沖縄で戦争を学ぶ観光スポット|平和学習・慰霊の地・次世代へ伝える旅ガイド

沖縄 戦争 観光

美しい海と豊かな自然に恵まれた現在の沖縄ですが、約80年前、この地は凄惨な地上戦の舞台となりました。今も島内には、激戦地となった城跡やガマ(自然洞窟)、平和を願う慰霊碑など、至る所に戦争の傷跡が刻まれています。今回は、悲しい歴史を繰り返さないために訪れたい、平和学習の拠点をご紹介します。

<もくじ>
1.沖縄県営平和祈念公園・沖縄県平和祈念資料館
2.ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館
3.対馬丸記念館
4.南風原文化センター
5.旧海軍司令部豪
6.糸数アブチラガマ

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1.沖縄県営平和祈念公園・沖縄県平和祈念資料館

沖縄 戦争 観光沖縄本島最南端の糸満市摩文仁(まぶに)に位置する「沖縄県営平和祈念公園」は、沖縄戦最大の激戦地であり、沖縄戦終焉の地に建つ鎮魂と平和発信の拠点です。約47ヘクタールの広大な敷地は4つのゾーンに分かれ、世界の恒久平和を願うための様々な施設が整備されています。
沖縄 戦争 観光公園の主要な施設が集まる「平和ゾーン」には、沖縄県平和祈念資料館、平和の礎、沖縄平和祈念堂があります。資料館では、当時の凄惨な状況を記録した写真や、戦没者の方々が遺した貴重な遺品などを展示。これらを通じて戦争の悲惨さを直接的に学ぶことができます。
沖縄 戦争 観光平和の礎には、国籍や軍人・民間人を問わず、沖縄戦で亡くなった24万人余の全戦没者の氏名が刻まれています。中央には、被爆地の火などを合火した「平和の火」が灯されており、沖縄から世界へ平和の願いを発信する場となっています。
沖縄 戦争 観光丘陵地の「霊域ゾーン」には、約18万柱の遺骨が納められた国立沖縄戦没者墓苑や、府県・団体による50基もの慰霊塔が建立されており、国内外から多くの慰霊団や修学旅行生が訪れる聖地となっています。

沖縄県平和祈念資料館

住所
沖縄県糸満市摩文仁614-1

HP
https://www.peace-museum.okinawa.jp/

営業時間
9:00-17:00 最終受付16:30 年末年始休館

備考
入館料 大人300円 小人150円

2.ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館

沖縄 戦争 観光沖縄戦に看護要員として動員され、尊い命を落とした生徒や教師を悼む慰霊碑「ひめゆりの塔」。多くの犠牲を出した伊原第三外科壕の上に建ち、多くの人が祈りを捧げに訪れます。
沖縄 戦争 観光併設の「ひめゆり平和祈念資料館」では、生存者の証言映像や壕の実物大模型を通じ、凄惨な戦場の実相を伝えています。2021年には展示をリニューアルし、戦争を知らない世代にも伝わるようイラストや動画を拡充。戦前の輝かしい学校生活から戦後の歩みまでを辿る展示は、「平和とは何か」を深く問いかける貴重な学びの場となっています。

ひめゆり平和祈念資料館

住所
沖縄県糸満市伊原671-1

HP
https://www.himeyuri.or.jp/

営業時間
9:00-17:25 最終受付17:00

備考
入館料 大人450円 高校生250円 小中学生150円

3.対馬丸記念館

沖縄 戦争 観光那覇市にある「対馬丸記念館」は、1944年8月22日に米潜水艦の攻撃により撃沈された学童疎開船対馬丸の悲劇を伝える施設です。この事件では、学童780名を含む1,484名もの尊い命が一瞬にして奪われました。
沖縄 戦争 観光館内は2階から見学する構成で、当時の航路図や撃沈までの経緯を映像や資料で学ぶことができます。別の船に乗っていたため難を逃れた「みっちゃんとえっちゃんのランドセル」といった、当時の生活を感じさせる貴重な資料も展示されています。1階には、疎開当時の様子や犠牲者の遺影・遺品を展示。

対馬丸記念館

住所
沖縄県那覇市若狭1丁目25−37

HP
https://www.tsushimamaru.or.jp/

営業時間
9:00-17:00 最終受付16:30 木曜日および年末年始休館

備考
入館料 大人500円 高校生300円 小中学生100円

4.南風原文化センター

沖縄 戦争 観光「南風原文化センター」は、南風原の歴史と文化を継承する博物館です。館内には沖縄陸軍病院の壕内が再現されており、手術台や体験寝台、実物の砲弾破片、証言映像を通して、当時の過酷な状況をリアルに伝えています。その他、収容所から始まった戦後の復興や人々の暮らし、移民の歴史を紹介。茅葺き家屋の再現や伝統の綱引き展示もあり、沖縄の力強い歩みを感じることができます。
沖縄 戦争 観光また、センターから徒歩10分の場所には、実際に使用された「沖縄陸軍病院南風原壕群20号」があり、事前予約制でガイドの解説とともに内部を見学することが可能です。一度に見学できる人数は8人まで、見学時間は1グループ30分程度です。

南風原文化センター

住所
沖縄県島尻郡南風原町喜屋武257

HP
https://www.town.haebaru.lg.jp/site/kankou/12657.html

営業時間
9:00-18:00 最終受付17:30 水曜日および年末年始休館

備考
入館料(町外)一般300円、中高生200円、小学生150円

5.旧海軍司令部豪

沖縄 戦争 観光1944年に日本海軍によって掘られた、全長約450mの巨大な地下要塞「旧海軍司令部壕」。現在は300mが公開され、105段の階段を降りると当時の緊迫した空気が今も漂っています。
沖縄 戦争 観光最大の見どころは、兵士たちが立ったまま睡眠を取ったという「下士官兵員室」や、自決時の傷跡が壁に残る幕僚室です。資料館では、つるはし一つで掘り進められた過酷な建設経緯や、家族への手紙といった貴重な遺品を見学することができます。

旧海軍司令部豪

住所
沖縄県豊見城市豊見城236

HP
https://kaigungou.ocvb.or.jp/

営業時間
9:00-17:00 最終受付16:30

備考
入館料 一般600円、小・中学生300円

6.糸数アブチラガマ

沖縄 戦争 観光糸数壕とも呼ばれる南城市の「糸数アブチラガマ」は、戦時中の実相を追体験できる貴重な自然洞窟です。当初は住民の避難壕でしたが、後に日本軍の陣地や陸軍病院の分室となり、ひめゆり学徒隊も看護活動に従事しました。現在は平和学習の場として公開されており、入壕には予約と専属ガイドの同行が必須です。
沖縄 戦争 観光アブチラガマに向かう道中には、旧日本陸軍の89式15センチキャノン砲と93式発射魚雷を展示。当時の緊迫した空気を今に伝えています。

糸数アブチラガマ

住所
沖縄県南城市玉城糸数667-1

HP
https://abuchiragama.com/

営業時間
9:00-17:00(入豪は要予約)

備考
入館料 高校生以上300円、小・中学生150円

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