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LCCで沖縄に行くならレンタカー会社はどこにする?

那覇空港LCCターミナル

2019年早春に那覇空港がリニューアル!
那覇空港には、国内線、国際線、LCCの3つの建物がありましたが、1つの超巨大な建物に統合されたのです。

形としては国際線ターミナルにLCCと国際線ターミナルがくっついた感じ。
LCCもしくは国際線で那覇に降り立ち・レンタカーを利用する場合は、
多くの場合、元からある国内線ターミナル前の送迎車乗り場を利用する事になります。
(空港配車等一部例外をのぞく)

~以下は2019年那覇空港ターミナルリニューアル前の情報となります~

俗にLCC元年と言われる日本にLCC(ローコストキャリア)が参入したのが2012年、ジェットスターやピーチアビエーション、バニラエアなどのLCCも今ではかなり馴染み深いものになってきましたね。

就航当初は、全日空や日本航空とは異なる厳格な搭乗ルールやイレギュラー時の対応に戸惑った方も多いと思いますが、ルールさえ把握できれば物は使いよう。驚くような破格値で利用して、味をしめている方も多いのではないでしょうか。

沖縄でも2012年10月に那覇空港LCCターミナルがオープン。

那覇空港のLCCターミナルは日中稼働がほぼ無かった貨物ターミナルをリノベーションして設けられたもの。この元・貨物ターミナルという点が厄介で、許可を取っている車輌しかLCCターミナルエリアに入れません。

那覇空港LCCターミナルシャトルバスの車窓から。貨物コンテナの間を練り進む

このため、那覇空港LCCターミナルに降り立った場合、許可のおりている無料循環シャトルバスかレンタカー会社の送迎でしか敷地外に出る事は出来ないのです。

LCCターミナル内にカウンターがあり、送迎車の乗り入れ出来るレンタカー会社は全部で5社。
今回は、沖縄のレンタカー会社で、LCCターミナルまでの送迎ある無し、またLCCターミナルまでの送迎がある5社の違いを比較していきます。


<もくじ>
1.那覇空港LCCターミナルのレンタカー事情
1-1.LCCターミナル送迎に対応するレンタカー会社5社
1-2.LCCターミナルに送迎が無い場合
2.LCCターミナル送迎に対応するレンタカー会社を比較
2-1.送迎対応かつ専用店舗での貸出(条件付)
2-2.送迎対応で通常店舗での貸出
3.レンタカー会社の決め方
3-1.専用店舗の有無と料金で検討を
3-2.レンタカー予約に便利なサイト

1.那覇空港LCCターミナルのレンタカー事情

1-1.LCCターミナル送迎に対応するレンタカー会社5社

那覇空港LCCターミナル建物の一番奥側にレンタカーカウンターが集まっている

2016年11月時点で、那覇空港LCCターミナル送迎に対応している(LCCターミナルにカウンターを設けている)レンタカー会社は5社。

1.OTSレンタカー
2.オリックスレンタカー
3.トヨタレンタリース
4.ニッポンレンタカー
5.ルフト・トラベルレンタカー
(あいうえお順)

小学校の体育館位の大きさのワンフロアで入口・出口が各1か所ずつしかないLCCターミナルにおいて、どこの会社だったら送迎車の乗り場に近い・遠いといった違いはありません。

1-2.LCCターミナルに送迎が無い場合

そもそもLCCターミナルまでの送迎が無い場合は、無料の循環シャトルバスで那覇空港国内線ターミナルまで移動し、そこからレンタカー会社の送迎車に乗り換える必要があります。
那覇空港LCCターミナルLCCターミナルの送迎が無い場合は送迎車をダブルで利用

飛行機到着後、LCCターミナル出口前にはシャトルバスを待つ人の列が出来ます。

那覇空港LCCターミナル

那覇についてする事はまず並ぶ事

シャトルバスは約10分間隔の運行で片道5~10分。

乗車率は、国内線ターミナル→LCCターミナルはそれほどでもありませんが、反対の国内線LCCターミナル→ターミナルは軒並みすし詰め状態、ほとんどの人が立ち乗りなのでバスもかなりゆっくり走ります。苦痛に感じる方も多いはず。

