは、イギリス王室御用達「アスプレイ」。
ほのかにスパイシーさが加えられた大人のシトラスの香りは、バスルームをリッチな空間に仕立ててくれます。
さりげないことですが、ベーシン(洗面台)が2つあるのも嬉しいトコロ。
一緒にいる時間が長くなる分、少しでもストレスを軽減につなげてくれるのがリッツ・カールトンの心配り。
夕方にはターンダウンサービスが行われ、帰ってきたゲストをくつろぎ空間でお出迎え。さりげなくアメニティも添えられています。
その他にも、屋外プール直結のカバナルーム。全2部屋しかないスイートまで。
どれを選んでも間違いなしのゲストルーム。
ご自身のニーズに合ったお部屋で、快適なステイをお楽しみくださいね。
1-3 周りと違ったステイを楽しむなら
「リッツニック」で楽しむリゾートステイ
文中で紹介させていただいている広大なグリーンフィールドは、県内でも有数のゴルフコース「かねひで喜瀬カントリークラブ」。
時間にシビアなスポーツゴルフだからこそ、1分1秒も無駄にしたくないもの。リゾート滞在中、目と鼻の先でこのコースが体験できるのも人気の秘密です。
そんなリッツ・カールトン沖縄は緑のイメージが強いですが、宿泊者のみが利用できるビーチスペースも備えられています。
そんなビーチステイのお供には、「リッツニック」がオススメ。
籐(トウ)で編まれたバスケットとカラフルなランチョンマットが、お出掛けによく合います。
1人当たり3,000円から6,000円まで3種類のメニューがあり、希望すればシャンパンも付けられますよ。
もちろんビーチのみならず、リッツ・カールトン沖縄自慢のグスクテラスや前述したライブラリーにも持ち込みOK。
思い思いの場所でリゾートステイを楽しんでみてはいかがでしょうか?
年間通して楽しめる館内アクテビティ
季節によって参加できるものの種類は異なりますが、常時20種類以上もそろうアクティビティメニューも魅力的です。
オススメは、年間を通して気候にとらわれず参加できる「琉球ハーバルソープ作り(税サ込み4,000円)」。
月桃や、世界でも沖縄にしか存在しない泥“クチャ”など、沖縄産のオーガニック素材でつくるハーバルソープは、美容効果も高くお土産にもピッタリです。
また館内唯一のバーで行われている「カクテルクラス(税サ込み3,390円)」では、カップルでも楽しめるのが嬉しいトコロ。
プロのバーテンダーがグラスの拭き方から、シェイカーの扱い方まで丁寧に教えてくれます。
自分で作った泡盛カクテルの美味しさはひとしお。落ち着いた雰囲気の中でいただけば、贅沢な気分に浸ることができるでしょう。
2 身も心も開放されるスパで贅沢体験を
リッツ・カールトン沖縄で滞在するなら、一度は体験していただきたい「ザ・リッツ・カールトン スパ by ESPA」。
屋内プールやジムを備えたスパ棟はホテル棟から徒歩約3分の場所に、ひっそりとたたずんでいます。
トリートメントは16歳以上からとなりますが、マタニティメニューや男性専用ゾーンまであるのが嬉しい。
フェイシャルからフルボディまで、種類もさまざまです。
中でも、プライベートトリートメントルーム「フォレスト・スイート」で受けるサービスは格別。
プライベートバスやテラスが完備されたこちらは、同時施術が可能なお部屋。
寛いだあとにはその日の気分や体調に合わせてオイルをチョイスし、約2時間じっくりトリートメントが受けられます。
極上の癒し時間を共有できるのも「フォレスト・スイート」ならではですよ。ここまで本格的なスパとまではいかなくとも、リラックス空間で癒されたい。
そんな方にオススメなのがヒート・エクスペリエンス(温浴施設)です。
大きな浴槽やドライサウナのほか、風化珊瑚タイルを用いた岩盤浴もあり1日3,000円(税込みサ抜き)で利用可能。
女性ゾーンにはきめ細やかな泡が放出されるシルキーバスも備えられ、芯から体を温めてくれます。
全面ガラス窓に覆われた浴室周囲は緑が生い茂り、まるで森林浴をしてるかの気分に。
テラスには椅子もあるので、身体がほてったら外の風にあたりながらスパを楽しむのも良いかもしれません。
出口には、お水とおしぼりが置かれているのもポイント。
更衣室で利用できるESPAのアメニティも客室とは異なるものなので、使い比べてみてはいかがでしょうか。
3. 「ザ・リッツ・カールトン沖縄」のレストラン
ホテルステイの楽しみの一つとしてはずせないのが、食事。
リッツ・カールトン沖縄にはイタリアンレストラン「ちゅらぬうじ」、鉄板焼レストラン「喜瀬」、そしてオールデイダイニング「グスク」の3つのレストランがあります。
メインはイタリアンダイニング「ちゅらぬうじ」。
17時半からのオープンでディナー営業のみとなります。
伝統的なイタリア料理の手法は守りつつも、沖縄食材を織り交ぜたメニューはどれをとっても絶品。
料理そのもののクオリティはさることながら、アートのように盛り付けで目にも嬉しいお料理となっています。
天気の良い日は外のテラス席でもよし、個室もあるので、ご家族での集いにもピッタリです。ぜひ様々なシーンでご活用ください。
特別な日には、鉄板焼レストラン「喜瀬」でディナーはいかがでしょうか。
コースメニューは15,000円のRYUKYU琉球から25,000円のKISE 喜瀬の3種類。
県産の魚介類や黒毛和牛など、高級食材が惜しみなく用いられ、どれを選んでも満足すること間違いナシ。
(※メニューのラインナップは季節ごとに異なるので、公式ホームページよりご確認ください。)
シェフが目の前で調理する様子が見られるほか、食材の説明も併せて楽しみたいところ。食材の由縁を知れば、食事もより一層美味しく感じるはずです。
また特筆すべきはホテル3階ダイニング「グスク」でいただく、朝食ブッフェ。新鮮なフルーツやサラダコーナーを筆頭に、沖縄料理を含んだ和洋メニューがずらり。
中でもパンの種類が豊富で、シークワサー・たんかん・紅芋ジャムなど、沖縄らしいフレーバーのジャムを塗っていただくのがオススメ。
ちなみにホテル内の「ザ・リッツ・カールトンブティック」で販売されているので、ちょっとしたお土産にしても良いかもしれません。
様々な種類のお食事を少しずつ楽しめるのが、ブッフェの醍醐味。ロングステイでも飽きない充実のラインナップをお楽しみください。
4. おわりに-基本情報-
こちらは夜になるとライトアップされる、水を湛えた庭。
サービスのレベルの高さはさることながら、工夫を凝らした空間作りが一線を画しているのではないでしょうか。
回廊をのんびりお散歩したり、テラスから見下ろす景観を眺めるだけでも訪れる人を心豊かな気分にしてくれますよ。
ザ・リッツ・カールトン沖縄だからこそできる、ラグジュアリーサービス。
大切な人とのここぞという際に、ご宿泊されてみてはいかがでしょうか?
施設名:ザ・リッツ・カールトン沖縄 住所:〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1343-1 電話番号:0980-43-5555 総客室数:97室 チェックイン/アウト:15:00/12:00 アクセス:那覇空港から車で約75分 公式HP:http://www.ritzcarltonjapan.com/okinawa/ |