会社を辞めて家を捨て、沖縄プチ移住生活をしているNOMADOKAです。
那覇・安里からスタートし、宜野湾での生活を経て、やってきたのは「コザ」。
この記事では、コザに滞在して感じた魅力やグルメ情報を、移住者目線で紹介します!
1.コザを選んだ理由
2.異国情緒と沖縄らしさの両方が残る、不思議な街並み
3.高台のリッチな家に、お得価格で滞在!
4.生活していて困ったこと:急な坂道がたくさん
5.コザでの暮らし
5-1.ワクワクする街並みを眺めながらお散歩
5-2.仕事は?不安と戦って気づいたもの
6.必需品:車(レンタカー)
7.追加購入品:ユニクロのエアリズムパーカー
8.おわりに
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1.コザを選んだ理由
私がコザに惹かれたのは、ネットで「コザはディープな街」と書かれていたことがきっかけです。
また、那覇から北上するにあたり、中間地点として「沖縄市は外せない!」ということから、滞在を決意しました。
2.異国情緒と沖縄らしさの両方が残る、不思議な街並み
コザは、沖縄本島中部にある沖縄市のなかでも、中心部にあたるエリアを指します。
もともとコザという地名があって、合併をきっかけに沖縄市になりましたが、現在でもコザという愛称が親しまれているそうです。
コザの特徴は、異国感のある街並みと、沖縄の古い街並みが混ざっているところ。
定食屋さんと並んでアメリカンなカフェがあったり、商店街の中に綺麗でモダンなホステルがあったりと、昔ながらの沖縄とアメリカが合体しています。
日本にいるのに海外のローカルエリアにいるような、不思議な感覚。ワクワクが止まりません!
3.高台のリッチな家に、お得価格で滞在!
今回滞在したのは、コザ十字路にほど近い、高台の家。
Agodaで予約をして、15泊で38,000円でした。
部屋がたくさんあって、リビングがとっても広くて、お風呂も2つ。寝室は2部屋ありました。
「お金持ちになったみたい!」と、はしゃいでしまうほど!
洗濯機と乾燥機もついていたので、洗濯もらくちん。
ファミリー二世帯で泊まれるであろう外国風のコンドミニアムで、優雅な生活を送りました。
以前のように、賃貸でひとり暮らしをしていたら、とてもじゃないけれど契約できない家です。
借り住まい生活はいろんなところに住めて嬉しいなあと、しみじみ感じた瞬間でした。
4.生活していて困ったこと:急な坂道がたくさん
滞在先が斜面が急な長い坂道の途中に位置していたということもあり、コンビニへ行くにしてもちょっとした登山をしている感覚でした。
お散歩へ行くと、最初は楽しくてどんどん歩き進めてしまうのですが、中盤から疲労が襲ってきて、帰るときはヘトヘト…なんてことも。
食材や飲み物などの買い出しに行くなら、車がないと生活が難しいエリアでした。
また、コザの飲食店が集まる中心街へは、徒歩で30分。坂道なので、ゆっくり歩くと40分はかかる距離です。
夜のコザも堪能したかったのですが、帰り道が不安ということもあり断念しました。
5.コザでの暮らし
コザで暮らす中で、どのような日常を過ごしていたのか、仕事面とあわせて紹介します。
沖縄市ならではのグルメ情報もあるので、ぜひご覧ください!
