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サトウキビが揺れる沖縄南部を行く!おすすめ観光スポット11選

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公開日:2015/6/30

沖縄 南部 観光

サトウキビ畑や赤瓦屋根の民家が点在し、沖縄の原風景が残る本島南部。ここには、神のゆかりの地があったり、平和への祈りの場があるなど、神聖な雰囲気が漂っています。海風を感じながら歴史をたどり、そして観光も楽しい南部エリアのおすすめ観光スポットをご紹介します。

<もくじ>
その1.ガンガラーの谷
その2.おきなわワールド
その3.ひめゆりの塔
その4.平和祈念公園
その5.斎場御嶽(せーふぁうたき)
その6.知念岬公園
その7.喜屋武岬(きゃんみさき)
その8.具志川城跡
その9.ジョン万ビーチ(大度浜海岸)
その10.沖縄アウトレットモール あしびなー
その11.瀬長島
おわりに

その1.ガンガラーの谷

数十万年前まで鍾乳洞だった場所が崩れてできた、豊かな自然が残る亜熱帯の谷。約1万4,500坪の敷地内には、洞窟や大木が点在しています。豊かで価値ある沖縄の自然をより体感できるよう、入場は予約制のガイドツアー。神秘的な種之子御嶽(サニヌシーウタキ)や、樹齢150年の大主(ウフシュ)ガジュマルなどを巡ります。

ガンガラーの谷©OCVB
谷の森の奥深く根付いている大主(ウフシュ)ガジュマル。圧倒的な生命力には息をのむほど。

ガンガラーの谷©OCVB
ツアーの集合場所になるケイブカフェ。鍾乳洞をそのままオープンカフェにしています。もちろんカフェのみの利用も可能。

■ガンガラーの谷
住所:南城市玉城前川202
TEL:098-948-4192
予約受付:9:00~18:00 ※ツアー以外での入場不可
定休日:無休
アクセス:那覇空港から車で約30分(高速道路利用)
公式ホームページ

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その2.おきなわワールド

沖縄の自然や文化、歴史がギュッと詰まった沖縄最大のテーマパーク。敷地内には、東洋でもっとも美しいといわれる鍾乳洞「玉泉洞」や、沖縄の古民家の町並みを再現した王国村、熱帯フルーツ園などが集まります。王国村では、伝統工芸や黒糖作りの体験も可能。

おきなわワールド©OCVB
まるで首里城の城下町へ迷い込んだような王国村。家屋の中では、伝統工芸の実演と体験教室を開催しています。

おきなわワールド©OCVB
30万年という長い月日をかけて創り上がった玉泉洞。一般公開されているのは890mで、琉球石灰岩の奇岩が連なる神秘的な洞窟を歩いて楽しみます。

■おきなわワールド
住所:南城市玉城前川1336
TEL:098-949-7421
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休
アクセス:那覇空港から車で約30分(高速道路利用)
公式ホームページ

その3.ひめゆりの塔

沖縄戦(1945年4月から約2ヵ月にわたって繰り広げられた沖縄での地上戦)に看護要員として動員され、亡くなった「ひめゆり学徒」の慰霊碑。終戦の翌年に、学徒の遺族らによっていち早く建立されたといいます。次世代に戦争の実態を伝えるべく、年間約60万人余りが平和学習や慰霊、観光などで訪れております。

ひめゆり平和祈念資料館©OCVB
「ひめゆり学徒」は軍の要請により、師範学校女子部、第一高女生徒で結成。慰霊碑には犠牲者の名前が刻まれています。

ひめゆり平和祈念資料館©OCVB
ひめゆりの塔に隣接するひめゆり平和祈念資料館。写真や遺品など、沖縄戦に関する貴重な資料が展示されています。

■ひめゆりの塔
住所:糸満市伊原671-1
TEL:098-997-2100(ひめゆり平和祈念資料館)
営業時間:見学自由
アクセス:那覇空港から車で約30分
ひめゆり平和祈念資料館は有料
大人:310円、中・高生:210円、小学生:110円

