沖縄旅行で楽しみかつ重要な要素のひとつ、ホテル。
どのホテルを選ぶかって、どんな旅行をしたいかをよく反映しますよね。
なかでも大切なアニバーサリー旅行(カップルで初めての遠出旅行、新婚旅行、子どもが生まれて初めての家族旅行、3世代旅行etc)で、少し奮発してでも失敗のないホテルを選びたいところ。
施設が充実しているのはもちろんですが、ブセナテラスの敷地に入ると、そこに流れる空気や時間自体がほかとは違うと感じるのです。
今回は、長年訪れる人を魅了する「ブセナテラス」に念願かなって宿泊し、その魅力に迫ってみました。
<もくじ>
1.念願のブセナテラスに宿泊
1-1.ブセナテラスはまずロビーから
1-2.お部屋をチェック
1-3.プール・ビーチ周辺を散策
2.ブセナテラスのレストラン
2-1.朝食は人気のビュッフェへ
2-2.ホテル棟のレストラン・ラウンジ
2-3.バニァンビレッジのレストラン
3.ブセナテラスに魅せられて
3-1.多種多様なお部屋
3-2.充実の施設
3-3.ブセナテラスに流れる時間
4.おわりに -ブセナテラス基本情報-
1.念願のブセナテラスに宿泊
1-1.ブセナテラスはまずロビーから
ブセナテラスに宿泊したことがある方なら、このロビーの開放感がたまらなく好きという方も少なくないはず。天井が高く、ロビーから見える景色も素晴らしいのですが、何よりも「うるさくない」のです。そういえばロビーには売店も無いですし、BGMも流れていません。ソファに身を預けて海を見つめていると、いつのまにか時間が過ぎてしまいます。
正面玄関に車を停めると、待機しているスタッフ(以下バトラー)が荷物や車のキーを預かってくれます。そのままロビーにあるソファへと案内され、チェックインの手続きをしながら、ウェルカムドリンクでひと息。
訪問した日は風の強い肌寒い日、ウェルカムドリンクは温かいシークワーサージュースでした。
フロントでチェックインの列に並ぶという事もなく、ソファに座ったままチェックインの手続きは終了。そのままお部屋に案内していただけます。
1-2.お部屋をチェック
ブセナテラスのお部屋は、沖縄の風土にマッチしたナチュラルテイスト。
ソファやベッドなどは籐や木が使われ、ベッドカバーやクッションも優しい色調。
ソファ・テーブルのスペースがあると、お部屋にゆとりがあって、荷物も広げやすいです。
ワッフル地のリラックスウェアに、もう1枚プールや海へ行く時に羽織れるフード付きのビーチガウンも。
冷蔵庫のなかはお菓子やジュースがぎっしり。冷蔵庫の中は有料ですが、無料のお水やお茶、コーヒーのセットがありましたよ。
トイレ・バスも広々。大きなバスタブとは別にシャワーブース。シャワーカーテンじゃないってとっても使いやすい!
アメニティはタラソテラピーを代表するフランスのブランド「タルゴ」。入浴剤もそろっていて至れり尽くせりです。
1-3.プール・ビーチ周辺を散策
翌日、朝食会場となるレストランを目指しがてら、偶然プールサイドを歩くことに。緑ゆたかなプールサイドには、パラソルとビーチチェアが配置されています。昨日とはうって変わって晴天に恵まれ、これまた絵になるスポットです。
アウトドアプールは上段・下段に分かれていて、上と下の間にはウォータースライダーや滝。
下段のプールすぐの場所には室内プール。
室内プールは1年中利用できるほか、部分的に浅くなっており、この日も小さなお子さんがお父さんとチューブにつかまってプールを楽しんでいました。
また下段プールの近くには、スノーケリングやクルーズなどの受付をするアクティビティカウンターがあり、宿泊のお客様はここでタオルを借りる事ができます。
借りたタオルはプールに置かれた返却ボックスへ。持参しなくていいのは楽ですね。
アウトドアプールの両端には海沿いに出る遊歩道。遊歩道は岬の南北海沿いに延びており、突端(北)側に行くと、海中展望塔やグラス底ボート乗り場に、反対側に遊泳ゾーンが広がります。
ホテルのアウトドアプールから遊泳ゾーン付近までは歩いてすぐ。
ドラゴンボートやマリンジェットの受付は遊泳ゾーン近くのシーサイドカウンターでも受け付けています。シーサイドカウンターに隣接してあるのが、岬の突端にある海中展望塔やグラス底ボートのチケット売り場。
帰り道で赤いバスとすれ違いました。
広いブセナテラスでは敷地内を無料のシャトルバスが巡回しているんですよ。時間帯によりますが、大体1時間に2~4本ほど。ブセナテラスに宿泊するならこのシャトルバスも活用して隅々まで楽しみたいですね。
2.ブセナテラスのレストラン
ホテルステイの楽しみのひとつ、お食事。ブセナテラスでは、ホテル棟はアウトドアプールを囲むように、またブセナテラスの敷地の入り口付近にも、バニァンビレッジというレストランやショッピングゾーンがあります。
2-1.朝食はブッフェへ
ブセナテラスの朝食会場は、ブッフェスタイルのカフェテラス「ラ・ティーダ」と和食と沖縄料理の定食が楽しめる和食レストラン「真南風(まはえ)」の2か所。ラ・ティーダはノースタワー、真南風はセントラルタワーにあり、どちらもアウトドアプールから近い場所にあります。
今回は、普段あまり食べる機会が無いブッフェへ行くことに。
ブッフェは洋食をベースにおかゆなども並んでいます。
驚くべきはその種類の多さ!
