沖縄の桜は本州と異なるということをご存知ですか?濃いピンク色の花びらが特徴の沖縄の桜は、毎年1月中旬頃から開花します。ということで、一足先に春が訪れる、沖縄の桜情報を大公開します!
もくじ
1. そもそも沖縄の桜は「ソメイヨシノ」じゃない?
2. 2023年沖縄北部の桜まつり
3. 2023年沖縄南部の桜まつり
4.桜と同時期に開催される沖縄のイベント
1. そもそも沖縄の桜は「ソメイヨシノ」じゃない?
沖縄で見られる桜は、みなさん見覚えのある、薄いピンク色の花びらがひらひらと舞う「ソメイヨシノ」ではありません。濃いピンク色をした、釣鐘状に咲くその桜の名前は「緋寒桜(寒緋桜)」といい、沖縄の青空に良く映えます。
1月下旬頃になると、沖縄の北部「やんばる」と呼ばれるエリアでは早くも桜が開花し始めます。桜の開花にはある程度の寒さが必要なので、南部からではなく沖縄の北部から、桜前線は南部へと南下していくことになります。
日本で一番早く桜の見られるのは、沖縄の北部なんですね!
2. 2023年沖縄北部の桜まつり
・第45回もとぶ八重岳桜まつり
「日本一早咲き」とうたわれる八重岳の桜まつりは、約七千本もの緋寒桜が入り口から山頂へと続きます。週末にはヒーローショーなどのイベントも行われ、多くの花見客で賑わいます。
期間:2023/1/21(土)~2/5(日)
場所:八重岳桜の森公園
入場:無料
駐車場:あり
※1/21・22イベント
・第16回今帰仁グスク桜まつり
世界遺産にも登録されている今帰仁城跡にて開催される桜まつりは、夜にライトアップされる桜とお城のコラボレーションがとても幻想的な雰囲気。
ライトアップは18:00~21:00(最終入場20:30)。
期間:2023/1/21(土)・1/29(日)
場所:今帰仁城跡
入場:大人600円、小・中・高校生450円、幼稚園以下無料
※団体割引あり(10人以上)
駐車場:あり
・第61回名護さくら祭り
名護城跡に咲き誇る桜と、その展望台から見下ろす眺めが最高の眺望。その広大な敷地は沖縄有数のお花見スポットです。
期間:2023/1/28(土)・1/29(日)
場所:名護城周辺・名護十字路及びさくら公園・名護漁港構内
入場:無料
駐車場:あり
3.2023年沖縄南部の桜まつり
・やえせ桜まつり
南部で有名なやえせ桜まつりは、毎年多くの人が町内外から訪れます。園内に植えられた約500本の桜を見ながら、階段を登り切った先からは、沖縄南部の夜景が一望できます。
期間:2023/1/20(金)~2/5(日)
点灯時間:18:00~20:00
場所:八重瀬公園
入場:無料
駐車場:あり
・なはさくらまつり
平和通りや国際通りからも近く、アクセス良好な与儀公園にて行われる桜まつりです。同時に花木市も開催され、即売会や苗木のプレゼントなどが行われます。
期間:2023/2/18(水)・2/19(日)
場所:那覇市与儀公園
入場:無料
駐車場:なし
4.桜と同時期に開催される沖縄のイベント
・久米島のんびりウォーク※2020年度内容
久米島内を巡る3つのコースから、自分に合ったコースを選んで参加する「久米島のんびりウォーク」。寒緋桜に加えて、久米島固有の椿である「久米紅」を見ることができます。島を取り囲む美しい海と、久米島の自然にたっぷりふれあえるイベントです。
2023年度は中止。以下は2020年度会期
期間:1/19(土)・1/20(日)
場所:久米島各所
参加費:公式HPよりご確認ください
駐車場:久米島へのアクセスは主に船
・沖縄国際洋蘭博覧会
国内最大規模の洋蘭コンテストとして名高い沖縄の国際洋蘭博覧会は、毎年2月上旬に開催されます。約1万もの洋蘭が出品され、最優秀賞には内閣総理大臣賞の授与も。
ちょうど本部八重岳桜まつりと時期が重なっているので、両方一緒に楽しむことができます。桜をじゅうぶん堪能したら、今度は洋蘭の美しさを味わってみるのはいかがでしょうか。
2021年は新型コロナウィルス感染拡大抑止のため1年順延、次回開催は2022年11月12日(土)~20日(日)、2023年2月には開催されませんでした。
期間:11/12(土)~11/20(日) ※例年2月ですが変更になる可能性があります。
場所:海洋博公園内・熱帯ドリームセンター
入場:大人:760円 小中学生:無料
駐車場:あり
以上、本州より一足早く桜を楽しむための沖縄での桜まつりとイベントをご紹介しました。ひらひらと舞うソメイヨシノの花びらを眺めながらのお花見も毎年恒例となっていますが、今年は気分を変えて沖縄の桜を堪能してみてはいかがでしょうか?