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赤ちゃん同伴の沖縄旅行!格安航空会社でも幼児運賃はあるの?

Jetstar Japan, A320-200, JA01JJ
Photo by Flicker: Jetstar Japan, A320-200, JA01JJ/lasta29

気軽に南国気分を味わえる沖縄は、赤ちゃんや幼児のいるファミリー層からも人気がある旅行スポット。
沖縄に行くなら飛行機は必須。
飛行機の予約を取るときには、幼児にはどれくらいの金額が発生するのでしょうか。

独身の時とは違って、おなじ旅行でも家族旅行となると、諸々の予約も「まっとりあえずこれでいっか」ではすみませんよね。
また格安航空会社だと、値段が安い分さまざまなしばりがあるのでは?と心配するパパママも多いはず。

今回は国内大手航空会社2社と、格安航空会社の運賃や、年齢設定の違いに迫ります!

<もくじ>
1.沖縄に就航する格安航空会社は3社!
2.JAL・ANA共通!幼児運賃の設定は?
3.大人・小児の同額運賃はLCCの常識だった!
4.他にも注意!LCCで起こりがちなトラブル
5.まとめ

1.沖縄に就航する格安航空会社は3社!

Jetstar Japan, A320-200, JA13JJ
Photo by Flicker: Jetstar Japan, A320-200, JA13JJ/lasta29
北海道から九州まで、全国各地の空港から沖縄への飛行機が就航していますが、格安航空会社が就航しているのは、成田・中部国際・関西国際・福岡空港の4空港のみ。
それぞれ以下の格安航空会社が就航しています。
※よく誤解されがちですが、スカイマークやソラシドエアはLCCではありません。

・成田空港……ジェットスター・バニラエア
・中部国際空港……ジェットスター
・関西国際空港……ジェットスター・ピーチ
・福岡空港……ピーチ

2.JAL・ANA共通!幼児運賃の設定は?

全日空/ANA
Photo by Flicker: 全日空/ANA/David Chao

JALとANAでは幼児の設定が共通していて、生後8日以上、満3歳未満の赤ちゃんを幼児として扱います。
3歳以上で満12歳未満の子どもは子どもとみなされ、大人の半額分を小児運賃として支払わなければなりません。

座席を使用しなければ、大人1人につき1人の幼児の運賃は不要です。もし大人1人で幼児を2人同伴する場合は、1人分の小児運賃を支払い、座席を確保する必要があります。
もしも、幼児座席の確保をしたい場合は、小児運賃を支払えば座席を確保することができます。

この場合、幼児用のチャイルドシートが必要なので、搭乗の3日前までに航空会社に申し入れましょう。準備してくれますよ。

3.大人・小児の同額運賃はLCCの常識だった!

前章で紹介した通り、JAL・ANAでは小児運賃は大人の半額です。これは電車やバスと同じ仕組みなので、なんとなく当たり前のように感じますよね。

しかし、LCCの場合、なんと大人と小児の運賃が同額なのです!また幼児設定も満2歳未満と大手よりも1年短いので注意しましょう。
2歳未満の幼児(赤ちゃん)は大手2社と同様に、座席を使用しなければ無料であることが多いです。
わかりづらいので、航空会社ごとの特徴を表にまとめました!

航空会社名 小児運賃設定 幼児の設定
ジェットスター 満2歳以上12歳未満
大人と同額運賃
生後8日目~満2歳未満
国内線の場合は座席使用しなければ無償
(国際線には幼児運賃設定あり)
ピーチ 満2歳以上12歳未満
大人と同額運賃
生後8日目~満2歳未満
座席使用しなければ無償
大人1人につき同行できる幼児は2人まで
バニラエア 満2歳以上12歳未満
大人と同額運賃
生後8日目~満2歳未満
座席を使用しなくても片道1,500円の乳幼児運賃が必要

ジェットスターとピーチは、膝に乗せれば幼児運賃は発生しませんが、バニラエアの場合は搭乗するだけで、幼児運賃が発生します。
満2歳未満のお子様を同伴する方はジェットスター、またはピーチを利用するとよさそうですね。

4.他にも注意!LCCで起こりがちなトラブル

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Photo by Flicker: DSC_3852_v3/Cheng-en Cheng

座席指定は必ずしておこう

ファミリー旅行で大きなトラブルになるのが、座席指定です。
ジェットスター・ピーチ・バニラエア、いずれの航空会社も事前に座席指定しなければ、勝手に席を決められてしまいます。その際に「ファミリーだから座席を隣にしよう」なんていう配慮はありません。
もし、大人よりも幼児の数が多いと、赤ちゃんが一人ぼっちでパパママから離れて座る、なんて事態も起こりうるのです。考えただけでぞっとしてしまいますね。

そんな事態を防ぐために、座席指定は必ず行っておきたいものです。パパとママが隣り合って座っていれば、赤ちゃんの抱っこも交代できるので、空の旅も快適ですね。
座席指定料金をチェックしておきましょう。

航空会社 座席指定運賃
ジェットスター 基本:片道480~1,280円
ちゃっかりPlus:スタンダードシートのみ座席指定無料
しっかりMax:全座席指定無料
ピーチ シンプルピーチ:片道400~1,520円
バリューピーチ:片道無料~1,520円
プライムピーチ:片道無料~1,520円
※座席クラスや予約方法により異なる
バニラエア コミコミバニラ:無料
シンプル・わくわくバニラ:片道500円
リラックスシート:片道1,000円

 

赤ちゃんならではの持ち物!持ち込みはOK?

とらちゃん
Photo by Flicker:とらちゃん/Tatsuo Yamashita

ベビーカーやチャイルドシート、おむつや離乳食など赤ちゃんならではの荷物がありますよね。LCC各社ではこれらの用意がないため、持参しなければいけません。
その場合、持ち込み可能かどうか料金はかかるかどうかを確認しておきましょう。

航空会社 おむつ・離乳食 チャイルドシート・ベビーカー
ジェットスター 持込可能 ベビーカー・チャイルドシートの持込無料
※規定サイズを超える場合は受託手荷物に
ピーチ 持込可能 ベビーカーは無料で受託手荷物可能
チャイルドシートの持込可能
バニラエア 持込可能 折り畳み式ベビーカー・携帯ゆりかご・チャイルドシートいずれか一点無料で持込可能

 

5.まとめ

まだ自分では何もできない赤ちゃんとの旅行は、準備や飛行機の搭乗までバタバタすることが多いですが、ポイントを押さえて失敗のないようにしたいものですね。
どうしても不安な人はサポートがしっかりしているJALやANAを選んだほうが無難なのかもしれません。
予算と実際にかかる費用を比べてみた上でじっくり考えてみてください。


 

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