海のスポーツを代表するサーフィン。きれいな沖縄の海でぜひ挑戦してみたいですよね。
ただ、沖縄でサーフィンをするとなると地形や潮・風のコンディションなど事前情報がものをいう!今回は沖縄県内のサーフポイントからサーフィンスクールの比較、また海のコンディションに関するお役立ちサイトをご紹介させていただきます。
<もくじ>
1.沖縄の海 概要
1-1.沖縄の海はサンゴの海
1-2.沖縄の著名なサーフポイント
2.サーフィン初心者はサーフィンスクールに参加しよう
3.沖縄サーフィンに役立つ情報サイト
おわりに
1.沖縄の海 概要
1-1.沖縄の海はサンゴの海
沖縄でサーフィンをするうえで、四方をサンゴに囲まれているという事は無視のできない重要な要素。
岩がちなサンゴやサンゴ性の岩石は波による形の変化が生じにくいため、そこに季節ごとに吹く風の要素も加わって、場所と波の特徴が強く結びついています。
また、海底がサンゴであるため、サーフィンを楽しめる時間は満潮前後の4時間のみ。
潮が引いているときにかたい岩と接触してあわや大出血なんてことも。サンゴ性の岩を見れば一目瞭然ですが、うっかり足を滑らせるとザックリ足の裏が切れてしまうようなゴツゴツした角の多い表面です。
ゆえに、サーフィンをするときはマリンブーツが必須です。
季節に関係なく楽しめるサーフィンですが、沖縄でサーフィンをするってじつは場所も時間も超限定的。
事前の情報収集が要になるんですね。
1-2.沖縄のサーフポイント
先に述べたように地形や風などの制限要素が多いため、旬のポイントにサーファーが集中する傾向もあります。
季節ごとの人気サーフポイントをまとめました!
1-2-1.年中シーズンのサーフポイント
【スーサイド】山城海岸 沖縄県糸満市米須
那覇空港から車で30分、沖縄の南端にあります。
1-2-3.冬がシーズンのサーフポイント
【安波】国頭村安波
那覇空港から車で約2時間30分。自然ゆたかなやんばるにあります。
【真栄田】真栄田岬 沖縄県国頭郡恩納村真栄田
那覇空港から車で約1時間30分。あの青の洞窟で有名な真栄田岬はサーフポイントでもあるのです。
【砂辺】宮城海岸 沖縄県中頭郡北谷町砂辺
那覇空港から車で約50分。南北に複数のポイントが並び、沿岸部はカフェが点在するタウンビーチ。
(北から南順)
1-2-3.夏がシーズンのサーフポイント
【伊計島】沖縄県うるま市与那城伊計
那覇空港から車で1時間30分。離島ならではの素朴なビーチが人気ですが、波は裏腹に玄人向け。
2.サーフィン初心者はスクールに参加しよう
海底の地形、波の特徴を複合的に判断して、その日のベストスポットに行くなんて素人には正直難しい。
ましてや装備諸々も考慮すると、(よっぽどこだわりがある場合は別として)現地ショップを利用するのがベター。
マリンアクティビティが盛んな沖縄であれば初心者向けのサーフィンスクールをしているお店も多いので、沖縄旅行をきっかけにサーフィンデビューしてみませんか?!
意を決してサーフィンスクール参加を決めたら、比較のポイントは<値段>・<レベル>・<送迎>・<付随施設>
値段と送迎の有無は分かりやすく比較できます。レベルに関しては、ほとんどはまったくの初心者向けのスクールが多いですが、中には数回はサーフィンをしたことがある人向けのコースもあります。
付随施設に関しては主にはシャワー。温水か否か、オプション料金が必要なシャワー(数百円程度)を利用するのかです。
ちなみにサーフィン後のシャワーでは、シャンプーなど洗剤が使えない場合もありますので、<ホテルに近い>もしくは<ホテルのマリンアクティビティ>で選ぶなんて決め方もあります。
関連記事:これを読めば沖縄の海を120%満喫できる!マリンスポーツAtoZ
<サーフィンスクール3選>
【安い!】初心者にもおすすめ!サーフィンスクール♪
主催 マリンショップ よんな~海
おひとり様¥5,000
料金に含まれるもの サーフボード、ウエットスーツ、保険料
所要時間 3時間
現地集合(集合場所は海の状況によって異なります。)
【アドバンス初心者】真剣勝負!サーフィンスクール「ザ・入門」(数回サーフィンがしたことがある方向け)
主催 シーナサーフ
おひとり様¥9,720
料金に含まれるもの サーフボード、ウエットスーツ、保険料
所要時間 3時間
ショップ集合(恩納村)
【年齢制限無し】水遊びができる子ならOK親子でサーフィンデビューも可能です!
主催 サーフサイドサービス ハイサイ
おひとり様¥9,800
料金に含まれるもの サーフボード、ウエットスーツ、保険料
所要時間 2時間30分
無料送迎あり(那覇~一部恩納村)・温水シャワー完備
3.沖縄サーフィンに役立つ情報サイト
スクールに参加せずともOKという方には、沖縄サーフィンのお役立ち情報を配信してくれているサイトをご紹介します!
気象庁 潮位表
http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=ZO
「満潮前後4時間」しかサーフィンができませんので、潮位はマストチェック!
OSA(沖縄サーフライダー連盟)
http://osa1.ti-da.net/
安全にサーフィンが楽しめるよう、海の保全や周辺地域との折衝を代表して行ってくださっています。
ポイント周辺の駐車や周辺の工事等の取り決めなどがあるので、事前にご確認を。
もしくはOSAに加盟しているショップを利用するのもいいですね。餅は餅屋、沖縄サーフィンはOSA。
沖縄サーフガイド
http://okinawa-surf.com/archives/category/wave
サーフィンをはじめ、シュノーケリング等のガイドを行っている「沖縄サーフガイド」ブログ。多角的に海の状況(ほぼ実況)を配信してくれています。
YES SURF
http://www.yessurfokinawa.com/blog/wave/
こちらもサーフィンショップ「YES SURF」のブログ。海の状況と潮位の時間を更新してくれています。
おわりに
新しい体験をしてちょっと経験値あげられるって、旅の醍醐味でもありますよね。
ボードやウェットスーツなどの器材のほか、情報・スキルなどの専門的な知識が必要なサーフィン。日常では、なかなかはじめるきっかけが無いスポーツですが、沖縄旅行で挑戦してみてはいかがでしょうか。