今帰仁にある「Cafe森の巣箱」はツリーハウスにカフェがある秘密基地のような場所。
床から天井まで突き抜ける柱はそこに生えている木の幹。木立の切れ間に造られたデッキからは海が眺められ、自然豊かな北部の魅力を凝縮したような空気に満ちています。
名前に巣箱とある通りこぢんまりとした店内と開放的な絶景が見られるデッキで、うちな~たいむ(沖縄時間)を体感してみませんか♪
1. 森の巣箱は自然あふれるカフェ
2. Cafe森の巣箱のメニュー
3. Cafe森の巣箱で宿泊&サウナ
4. Cafe森の巣箱へのアクセス・駐車場
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1. 森の巣箱は自然あふれるカフェ
駐車場に車を置いて奥に進むと見えてくる黄色がアクセントの小さな小屋、こちらが「Cafe森の巣箱」です。右手にデッキが見えてきます。
屋外デッキにある席からは海を近くに感じることができます。外縁はカウンターとして囲われているものの、高い柵がないのでとっても開放感にあふれています。デッキは20㎡くらいあって、絶景が楽しめるカウンター席(6席)の他、真ん中に6人掛けのテーブルもありグループでも利用できます。
デッキに居たら、突然パラパラと雨が降ってきた(沖縄あるある)ので店内へ移動。店内はカウンター席が4つ、テーブル席が2つあります。そしてそこには木が⁉表面は艶がありますが、木の皮やうろはそのままです。
このツリーハウスは店主の佐藤さんが元の持ち主(地主さん)から受け継ぎ、2022年8月に生まれ変わってカフェや宿泊設備を再オープンしたとのこと。コンパクトな厨房のレイアウトが素敵!佐藤さんも物腰やわらかく、自然体な接客にホッとします。
店内のテーブル席からも海が眺められます。窓枠にや~る~ちゃん(ヤモリ)が隠れているの見えますか?これも沖縄あるある。プクプクと太っているので、食べ物がいっぱいあるんでしょうね(笑)
2. Cafe森の巣箱のメニュー
お食事のメニューは2種、あとは前菜の盛り合わせやフライドポテトなどお酒と相性の良さそうなアラカルトが数種とデザートが1~2種類、それにドリンク類となっています。今回はお食事メニューを2種類ともいただいてきました。
ひとつめ、「フムスと7種類の副菜をオーツ麦の生地で」お値段1,500円。初めてのお料理ばかり。いろんな野菜がたっぷり使われています。
フムスというのはひよこ豆、にんにく、ねりゴマ、オリーブオイル、レモン汁、塩というシンプルな素材のペースト状の料理。中東では伝統的な定番の料理だそうです。
こちらは4種のソースとなります。フムスも副菜もしっかり味つけされていますが、お好みでどうぞ、とのこと。
オーツ麦の生地にフムスと副菜、そしてソースをのせて巻いてみました。ヘルシーなタコスって感じで、3枚分パクパクといっちゃいました(笑)
こちらは「フムスと彩り野菜の黒パンサンド」、お値段1,100円。これもヘルシーな食感と味わい♪身体の内側まで癒されます。このほんのり赤いソースはビーツかな?
雨もあがったのでデッキへでて、食後のドリンクを。
ワイングラスに入っている黄金色のスパークリングワインはHipHop Orange900円。はちみつの香りのする爽やかな味わいのワインでした。アイスコーヒーは店主である佐藤さんの気まぐれ(?)ブレンド。まるでスペシャリティコーヒーのような深みのある味わいで感動もの。
ドリンクはワイン、クラフトビール、メスカル(テキーラと同じくアガベを原料とするメキシコ産蒸留酒)と、店主こだわりのアルコールが揃えられています。米軍で働かれているお客様がメスカルを好んで飲むそうです。
ソフトドリンクも多数あり、自家製カカオコーラ650円や手作りジンジャーエール650円など、ドリンクメニューが個性的でまた来たい!って思わせるラインナップでした。
3. Cafe森の巣箱で宿泊&サウナ
Cafe森の巣箱の敷地内には「ツリーハウスホテル森の巣箱」も少し見せていただきました。
こちらも木が床から天井に突き抜けています。ガラス部分がたっぷりあって、朝日が気持ちよさそうな解放感あふれるお部屋ですね~。
宿泊できるお部屋からデッキを挟んで反対側には「森の巣箱 絶景サウナ」。貸切サウナとして利用が可能で、この日も利用している方がいました。サウナは昼12~15時/夕16~19時の1日2回時間帯が決まっていて、1回あたり12,000円。
サウナには水風呂もあり、そのあとはこの絶景を眺めながら身体を整えるという、最高の環境!あ、ちなみに水着は必須ですよ(笑)見えちゃいますから。
宿泊料金は時期により変動。1日1組しか宿泊できないので、希望の方はお早目に。
4. Cafe森の巣箱へのアクセス・駐車場
Cafe森の巣箱は、名護の中心部から車で約25分ほど、今帰仁村のワルミ大橋にほど近い場所にあります。
敷地の入口となる細い登り坂。上に行くほど道は狭く、勾配が急になります。
駐車場は3カ所あって、まずは坂の入口の道路を挟んで向かいの場所に5~6台駐車できる第3駐車場があります。坂の途中に2台分の駐車スペースが第2駐車場。
第2駐車場を超えて昇っていくと第1駐車場があり、3台ほどのスペースがあります。
一度坂を登ってしまう途中でUターンはできないので、特に雨や雨上がりの時には滑るので十分注意が必要。運転に自信がない方や、心配な方はサクッと第3駐車場を利用してください。第3駐車場からカフェまでは徒歩2分程度です。
おわりに
「Cafe森の巣箱」は短い滞在時間でも、日常を忘れ現在(いま)を感じることのできる素敵なカフェ空間でした。またいつか、宿泊をかねて美味しいワインとヘルシーな料理を愉しみに再訪したいと思います♪
- 住所
- 沖縄県国頭郡今帰仁村湧川699
- TEL
- 0980-56-1570
- 営業時間
- 11:00-19:00 水曜定休
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あや
1974年生まれ、沖縄県那覇市出身。”いつもの”に納まりがちな同世代の皆さんに元気になってもらいたく、大人のための沖縄情報配信を密かにがんばる週末ライター。