
沖縄本島中部の海辺に広がる北谷町は、目的地を決めて急ぐよりも、気の向くままに寄り道しながら過ごしたい町です。
カラフルな建物が並ぶ美浜アメリカンビレッジ(以後アメリカンビレッジと表記)、夕日を待つ人々でにぎわうサンセットビーチは北谷観光の定番。どちらも徒歩で訪れられますが、自転車があれば、アラハビーチのような定番エリアの“その先”にも気軽に足を延ばせます。その間にある景色や店、ふと立ち止まりたくなる海沿いの空気まで、旅の思い出に変わっていきます。
今回は、アメリカンビレッジを起点に、セットビーチ、アラハビーチそしてカフェ休憩をゆるやかにつなぐ北谷サイクリングへ。走行距離やスピードを競うのではなく、ポタリング(散歩感覚で自転車でのんびり走る事)で、北谷の海辺を自分のペースで味わうプチ北谷旅を紹介します。
アメリカンビレッジから、気ままな海辺の旅を始めよう
スタートは、北谷観光の中心地・アメリカンビレッジから。

カラフルな建物にショップやレストラン、ホテルが集まるこの海辺のエリアは、1年を通して人が集まるにぎやかな雰囲気に満たされています。ただ自転車を走らせるだけでも楽しいですが、個性豊かなショップやウォールアートが点在していますので、自転車を押して歩きながら、街の空気を楽しむくらいがちょうどいいかもしれません。

海沿いのボードウォークからレインボーロードを通ってサンセットビーチへは直通です。


サンセットビーチで、北谷の海をすぐそばに感じる
約200mの砂浜が広がるサンセットビーチ、泳ぐのはもちろん名前の通り夕日のビュースポット。

昼間のサンセットビーチには、沖縄県民の夏の定番イベント”ビーチパーティー”(BBQ)を楽しむ人たちで賑わっていました。

アメリカンビレッジのカラフルな景色と、サンセットビーチの自然な海の表情。その対比もまた、北谷らしい魅力です。

海沿いを南へ。地元民憩いのアラハビーチエリアへ
サンセットビーチからさらに南へ、アメリカンビレッジから離れるほどにローカルな空気が強くなります。

サンセットビーチからアラハビーチまでは約2㎞あり、徒歩だと少し遠いのですが自転車なら気軽に行ける距離。

アラハビーチ沿いは公園として整備されています。遊歩道や大きなアスレチック、東屋が点在し、気ままに過ごすにはうってつけの場所。
公園のトレードマークとも言える海辺のバスケットコート。海ではマリンスポーツ、砂浜ではビーチバレーもできます。

ビーチ沿いには小さなカフェやバー。また国道58号線近くまで足を延ばせば沖縄タコスの名店「メキシコ」もあって、コージーな沖縄時間を過ごすならピッタリのエリア。

少し小さく見えたアメリカンビレッジ、ゆるやかな景色のグラデーションもサイクリングの魅力ですね。

カフェでひと息、北谷サイクリングを締めくくる
北谷の海辺を走り終えアメリカンビレッジに戻り、海沿いにあるWaGyu-Cafe KAPUKAへ。

店名の通り和牛を使ったメニューがそろい、しっかりお腹を満たしたい人にもぴったり。カフェメニューもあるため、食事のあとに甘いものやドリンクを楽しみながら、火照った体をクールダウン。

日中なら青い海を、夕方なら空の色が変わっていく様子を楽しみながら、自転車旅を振り返ってみてはいかがでしょうか。

おわりに~寄り道するほど旅らしくなる、北谷~

まるでテーマパークのように賑やかなアメリカンビレッジから、サンセットビーチで海を眺め、アラハビーチでゆるやかな時間を過ごす。距離にすれば決して長いルートではありませんが、自転車でつなぐことで、北谷町のイメージに奥行きが生まれます。
観光地らしい華やかさと、暮らしに近い穏やかな風景。そのどちらもすぐそばにあるのが、北谷という町のおもしろさ。
北谷を訪問するなら、アメリカンビレッジを歩くだけで終わらせず、少しだけ自転車で足をのばしてみてください。急がず、気になる景色で立ち止まり、海辺の空気を感じながら進む。その時間そのものが、北谷を旅するいちばん贅沢な楽しみ方になるはずです。
アメリカンビレッジの一画にお店を構える「SHUHARI BIKE WORKS」ではレンタサイクルができます。










