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~中年フォトグラファーの島散歩~プラザハウスショッピングセンター編

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公開日:2018/5/29

プラザハウスショッピングセンターハイサイ!那覇市在住、中年フォトグラファーの佐藤です。
今回で連載2回目となりますが、改めて自己紹介を・・・。

生まれは北国東北の盛岡、その盛岡で30年間コツコツと勤め上げ退職。
生活の全てを軽のワンボックスにギュッと詰め込み、身ひとつで沖縄に上陸したのが2016年6月。今年で移住2年目を迎えます。

移住したてのころは、右も左もわからず道に迷ってばかりでしたが、最近ようやく島の地理もわかってきました。

ということで、今回はちょっと足を伸ばして、昭和世代が若いころ憧れたあの頃のアメリカに出逢える街「プラザハウスショッピングセンター」に行ってみましょう!

<目次>
1. 「プラザハウスショッピングセンター」ってこんなトコロ
2. 訪れるべき4つの名店~のんびりウィンドウショッピング~
①写真館「RYCOM ANTHROPOLOGY」
②レストラン「セニョールタコ」
③セレクトショップ「ロージャース」
④お土産屋「Flagship OKINAWA」
3. おわりに

1. 「プラザハウスショッピングセンター」ってこんなトコロ

1954年のアメリカ独立記念日に創業した、「プラザハウスショッピングセンター(以下、プラザハウス)」。

設立当初は沖縄に在住する米軍関係者やその家族しか利用することができず、上流階層の憩いの場としてにぎわいを見せていました。じつはココは、日本で初めてできたショッピングセンターでもあるんですよ。

創業60年を過ぎた今では、地元の方を筆頭に県外からの観光客も足を運ぶ、ちょっぴりツウなスポットになっています。プラザハウスショッピングセンター地上3階建ての建物は吹き抜けが印象的。
外から差し込む日光と随所にあしらわれたトロピカルな木が、南国空間を演出してくれています。

はじめてプラザハウスを訪れたとき、「ハワイ郊外にあるカハラ・モールの空気感と一緒だなぁ」と感じました。

ゆったりと過ぎる時間の感覚や、吹き抜けのモールを吹き渡る風の感覚がシンクロしているんですね。プラザハウスショッピングセンター軒を連ねる約40の店舗は、各国料理のレストランからヨーロッパの衣服を取り扱ったブティックまで、小規模ながらも個性豊かなラインナップ。

クオリティの高い商品を少しずつ集めた「多種少量」のコンセプトが特徴のプラザハウス。
たくさんお買い物をしたいというより、じっくりお気に入りの一品を見つけたい方にオススメしたいスポットです。

2. 訪れるべき名店~のんびりウィンドウショッピング~

ショピングセンターに入ってまず目に飛び込んでくるのは、壁や柱に取り付けられた数々の写真パネルです。

これらは創業当時の風景や人々のスナップ。昭和世代は、コレ見ただけで心が踊りますよね。
プラザハウスショッピングセンターアメリカの外車に群がる地元の小学生。
この写真からも豊かな国の象徴、アメリカに対する憧れが感じられます。

どうやら写真パネルは定期的に入れ替えられるようです。なので、2度3度と訪れても新しい発見がありますよ。プラザハウスショッピングセンターどことなく70年代アメリカの雰囲気が感じられるプラザハウス。
館内には至る所にテーブルとイスが置いてあるので、疲れたらここからゆっくり写真パネルを見てみるのも面白いかもしれません。

①プラザハウスショッピングセンターの歴史が写真で学べる「RYCOM ANTHROPOLOGY」@3F

それでは、最上階の3階からぐるりと回っていきましょう。プラザハウスショッピングセンター3階には、このショッピングセンターの歴史が写真で学べるコーナー「RYCOM ANTHROPOLOGY」があります。プラザハウスショッピングセンター筆者が訪れた時は、「琉米文化写真展Okinawan Children in 50’s-70’s」が開催。
戦後復興の中、学校で勉強する子どもたち、農作業を手伝う子どもの写真などが並び、何だか胸がジーンとしました。
先人の方の苦労があってこそ、今の沖縄があることを忘れてはいけませんね。

写真展の展示内容は時期によって異なるので、気になる方は先にテーマをチェックしてから行かれることをオススメします。

5月20日からはショッピングセンター1階にあった「TUTTLE BOOK」がこちらに移転し、ファッション書籍や美術書、アート誌などの洋書の販売を行っていました。
展示見学を楽しんだ後、お気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょうか。

②リーズナブルで本格的なタコスがいただける「セニョールタコ」@1F
1階まで降りると、入り口右側に本格的なタコスがいただけるタコス専門店「セニョールタコ」があります。プラザハウスショッピングセンターここのタコスはプラザハウスの名物的存在!
地元の方々から愛されている老舗で、いちど食べると癖になりますよ。

一番人気は1つわずか200円でいただけるタコス。
生地はカリッカリに揚げられたシェルで、具沢山。噛みしめる度にタコスミートの味わいが広がります。休日はビールも併せて注文して楽しむのもキチ。

個人的には、オニオンリング(600円)もオススメです。

③創業当時からある「ロージャース」@1F
創業当時からある「ロージャース」も、プラザハウスのはずせない名所。
店内は正にアメリカン!な雰囲気で、アメリカの老舗デパート「メイシーズ」を思い起こさせます。プラザハウスショッピングセンター

取り扱う商品は、イタリア・スペイン・ポルトガルなど、ヨーロッパ各国からセンスの光るブティックがずらり。
少し手の届きにくいお値段ですが、少し覗いてみるだけでも贅沢な気分に浸ることができますよ。プラザハウスショッピングセンターショッピングセンター内には創業当時のロージャーズ店内の写真が必ずどこかに展示されています。訪れたら見つけてくださいね。

④その他沖縄らしいお土産が手に入る「Flagship OKINAWA」
1階駐車場側の「ロージャース・アリーナ」店内を進んでいくと、奥に「Flagship OKINAWA」の入り口があります。プラザハウスショッピングセンターこの「Flagship OKINAWA」では、沖縄の伝統的な民芸品などを展示販売しています。
展示販売と言われてるだけのことはあり、どれも見た目に美しいものばかり。

ここでしか手に入らない商品もあるので、お店の人の尋ねてみてくださいね。プラザハウスショッピングセンター

店内をぶらりと散策していると、ふと目が止まりました。
おおー!これは・・・。プラザハウスショッピングセンターわたし佐藤のふるさと岩手の醤油です。防腐剤、添加物等一切使用していない生醤油は、地元でも有名。
ここ沖縄で出会うとは、なんだかご縁のようなものを感じてしまいます。

3 おわりに-基本情報-

プラザハウスショッピングセンター【館内花壇に植わっていたアンスリウム】

沖縄を巡る旅のスタイルは様々。人それぞれです。

沖縄らしい食べものを探すのもよし。
沖縄の文化や歴史に触れるのもよし。

「プラザハウスショッピングセンター」では、そのどちらも愉しんでいただけるハズです。

筆者:EIICHI


【店舗情報】
PLAZA HOUSE Shopping Center
住  所:〒904-0023 沖縄県沖縄市久保田3-1-12
電話番号:098-932-4480
営業時間:10:00~20:00(※各ショップの営業時間をご確認下さい)
定 休 日:不定休
駐 車 場:あり
ホームページ:http://plazahouse.net/

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