第43回エイサーフェスティバルIN北谷が2024年8月11日(日)17:00(開場16:00)より、桑江総合運動場にて開催されます。
沖縄の夏の風物詩のエイサーが間近で見られるチャンス。
唄に演奏、踊りと伝統芸能でもあるエイサーは、地域ごと有志からなる青年会が伝承の場となっています。
「エイサーフェスティバルIN北谷」の主催である北谷町青年連合会会長の宮城さんにイベントに向けての思いを伺ってきました。
北谷町のエイサー見どころ
第43回エイサーフェスティバルIN北谷では、北谷町内4団体に加え、近隣地域の青年会の友情出演もあり、子どもエイサーを含めると8つのプログラムが予定されています。
エイサーフェスティバルでは1団体につき10前後の演目が披露されますが、「安里屋ユンタ」や「てぃんさぐぬ花」など、おなじみの沖縄民謡のほか、北谷町の栄口青年会「栄口節」、謝苅青年会の「北谷村」など青年会ごとオリジナルの曲にも注目です。
青年会とエイサーフェスティバルの活動について
宮城さんが所属する栄口青年会では、毎年5月頃から8月末頃(旧盆は8~9月中で毎年日にちが変動します)まで、月曜日から土曜日の20時~22時に練習を行っています。
練習は部分練習と通し練習の繰り返し。
青年会には高校生から加入可能で、30歳前後になると指導役になり技術を伝えていきます。
北谷町内にはかつて9つの青年会があったそうですが年々減り、自ずとエイサーの担い手も減少傾向にあります。また現在は栄口青年会と謝苅青年会それぞれ60~70人ほどメンバーがいるそうですが、コロナなどもあり一時は20人にまで減った時期もあったそう。
エイサーは、旧盆に地区内で演舞するほか、沖縄県内外のイベントに参加する事もあり、シーズン中は多忙を極めます。
エイサーが好きで青年会に所属しても、連日続く練習など負担が大きく辞めてしまうケースも珍しく無く、「文化を伝承するために、見てもらう人にも、演舞する人にも、みんながエイサーを楽しめる環境づくりに一番気を使っている。またエイサーの楽しさを沖縄の外にも広めて行きたい。」と宮城さんは語ってくれました。
第43回エイサーフェスティバルIN北谷 詳細
第43回エイサーフェスティバルIN北谷は桑江総合運動場で開催され、北谷町商工会議所と旧北谷町消防跡地が駐車場として一般開放されます。
駐車スペースには限りがあるため、できるだけ公共交通(バス)やタクシー等で行った方がスムーズです。
会場周辺での違法駐車はお控えください。
16:00開場、17:00スタート、当日はキッチンカーや出店も出店予定。
最後はエイサーフェスティバルの定番、観客も一緒に参加できるカチャーシーが予定されています。
体の芯まで響く太鼓に、沖縄のお祭りらしい三線の音色。
沖縄でも指折りの規模を誇るエイサーのお祭り、ぜひこの機会に北谷を訪れてみてください。
- 住所
- 沖縄県中頭郡北谷町桑江字440(桑江総合運動場)
- 備考
- 2024年8月11日(日)17:00~(開場16:00)
北谷町商工会議所と旧北谷町消防跡地が駐車場として一般開放されます。※会場周辺の路上駐車禁止にご協力ください