1956年創業"沖縄で最初のタコスのお店"「チャーリー多幸寿本店」

沖縄市・コザの中心、パークアベニュー通りにある「チャーリー多幸寿（チャーリータコス）」は、1956年創業の老舗タコス店。アメリカ統治時代から続く“元祖沖縄タコス”として知られ、連日地元の人や観光客でにぎわっています。
トルティーヤからすべて手作りのタコスは、どこか懐かしく、ほっとする味わい。観光で訪れる人も、昔ながらのコザの空気を感じながら、この一皿で沖縄の歴史に触れることができます。
今回は、そんなチャーリー多幸寿本店を訪問。お店の雰囲気や味、そして実際に食べてみて感じた魅力を、写真とともに紹介していきます。

＜もくじ＞
・チャーリー多幸寿本店のメニュー
・いざ実食！定番タコス3Pセットをいただく
・味わい深いレトロな店内
・営業案内・駐車場

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チャーリー多幸寿本店のメニュー

▲2025年10月時のメニュー表▲

タコスを食べようと決めて訪れたものの、メニューを見るとその豊富さに思わず迷ってしまいました。定番のタコスやタコライスはもちろん、アンチラーダやリゾット、ハンバーガー、パスタまで並び、まるで洋食屋さんのような多彩なラインナップです。
タコスとタコライスを組み合わせたセットメニューもあり、タコスの数やサイズを自由に選べるのがうれしいポイント。ひとりランチにも、みんなでシェアする食事にもぴったりです。

▲2025年10月時のメニュー表▲

さらにうれしいのが、ビールをはじめ、ドリンクメニューが豊富なこと。コーラやオレンジジュース、スムージーにコーヒーまでそろっていて、タコスとの相性も抜群。昼下がりに冷えたビールで一息ついたり、コーヒーでほっとひと休みしたり、好みに合わせて楽しめます。

いざ実食！定番タコス3Pセットをいただく

まずはレジで注文し、そのあとに席を取ります。先に席を確保することはできないのでご注意ください。

今回注文したのは、チャーリー多幸寿の人気メニュー「タコス3P・ドリンクセット（1190円）」。タコスの味は、ビーフ、チキン、ツナの中から好きなものを選べます。
せっかくなので、今回は３つの味を試してみる事に。チキンとツナをタコスの具として食べるのは初めてなのでドキドキ。

チキンは、ビーフよりもさっぱりしているのに、食べ応えはしっかり。満腹感も得られるので、食べていて心地よい満足感があります。ツナも、想像以上にフレッシュな味わいで、タコスとの相性が抜群でした。
ビーフは定番の安定感。ジューシーな肉の旨味が口いっぱいに広がり、やっぱり王道の美味しさです。3種類を食べ比べることで、それぞれの個性が際立ち、最後まで飽きることなく楽しめました。

こちらはタコス2Pとポテト、ドリンク付きのセット（1190円）。ポテトは細いタイプとホクホクの分厚いタイプが両方入っていて、食感の違いが楽しく、ちょっとした遊び心を感じました。ドリンク付きでお得感もあり、セットメニューはひとりでもシェアでも楽しめるのがうれしいポイントです。

味わい深いレトロな店内

店内はどこか懐かしい空気が漂い、アメリカ統治時代の名残を感じさせる独特の雰囲気。

壁には少し色あせたポスターや昔ながらの装飾が並び、昭和の喫茶店や街角の食堂を思わせる趣があります。訪問したのが10月とだけあって、ところどころにハロウィンの装飾が施されていました。

特に目を引くのは、壁一面に飾られた有名人のサインの数々。歴代の常連や訪れた著名人たちの筆跡が、店の歴史と人々に愛されてきた証を物語っています。

レジ横には子ども用の皿やお水などが用意されていました。子供連れでも気軽に訪れやすく、細やかな配慮が感じられます。

どこか懐かしく、味わい深い空間。壁に並ぶ著名人のサインを眺めながら、出来立てのタコスを頬張る時間は、昭和の街角にタイムスリップしたかのような贅沢なひとときです。

営業案内・駐車場

チャーリー多幸寿には専用の駐車場はありませんが、周辺にはコインパーキングが多数あります。
・コリンザ駐車場(1時間無料)
・市民駐車場(10:00～22:00無料)
・共同駐車場　最初の60分200円、以降60分ごとに100円（割引チケット提示で1時間無料）

商店街の「共同駐車場」を利用する場合は、駐車券を持参して注文時に提示すると1時間の無料サービスが受けられます。
また、店舗から徒歩約3分の場所には、無料で利用できる「沖縄市中央公共駐車場」もあります。多少歩くのが気にならない方はこちらを利用するのもおすすめです。

営業時間は11時〜18時（ラストオーダーは15時30分）。定休日は木曜日ですが、当面の間は水曜日もお休みだそうです。Instagramに月毎の定休日が掲載されているので、確認してから行くことをおすすめします。