那覇空港LCCターミナル想像以上に人が乗り込む

シャトルバスが那覇空港国内線ターミナル4番バス乗り場に着いてからは、横断歩道を1つ渡り、レンタカー会社の送迎レーンで予約していたレンタカー会社を探し、再度送迎車を待つといった流れです。

LCCターミナル出口からシャトルバスに乗るまで、バス乗り場からレンタカー会社送迎レーンまでは本当に短い距離なので、長距離歩かないと行けないといった苦労はありませんが、ただ同じ時間に国内線ターミナルに到着した人と比べると、シャトルバスに並んで移動する分出遅れ感はありますし、混雑するシャトルバスに乗らなくて済むならそれに越したことはありません。

2.LCCターミナル送迎に対応するレンタカー会社を比較

LCCターミナル送迎に対応しているレンタカー会社にもそれぞれ微妙な違いがあります。
おおまかにはLCCターミナル対応の専用営業所があるか否かです。

2-1.送迎対応かつ専用店舗での貸出(条件付)

1.オリックスレンタカー
2.ニッポンレンタカー

上記2社はLCCターミナル送迎があり、かつターミナルから車で数分の場所に専用の店舗があるレンタカー会社です。

沖縄でレンタカーを借りる場合、交通渋滞による送迎車の移動時間が悩みの種でしたが、空港に近い店舗で貸出・返却が出来る(かつ直接送迎)ようであればかなりの時間短縮になります。

ただし、利用のためにはLCCターミナル対応の専用プランでの予約が必要。

もちろん専用プランは通常よりも少し高めに設定されていたり(というより割引が適用されていない)、レンタカー予約でよくある早期割引プランが設定されていなかったりと割高な傾向、もしくは貸出日の2日前までに予約をしなくてはいけないなど、メリットを最大限に活用するためには事前にそれなりの条件を満たさなければならないようです。

2-2.送迎対応で通常店舗での貸出

1.OTSレンタカー
2.トヨタレンタリース
3.ルフト・トラベルレンタカー

上記3社はLCCターミナル送迎に対応しており、貸出等の手続は既存の店舗で対応するというもの。

レンタカー会社や時期によって異なりますが、例えばOTSレンタカーではレンタカーの返却時刻を、LCCターミナル利用の方には飛行機出発の150分前まで、国内線ターミナル利用の方には130分前までと微妙にご案内する返却時間に差があります。

それぞれの会社にはメリットもあります。
OTSレンタカーであれば高速道路の入り口やアウトレットの近くにありますし、トヨタレンタリースはもともと那覇空港の比較的近くに店舗があります。ルフト・トラベルレンタカーも那覇空港から15分程度の場所にあり、セルフのガソリンスタンドが近くにあります。

那覇空港から店舗までの距離
1.OTSレンタカー 片道20~30分程度
2.トヨタレンタリース 片道3~5分程度
3.トラベルレンタカー 片道15~20分程度

3.レンタカー会社の決め方

3-1.専用店舗の有無と料金で検討を

もしLCCターミナルを利用するなら、何はともあれLCCターミナルに送迎があるレンタカー会社を利用するのが得策でしょう。

その5社の中のどれを使うかは、LCCターミナル専用店舗の有無と料金を併せて検討してください。

なかでも、那覇到着後にスケジュールが詰まっている方や小さなお子様がいらっしゃる場合は、専用店舗を設けているレンタカー会社利用が手続きがスピーディーでおすすめです。

ニッポンレンタカー http://www.nipponrentacar.co.jp/
オリックスレンタカー http://car.orix.co.jp/

3-2.レンタカー予約に便利なサイト

<予約サイト> LCCターミナル送迎プランを特集している予約サイトです。
たびらい 「LCC専用ターミナル発サービス」 http://car.okitour.net/service/lcc-tarminal/
たびんちゅ 「那覇空港LCCターミナル内専用レンタカー会社プラン」 http://www.car489.info/campaign/lcc/

<各社公式ホームページ> LCCターミナル送迎に対応しているレンタカー会社予約サイトです。
OTSレンタカー https://www.otsinternational.jp/otsrentacar/okinawa/
オリックスレンタカー http://car.orix.co.jp/
トヨタレンタリース(予約サイト:トヨタレンタ楽ティブ) https://rent.toyota.co.jp/
トラベルレンタカー http://www.okinawatravel.co.jp/ja/index.php
ニッポンレンタカー http://www.nipponrentacar.co.jp/

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