沖縄県本部町、やんばるの森に囲まれた山中に「Cafe 天の船」はあります。緑に囲まれた一本道を進んだ先に現れるのは、まるで宇宙船のような白い円盤状の建物。
建物の中央は吹き抜けになっており、見上げれば青空が広がります。両脇にはガラス張りのカフェスペースとオーナー夫婦の住居という独創的な建築物。
カフェでいただけるのは、フランスで長く暮らしたオーナーが作る自家製ガレット。やんばるの食材を取り入れた個性豊かな一皿を、森の景色や風を感じながら味わえます。
今回は、自然の中に溶け込むように佇む「Cafe 天の船」の建築と、こだわりのガレットをご紹介します。
宇宙船のようなカフェ、なぜここに?!
やんばるの自然の中に突如として現れる、白い円盤状の建物。思わず「なんだここは!すごい!」と声をあげたくなるような、独創的な外観が目を引きます。
▲外観▲
入り口から一直線に風が通るように設計されており、建物の中から上を見上げれば大きな青空。

この建物を手がけたのは、仙台を拠点に活動する尾形欣一さん。オーナー夫婦が尾形さんの作品に惚れ込んだことが、建築のきっかけになったそうです。
「仙台に尾形さんが住居兼ギャラリーとして住まわれている建物があって、以前仙台に行った時にお話したら、とっても気さくな方で魅了されました。そして、予算ともぴったり合ってここに作ってもらうことにしました」
現在は建物の半分をカフェ、半分を住居として使用しています。

▲店内からみた中庭▲

▲店内▲

▲テーブル席▲

▲建物の中心部分▲

▲オーナーご夫婦▲
オーナー夫婦が大切にしているのは、建物だけではありません。
「空・雲・光・雨のやんばるの自然と、建築やお料理など人間の創作を味わってほしいです。雨の日も冬の日も、ここから見る景色のひとつひとつが毎回違うんです。その全てを味わって欲しいです」
訪れるたびに違う表情を見せる、やんばるの自然。建築と料理、そしてその日の天気まで含めて、この場所ならではの時間を楽しめます。
フランス仕込みのガレットに、やんばるの食材を
「Cafe 天の船」でいただけるのは、オーガニックとグルテンフリーにこだわった自家製ガレット。
ガレットをメニューにしたのは、ご夫婦が好きなもの、そして「美味しい」と思うものをお客さんにも届けたいという思いから。フランスで長く暮らしたオーナーならではの味わいをベースに、やんばるの食材を取り入れています。
今回いただいたのは「やんばるの森」と「自家製パッションフルーツソーダ」。
「やんばるの森」には、紫芋、パパイヤキムチ、ゴーヤ、ツナ、チーズ、ジェノベーゼソースが入っています。
外側はクリスピーに焼き上げられ、中には紫芋の甘みとパパイヤキムチのピリッとした辛さ。もちもちとした生地と具材が合わさり、食べ応えもしっかり。やんばるの食材とフランスの食文化がひと皿に詰まった、ここならではのガレットです。
「自家製パッションフルーツソーダ」は手作りのパッションフルーツシロップを使っており、飲むたびに果実の甘みとプチプチとした食感が楽しめました。

▲▲やんばるの森/自家製パッションフルーツソーダ▲▲

▲ガレットメニュー(2026年8月訪問時)▲

▲ドリンクメニュー(2026年8月訪問時)▲

▲季節限定ドリンクメニュー(2026年8月訪問時)▲
営業時間・アクセス・予約について
Cafe 天の船は名護市街から車で約20分、ジャングリア沖縄からは車で約10分ほどの場所にあります。
基本予約制ですが、席が空いていればご案内可能な場合もあります。
前述の通り、カフェに住居が併設していますので、訪問は営業時間のみ、見学のみや、下見、撮影のみのご来店はお控えください。
- 住所
- 沖縄県国頭郡本部町伊豆味3514-24
- 営業時間
- 火・水・木、10:30-ラストオーダー14:30
- 備考
- 心を込めて準備しておりますので無断キャンセルはお控えください。

あき
WEBライター、看護師、ヨガ講師。岐阜生まれ岐阜育ちの私が、沖縄の海と自然に惹かれ今帰仁村へ移住しました。やんばるの自然の中で出会った、心と体がほっとするような、 ”とっておき” の場所や味をご紹介します。
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