沖縄県久米島町に位置する「久米島ウミガメ館」は、ウミガメについて学び、その魅力を体感できる貴重な施設です。久米島はアカウミガメをはじめ、多くのウミガメが産卵に訪れることで知られています。久米島ウミガメ館を訪れることで、ウミガメの生態や保護活動について、さまざまな角度から知ることができますよ。
久米島ウミガメ館の見どころ!大水槽でのウミガメの観察体験
久米島ウミガメ館の最大の魅力は、ウミガメを間近で観察できることです。大きな水槽にはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイが悠々と泳いでおり、その姿に癒されます。また、水槽の上から覗き込むこともでき、さまざまな角度から楽しめます。
狙い目は、特に(月・水・金・土曜の)10:40頃からの餌タイム。 それまで穏やかに泳いでいた亀たちが一斉に動き出し、餌を求めて縦横無尽に泳ぎます。ダイナミックな泳ぎは圧巻です。
また、年によって異なりますが、7月・8月の夏休みや5月のゴールデンウィークには、ウミガメふれあい体験(餌やり)が開催されることもあります。
展示も見応えあり。ウミガメ保護への取り組みについて学ぶ
展示エリアでは、ウミガメの生態についてわかりやすく解説しており、子どもから大人まで楽しみながら学べる工夫がされています。さらに、ウミガメの産卵から孵化までのプロセスや、環境問題が彼らに与える影響についての展示も充実しています。
久米島ウミガメ館では、ウミガメの保護活動にも力を入れています。館のスタッフが地元の海岸で産卵場所の保全を行い、卵の孵化や稚ガメが海に巣立つ過程をサポートしています。
周囲も含めても魅力満載の「久米島ウミガメ館」
久米島ウミガメ館は、ウミガメの魅力や環境問題について楽しく学べる施設です。観光だけでなく、自然や命について考えるきっかけを与えてくれます。周りには、亀の甲羅のような形をした畳石や、久米島と奥武島をむすぶ新奥武橋では運が良ければ海を泳ぐ野生のウミガメを見られる ことも。久米島に訪れた際は、ぜひゆっくり橋から海を眺めてみては?!立ち寄ってみてください!
- 住所
- 沖縄県島尻郡久米島町字奥武170
- イン/アウト
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入館は16:00) 火曜日定休ただし火曜日が祝祭日の場合は開館します
- 備考
- 入館料:高校生以500円 小・中学生300円 障害者手帳提示にてご本人様のみ無料

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。