カラフルなタイルが散りばめられ、まるで美術館のような「琉球ガラス村」。
県内に多くある琉球ガラス工房の中でも、ここ「琉球ガラス村」の規模は最大を誇ります。
しかも入場・駐車場は無料で、全ての体験メニューは屋内もしくは屋根付きの工房で行うことが可能。
天気や季節に関係なく楽しめ、観光スケジュールに組み込みやすいのも魅力のひとつではないでしょうか?
今回はそんな「琉球ガラス村」の楽しみ方について、ご紹介します。
〈もくじ〉
1. 琉球ガラス村の楽しみ方
1-1. カラフルな琉球ガラスを利用した壁画が見どころ
1-2. 一番人気!オリジナルグラス作り体験
1-3. グラスだけじゃない!豊富な体験メニュー
1-4. アウトレットショップ「じゃんがらや」
2. お腹が空いたらココへ!福地食堂
3. おわりに-基本情報-
1. 琉球ガラス村の楽しみ方
1-1. カラフルな琉球ガラスを利用した壁画が見どころ
さっそく館内をご紹介、と言いたいところなのですが、その前に目を向けたいのが全部で4つのフォトスポット。
琉球ガラスの見どころは体験メニューのみならず、外観やインテリアにも細かな工夫がされています。
はじめにご紹介するのはこちら。
施設入口付近に位置する琉球ガラス村本館のモザイク壁画。
琉球ガラスを使用したタイルで虹・蝶々・ハイビスカスなど、沖縄の自然が美しく描かれています。
この壁画の中央左側に注目。みなさん、お気付きでしょうか?
なんとガラスのハートが混ざっているんです!
ガラスの質感がとても可愛いく、見つけたら幸せになれそうな気がします。
続いてのフォトスポットは、ガラスショップのエントランスホール天井にあるガラスドーム。外観のみならず、館内にも美しい装飾が施されています。
「伸び行く沖縄の未来」をイメージしたデザインとなっており、なんと板ガラス2,233枚も使っているのだそう。
撮影のコツは天井の真下から撮ること。
天井の迫力をそのまま写真に切り取ることができますよ。
施設内の柱も見逃してはいけません!
1本1本に琉球ガラスや、やちむん(陶器の焼き物)が埋め込まれています。
伝統工芸品同士のコラボということもあり、人気のフォトスポット。
ところどころにシーサーの顔も。
最後は、「琉球ガラス村」仕様の顔ハメ。
天使もありますが、どことなくシュールです(笑)
カラフルな色使いの建物は、見てるだけで何だかウキウキしてきます。
1-2. 一番人気!オリジナルグラス作り体験
「琉球ガラス村」といえば、一番人気のオリジナルグラス作り体験!
体験料金の目安は1,870円~。
作りたいグラスの種類によって体験料金が決まります。赤色は特別な熱処理を加える必要があるため、他の色よりもお値段が高めになっているそうです。
グラスの種類が決まったら工房へ。体験をしながら工房の見学もできますよ。
グラス作りの工程はイラストの1~7の手順となります。
1. 溶けたガラス種の巻取り
2. 金輪で形を整え下玉をつくる
3. 型吹き
4. グラスの底にポンテ棹をつける
5. 飲み口になる部分を吹き棹から切り離す
6. 飲み口の形を整える
7. 徐冷窯で冷ます
体験は所要時間約5分。
実際に行うのは「3.型吹き」と「6.飲み口の形を整える」作業となります。
完成したオリジナルグラスは、ゆっくり時間をかけて冷ますので、体験から3日後に「琉球ガラス村」施設で受け取り、もしくは送料1,000円(全国一律)で郵送での受け取りどちらかを選ぶことができます。
職人さんが一緒に作ってくれるので初めての方も心配ナシ!お友達やカップルでお揃いのオリジナルグラスを作ってみてはいかがでしょうか?
1-3. グラスだけじゃない!豊富な体験メニュー
オリジナルグラス作り以外にも、琉球ガラスを使った豊富な体験メニューがあるのをご存知でしょうか?
好きなガラスパーツとビーズを組み合わせて作れるネックレスやストラップ。
(料金1,650円・所要時間40分~)
ガラスの魚や貝を並べて、自分だけの海を作れるジェルキャンドル。
自分用にもプレゼントにもおススメです。
(料金1,320円・所要時間40分~)
ガラスのかけらや貝を使って飾り付けるフォトフレーム。
(料金1,650円・所要時間40分~)
どの体験も予約不要で随時受付できるのでその日の気分で体験メニューを決めることができます。
小学生以下の小さなお子様も一緒に楽しめる体験メニューもあるので家族で別々の体験をして作品を見せ合う!なんて楽しみ方ができるのも豊富な体験メニューがある「琉球ガラス村」ならではの楽しみ方ではないでしょうか?
1-4. アウトレットショップ「じゃんがらや」
「琉球ガラス村」の多数あるショップの中でも、今回ご紹介したいのは琉球ガラスのアウトレット専門店「じゃんがらや」です。
アウトレット商品として扱われる基準は次の3つ。
「生産中止になった商品」「試作品」「琉球ガラス村の検品基準に満たなかった商品」
アウトレット商品といっても日常使用に際しては不都合のない商品ばかりで、
実際に商品を手にしてもアウトレット商品とはわからないクオリティの商品ばかりです。
商品は品数も色数も豊富。
グラスやお皿、ガラスのオブジェ、季節に合わせたガラス商品等幅広く取り扱っています。
また「じゃんがらや」ではお子様も楽しめるピンポン玉ゲームもあります。1回300円で5球。
ピンポン玉を投げて入った商品が手に入るというゲームです。
ピンポン玉はバウンドしてしまいなかなか難しいとのことなのですが、
300円でグラスが手に入るチャンスはなかなかないので、ぜひ挑戦してみたいゲームです!
2.お腹が空いたらココへ!福地食堂
福地食堂では軽食から沖縄料理の定番沖縄そばやタコライス、
「琉球ガラス村」オリジナルの創作メニューも食べることができます。
1,000円以内で食べられるリーズナブルなメニューを始め、
かき氷ののった沖縄風ぜんざいなどスイーツメニューも充実しているので
小腹が空いたときにも気軽に利用できるのも嬉しいです♪
レストランで使用しているグラスなども琉球ガラスが使われているのでお食事中も「琉球ガラス村」にいることを満喫できます。
3.おわりに
「琉球ガラス村」は今回紹介させていただいた施設の他にも琉球ガラスの歴史を学ぶことができる琉球ガラス美術館などもあり見どころ満載。
沖縄本島の最南部糸満市にあり、アクセスは那覇空港から車で約25分という好立地なんです。
旅行の最終日の時間がない時にも気軽に寄ることだってできますよ。
体験したり、お土産探したり、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
琉球ガラス村施設情報 【住所】〒901-0345 沖縄県糸満市字福地169番地 【営業時間】9:00~18:00 ※工場見学は17:30まで ※レストランは11:00~17:00(ラストオーダー16:00) 【定休日】年中無休 ※台風接近時、風速25m以上の場合は閉店する場合があるので、 電話にて確認が必要となります。 【TEL】098-997-4784 【入場料】無料 【駐車場】無料(普通車60台 バス10台) 電気自動車(EV)用普通充電器(2台) 【HP】http://www.ryukyu-glass.co.jp/ |