美浜アメリカンビレッジがある北谷町は、多くの人や文化が行き交うちゃんぷるー文化のホットスポット。この記事ではそんな北谷町を物語る”町の名物”をご紹介します。
チャタンビール
チャタンビールはアメリカンビレッジがある美浜エリアの一画、夕陽の美しい海沿いに醸造所を構えます。
「沖縄の自然」をコンセプトとし、定番の“ラガー”のほか、すっきりトロピカルな“ヴァイツェン”、コーヒーのような深みが味わえる“スタウト”、県産小麦と柑橘果汁を使用した飲みやすさNo1“ゴールデンウィート”などオリジナルレシピから作られるビールはどれも個性豊かで、品評会での受賞歴も多数。レギュラー種以外にも期間限定ビールも要注目。タンカン、月桃と黒糖など沖縄ならではの素材ビールと出会えるかも。
醸造所にはレストラン「チャタンハーバーブルワリー&レストラン」が併設しており、チャタンビールが醸造されているタンクをガラス越しに、まるで海外のような解放感がある店内でお食事を楽しむ事ができます。
チャタンビールは、レストランやオクトーバーフェストなどのイベントに出店の他、沖縄県内一部スーパー・酒販店、インターネット通販でも購入可能です。
- 住所
- 沖縄県中頭郡北谷町美浜53−1
- 営業時間
- 17:00~22:00(LO 21:30)
石川種麹店の黒麹
沖縄のお酒「泡盛」づくりには欠かせない黒麹。北谷には1956年から続く黒麹を取り扱う会社「石川種麹店」があります。戦争により一時沖縄本島から黒麹がなくなってしまったそうですが、離島に残っていた黒麹を譲り受けることができ、石川種麹店の黒麹づくりがはじまったと言います。現在は沖縄県内で唯一黒麹を製造・販売しており、泡盛メーカーの約80%で石川種麹店の黒麹が使われています。
麹は、米など穀物に麹菌を繁殖させたもので、味噌や醤油、日本酒など発酵食品づくりには欠かせないもの。黒、白、黄、紅など麹菌にも種類があり、なかでも黒麹はクエン酸を多く含み雑菌の繁殖をおさえるため、暑くて湿度の高い沖縄で造られる泡盛づくりに適した麹菌。
麹を摂取すると、「腸内環境が整い免疫アップ」「ビタミンB群で疲労労回復」「美白成分が含まれている」など体にいいことがいっぱい!
石川種麹店黒麹菌では、黒麹そのもの製造の他「黒麹玄米ドリンク」などオリジナル商品の開発も行っています。手軽に黒麹をいただける黒麹玄米ドリンクは、一部わしたショップ、わしたショップ通販サイトなどで購入が可能です。
- 住所
- 沖縄県中頭郡北谷町宮城1-651
北谷の塩
沖縄本島中部では貴重となった珊瑚礁が広がる北谷の海。
「北谷の塩」は、北谷町沖の海水のみを原料とし低温(65℃)蒸発濃縮方式でじっくり煮詰め造られるため、海の成分であるミネラル分が損なわれること無くたっぷり含まれています。亜鉛や鉄など複数含まれるミネラルの中でも特にカルシウムが豊富さが特徴。ちなみに精製塩にはミネラル分がほとんど含まれていません。
また一般的な“塩“と比較するとまろみのある味わいが特徴で、幅広い料理に使えます。
30gの小袋タイプから業務用まで内容量もさまざま製品化されているので、お試ししやすい点もおすすめポイントのひとつ。普段の食卓で“沖縄”を手軽に楽しめます。
公式オンラインショップの他、沖縄県内のスーパーマーケットやお土産物屋で購入が可能です。
- 住所
- 沖縄県中頭郡北谷町宮城1-650
THE CHATAN~ちゃたんブランド~
2019年から始まった「THE CHATAN」は、新旧・古今東西の文化が行き交い、融合する北谷町らしさと結びついた、地域の特産品・工芸品・観光景勝地・自然・歴史・伝統文化を「ちゃたんブランド」として認定するプロジェクト。
今回ご紹介した3つもちゃたんブランドに認定されています。「これぞ、北谷町。」と誇れる町の逸品を、そのストーリーと一緒に沖縄旅行のお土産にしてみてはいかがでしょうか。