フレッシュジュースひとつとってもこのカラフルな品揃え。
「ブレッドステーション」と名付けられたコーナーには、まるでパン屋さんのようにたくさんのパンが並べられています。シリアルだってフルーツだってスイーツだって種類がたくさんあって迷ってしまいます!
パンケーキと卵料理の実演コーナーの前は絶えず行列。
帰り際、和定食が食べられる真南風をチラっと見ましたが、ラ・ティーダよりも落ち着いた雰囲気。また定食といえど、少しずついろんな種類が食べられるようです。
もし次回利用する機会があれば、真南風に行ってみたいなと思いました。
2-2.ホテル棟のレストラン・ラウンジ
ラ・ティーダと真南風のほかに、ブセナテラスのホテル棟にはメインダイニング「ファヌアン」、鉄板焼きレストラン「龍潭」、ティーラウンジのリビングルーム「マロード」があります。
「ファヌアン」は、男性はシャツとスラックス、女性はリゾートドレスやワンピースというドレスコードがあります。特別な日の特別なディナーに使ってみたい!
ライブ演奏も楽しめるファンパブ「シュガーケイン」は、ぜひ一日の終わりに立ち寄って。
シーズンによって変わるオリジナルカクテルは、大人のリゾートナイトに彩りを添えてくれること間違いナシです。
2-3.バニァンビレッジのレストラン
さて、ゲートを入ってすぐ、ホテル棟からは歩いて5分ほどの場所にも、レストランがあります。バニァンビレッジには中華、イタリアンのほか、泡盛古酒が楽しめるバーやコンビニエンスストアも。少し離れていますが、ディナーの時間帯にはシャトルバスも運行されます。
ホテル棟、バニァンビレッジの他にも季節営業のBBQやシーフードマーケット「ランブルフィッシュ」など、ブセナテラスではシーンに合わせてさまざまなお食事が楽しめますね。
3.ブセナテラスに魅せられて
3-1.多種多様なお部屋
今回宿泊したスタンダードの客室のほか、ブセナテラスには様々なタイプの客室があります。今回ご紹介したいのはクラブフロアとクラブコテージ。
ノースタワーの4・5階にあるクラブフロア。クラブフロアの入り口をくぐると、クラブフロア宿泊者専用のラウンジがあります。
この専用ラウンジでチェックイン・チェックアウトもできますし、朝食を取ることもできます。また日中はティーラウンジとして、夕方はカクテルラウンジとしても使えます。
風が流れる音さえも聞こえてきそう。ホテル棟のなかでも特別静かな空間。
全室オーシャンビューであるほか、南国の雰囲気漂うアウトドアプールも見渡せます。
また、ホテル棟から専用カートに乗って2~3分、岬の突端あたりにあるのがクラブコテージ。
石畳の左右には緑が生い茂り、シーサーが鎮座する門扉がお出迎え。一歩門をくぐるとまるで秘密の別荘。
一部客室にはプライベートプールがあり、ベッドの上からも沖縄の青い海を楽しむ事ができます。
とびきりのプライベート空間なので、ロマンティックな思い出が作れるはず!
3-2.充実の施設
客室はもちろん、レストランにプール、ビーチのほかエステルームやフィットネスゾーン、ショップ、ライブラリーなど施設も充実。
アクティビティカウンターの奥には数々のマシーンが並ぶフィットネスルーム。沖縄の海を見ながらランニングマシーンで汗を流す方々。なんだかバケーションの過ごし方もここまでくると達人ですね。ヨガプログラムなどを行うスタジオやスパ・サウナもありました。
いちばん奥はエステルーム。女性限定です。
自然光が降りそそぐ渡り廊下の先は、穏やかで上品で、そして静かな空間が広がります。
煩雑な事は忘れて、自分がキレイになる事だけ考えたくなります。
フルカスタマイズのトリートメントコースから、気軽に楽しめるコースまでバラエティ豊富。
エステは基本前日までの電話予約制。宿泊のお客様以外も、別途施設利用料(2017年5月時点¥2,160/駐車場料金込)がかかりますが、利用できます。
日ごろの感謝を込めて、男性から女性へエステのプレゼントをするのも素敵です。
3-3.ブセナテラスに流れる時間
とにかく私はブセナテラスのロビーが大好きなので、何故こんなにロビーが好きなのか考えました。
既出の通り、「売店が無い」「BGMが流れていない」ほか、チェックアウトの手続きをするカウンターもロビーの片隅に控え目程度に。
そう、ブセナテラスのロビーには目立った行列が見えないのです。
何か困ったことがあれば、エントランス付近にいる白いユニフォームのバトラーに聞けば、快く対応してくれます。
もちろん繁忙期には混みあうこともあるでしょうが、もし待つことになったとしても、ロビーから見える沖縄の海を見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
これはロビー以外も同じで、ブセナテラスが、いかにリラックスできる空間づくりを重視しているかを実感できます。もしかすると、このリラックスできる空間こそが、ブセナテラスが長く愛され続ける理由なのかもしれません。
「沖縄高級リゾート」という言葉でひと括りには出来ない、ブセナテラスだからこそのこの上質な時間を、ぜひ大切な人と過ごしてみてください。
4.おわりに -ブセナテラス基本情報-
ホテル名称 | ザ・ブセナテラス |
所在地 | 〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1808 |
連絡先 | TEL 0980-51-1333 FAX0980-51-1331 |
チェックイン/アウト | 14:00/11:00 |
アクセス | ●那覇空港より沖縄自動車道利用で約75分 ●許田ICより車で5分 ●系列ホテル間送迎バス有り(要事前予約) 詳細はホテルアクセスページにてご確認ください。 |
公式HP | http://www.terrace.co.jp/busena/ |
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