5-1.ワクワクする街並みを眺めながらお散歩
毎日、滞在先の周辺をお散歩していました。
「コザ十字路」でカラフルな壁画を見て、銀天街というアーケードをうろうろ。壁一面に沖縄の歴史が描かれていて、まるで絵巻のよう。
「中央パークアベニュー」には、チャーリー多幸寿の本店があります。国際通りで見かけたタコス屋さんですが、本店に出会えたことがとても嬉しかったです。
かつて沖縄そば王の座についた、根夢(ごん)へ、ランチに行く日も。
夜は徒歩圏内の老舗居酒屋さんで、乾杯。店主さんや常連さんから、沖縄市のローカル情報を教えてもらいながら、楽しい時間を過ごすことができました。
沖縄市は街も充実していますが、自然もたくさんあります。
鳥のさえずりが聞こえたり、道でバナナの木を見つけたり。
休日には足をのばして、ローカルビーチ探しの旅もしました。
コザは、ただ歩くだけでも立派な観光になる上、グルメも満喫できる街でした。
5-2.仕事は?不安と戦って気づいたもの
会社を辞めて得たものは、圧倒的な「自由」。
毎朝体を引きずる思いで出社するストレスがありませんし、自分のペースで何事も進められます。
そのかわりに「不安」が、頻繁に襲ってくるようになりました。
特に不安になるのが、月末に請求書を発行したとき。「この仕事、来月も続くかな。いきなり切られたりするかな」という心配があります。
ふと、「仕事がなくなっちゃったらどうしよう」と尋常じゃない不安にかられるときもあって、自分でもビックリするくらい落ち込むんです。
少しでも安心したいがために、新規の案件を探して、応募しまくることもありました。
ただ、不安から生まれる即時的な行動によって得るご縁は、一時的なものが多くて。
そうしたときに救われるのが、一度コミットして関係値を築けた人。
突然、「この案件、ぜひお願いしたい」と、以前お仕事させていただいたクライアントさんから再度依頼がきたりします。
大切なのは、「焦らないことと、がっつかないこと」です。
自分にとって必要なことを冷静に見極めて、目の前のことをひとつずつ丁寧に向き合っていけば、結果的な安心につながることを改めて感じました。
6.必需品:車(レンタカー)
コザ滞在で、必須のアイテムは「車」です。
滞在前、地図で家の場所をチェックしている際、「スーパーまで片道徒歩20分程度だし、歩いて行けるでしょ」なんて思っていました。
ところが実際住んでみると、急な坂がたくさん!荷物を抱えて歩くのは、かなり困難です。
そこで、すでに借りていたレンタカーを、1ヶ月更新。料金は、免責保険込みで26,000円でした。保険込みで3万円を切るのは、かなりお得価格です。
もし、レンタカーは借りたくない・飲み歩きたいな、という人は、飲食店が密集しているコザ中心街付近であれば、車なしでもじゅうぶん生活できるでしょう。
ただ、観光やローカルさを思いっきり満喫したいという人は、レンタカーを借りることをおすすめします。
7.追加購入品:ユニクロのエアリズムパーカー
私は、無印良品の19Lのリュックに荷物をおさめて、放浪生活をしています。
そのため、荷物ひとつひとつを厳選しなくてはなりません。
なかでも衣類は、「軽さ・乾きやすさ」がとても重要です。
ある日、ユニクロのエアリズム製品でパーカーがあるという情報を入手。
ワンピースとしても着たいという思いもあり、膝近くまで長さが出る3XLのサイズが欲しくて。
ただ、コザ周辺にはユニクロがないことに加え、大きなサイズはオンライン限定でした。
そこで困ったのが、ネット注文での配達。
「沖縄は離島、もしかしたら配達に時間がかかるかも」と、心配になりました。
宿泊日程は決まっているので、滞在期間中に荷物の受け取りを済ませなくてはなりません。
そこで活躍したのが、コンビニ受け取りのサービス。一週間程度で受け取りを済ませることができました。
コンビニ受け取りにしておけば、仮に配達に遅れが出たとしても、車で取りに行くことができます。
当たり前のように利用していたネット注文ですが、借り住まいをしていると以前ほど気軽に通販できないものだなと気づきました。
8.まとめ
コザでの生活は、仕事もプライベートも充実そのもの。
街並みを眺めるだけでも楽しいですし、ご当地グルメもたくさんあります。
那覇から始まり、じわじわと沖縄中部の沖縄市まで進出し、どんどん沖縄の魅力に魅せられています。
同時に、「もっと北上したい」という思いが強くなりました。
思いっきり泳ぎたいなあ。そうだ、ジンベイザメがいるあの場所なら…。次回もお楽しみに!
NOMADOKAさんのプチ移住シリーズ
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