昔ながらの商店が軒を並べる市場本通りのなか、牧志公設市場すぐの場所にあるオキナワグロサリーはちょっと異色。
間口は2ｍも無く、お店の作りはいたってミニマル。
壁一面棚になっていて、ジャムやお塩などの食品が整然と並べられています。

暖色の照明も相まって、店頭に並ぶどの商品もそこにあるだけで絵になるGOODデザイン。
可愛くて・エッジの効いた品々は、自分用のお土産にもプレゼント用にもピッタリ。
今回はオキナワグロサリーで買える、「思わずジャケ買い」な一品たちをご紹介します。

＜もくじ＞
1.「思わずジャケ買い」な一品たち
1-1.沖縄食文庫シリーズ
1-2.誠平のコーディアル
1-3.琉Ｑさんの調味料
1-4.豆ポレポレさんのコーヒーバッグ
1-5.DIY FOODBOXさんのDIY OKINAWAN TOFU
2.人気の手ぬぐい、レジェンドのやちむんも見逃せない
3.おわりに　―店舗概要―

1.「思わずジャケ買い」な一品たち

数あるオキナワグロサリーの取り扱い商品の中から、今回は厳選して５点をご紹介させていただきます。

1-1.沖縄食文庫シリーズ

ズラリと並ぶ商品、その一画がまるで本棚。

まずご紹介するのはオキナワグロサリープロデュースの沖縄食文庫シリーズ「尚和三盆糖」と「粟國の塩」。
マガジンハウス「BRUTUS」860号の～日本一の「手みやげ」はこれだ！～にも取り上げられています。

こんな可愛い見た目の調味料初めて。
文庫本大のパッケージの中には、それぞれ西表島の黒糖・粟國島の海塩が１パックとこだわりのリーフレットがセットに。

リーフレットは、尚和三盆糖には夏目漱石などが書いた名著から砂糖に関する一節を抜粋したものが、粟國の塩には「となりのトトロ」「火垂るの墓」などの背景を描かれた、イラストレーターのタムラフキコさんが描き下ろしされた「海の絵のポスター」とそれぞれ内容が異なります。

しおり風のメッセージカードを添えて、、、

こんなお土産なんとも粋！

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沖縄食文庫　尚和三盆糖／粟國の塩
各￥648
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1-2.誠平のコーディアル

私が訪れた日、棚の大部分を占めていた黒い小瓶。
いい意味で沖縄っぽく無いこちらは、誠平の無添加コーディアル。

コーディアルとは、フルーツやハーブをシロップに漬け込んだもの。
絵柄の書かれたラベルは瓶のなかにフルーツが入っているもの、黒いものは入っていないものだそう。

店頭ではテイクアウトでもいただく事ができます。

レモン＆シークワーサーのコーディアルを炭酸水で割っていただきましたが、癖が無くとっても飲みやすい。
炭酸水はもちろん、お湯や紅茶で割ったり、ビールやホットワインにもいいかも！
お店では炭酸割りをテイクアウトもできますよ。

タイミングによってはコーディアル以外にもジャムなどが店頭に並ぶこともありますよ。

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誠平 コーディアル
小瓶￥842　大瓶￥2,160
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1-3.琉Ｑの調味料

「琉Ｑ」と書いて「ルキュー」。
スッキリしたフォントとロゴマークが特徴的な琉Ｑ商品は、沖縄で獲れた野菜やフルーツで作った調味料。

ピィパーズや島唐辛子は沖縄ならではの香辛料。沖縄そばやうどんに入れれば、ピリリと沖縄が香ります。

もしくはカマンベールチーズをフリッターにしてピィパーズをぱらり、、、、
パッションフルーツバターは、薄切りのトーストにたっぷり塗って、、、うまいはず！

小ぶりな大きさなので、２つ３つと試しやすい大きさなのが嬉しい♪

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島胡椒ピィパーズ／練り島唐辛子／パッションフルーツバター
各￥702
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1-4.豆ポレポレのコーヒーテトラバッグ

日本スペシャルティコーヒー協会主催の競技会、2017年焙煎部門優勝者が沖縄在住、なんて事を知っている人がいたら余程のコーヒー通。

前述の通り晴れ晴れしいタイトルを持つ焙煎家仲村良行が手掛ける豆ポレポレのコーヒーもオキナワグロサリーで買う事ができます。
コーヒーテトラバッグで販売していますので、プレスしたり抽出する必要も無く、気軽に楽しめそうですね。

また、現在仲村さんと一緒にオキナワグロサリーオリジナルブレンドも制作中との事。
2018年にはきっと店頭に並ぶはずです（お伺いした時が商品化の佳境でした）

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豆ポレポレのコーヒーバッグ
5個パック／￥1,350
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1-5.DIY FOODBOXさんのDIY OKINAWAN TOFU

六角形の見た目からは想像ができない。こちらは島豆腐の手作りキット。
箱の中には大豆とにがりとさらしが入っています。

「わざわざ（作る～？！）」なんて思われる方、それがDIY OKINAWAN TOFUのコンセプトの源。
自分や大切な人のために、めんどくさい事にじっくり時間をかけられる（そしておいしい豆腐が食べられる）って素敵だよねって。

夏ならちゃんぷるー、冬なら豚汁に入れて、みんなで囲む食卓を楽しみましょう。

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DIY OKINAWAN TOFU　￥1,620
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2.人気の手ぬぐい、レジェンドのやちむんも見逃せない

今回取材に対応してくださった店主の小宮さんいわく「結構目がけて来る人もいる」という手ぬぐい。
オキナワグロサリーでも密かな人気をほこるこの手ぬぐい。ポップな色使いで書かれた図案や黒猫が目を引きます。

その横に無造作に並ぶやちむん。

これは新垣陶苑のもので、じつは名だたる受賞歴のある新垣修さんの作品なのです。

ただのグロサリーじゃないね、オキナワグロサリー！

3.おわりに　―店舗概要―

パッケージがイケてるだけじゃない。
オキナワグロサリーの商品はどれも芯が通っているから、妙に心惹かれるのかもしれません。

今回はごく一部の商品だけを紹介させていただきましたが、その時々で商品ラインナップも変わります。
市場本通りをまっすぐ、牧志公設市場のメインの入り口過ぎてすぐ。

沖縄旅行の際はぜひお立ち寄りください。

オキナワグロサリー OkinawaGrocery
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-10-1 牧志第一公設市場 外まわり
営業時間: 11:00〜19:00 無休 (臨時休業あり)
TEL: 098-866-1699　FAX: 098-943-4343
E-mail: okinawagrocery@gmail.com
HP http://www.okinawagrocery.com/