その4.平和祈念公園

第二次世界大戦最後の地上戦の舞台であり、沖縄戦最大の激戦地となった地に整備された公園。花と緑に彩られた広い敷地内には、写真や遺品などを展示した「沖縄県平和祈念資料館」や、亡くなられた方の氏名を刻んだ「平和の礎」、戦没者の鎮魂と永遠の平和を祈る「平和記念像」などがあり、自由に見学することができます。

平和祈念公園©OCVB
摩文仁の丘を南に望み、南東側に雄大な海岸線を眺望できる高台に整備された美しい公園。レクリエーションができる多目的広場もあります。

平和祈念公園©OCVB
平和と戦没者追悼の象徴として建てられた沖縄平和祈念堂。“美と平和”の理念により、第一線で活躍するさまざまな芸術家から寄贈された祈念像や美術品が展示されています。

平和祈念公園平和の礎の広場の中央には灯されている「平和の火」。米軍が初上陸した阿嘉島で採取した火と、広島市の「平和の灯」・長崎市の「誓いの火」を合わせて灯しています。

■沖縄県営平和祈念公園
住所:糸満市摩文仁
TEL:098-949-7421
営業時間:8:00~22:00
定休日:無休
アクセス:那覇空港から車で約35分
公式ホームページ

その5.斎場御嶽(せーふぁうたき)

沖縄には「御嶽(うたき)」と呼ばれ、信仰を集める聖地が多く点在していますが、斎場御嶽は御嶽の中でももっとも格が高いとされる場所。それは、琉球創生の神、アマミキヨが国始めに造った七御嶽のひとつとされているから。御嶽内内には、当時一般の人が使った拝所や、神女の儀式がおこなわれた拝所等が残されています。

斎場御嶽神秘的な雰囲気の斎場御嶽。巨岩がもたれ合う隙間を抜けると東側に久高島が見えます。世界遺産。

斎場御嶽御嶽内の入口から進むと最初に到着する拝所「大庫理(うふぐーい)」。琉球最高の神女、聞得大君(きこえおおきみ)の即位の儀式がおこなわれました。

■斎場御嶽
住所:南城市知念久手堅
TEL:098-949-7421
営業時間:9:00~17:30
定休日:2017年11月18日~20日
アクセス:那覇空港から車で約50分

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その6.知念岬公園

南城市知念体育館の裏手に広がる公園。岬の先端からは、南部の大海原と無人島のコマカ島、琉球の創生神、アマミキヨが国造りをはじめたと伝わる久高島が一望。斎場御嶽の駐車場、がんじゅう駅・南城から徒歩5分で知念岬に着くので、セットでの観光がおすすめです。

知念岬公園©OCVB
公園下にはコバルトブルーの海が広がり、すばらしい景観。緑の芝生が美しい散策路が整備されているので、のんびり散歩を楽しめます。

知念岬公園©OCVB
赤瓦の休憩所は早いモノ勝ち♪海に突き出ている岬がまるごと公園になっているので、印象としては270度くらいが海に囲まれている気分です。

■知念岬公園
住所:南城市知念久手堅
TEL:098-948-4660(南城市観光協会)
アクセス:那覇空港から車で約50分

その7.喜屋武岬(きゃんみさき)

沖縄本島最南端の岬。断崖絶壁ときれいな紺碧の海がどこまでも広がります。ここは沖縄戦跡国定公園に指定されており、沖縄戦で米軍に追い詰められ、身を投げたという悲劇の歴史がある場所。岬の先端には慰霊碑「平和の塔」が立てられています。

喜屋武岬©OCVB
写真上部に伸びているあたりを荒崎といい、厳密にいうとここが本島最南端の場所。天気さえ良ければ絶景です。

喜屋武岬曲線基調でデザインされている美しい慰霊碑「平和の塔」は、1969年に建立。平和祈念公園などと一緒に見学するといいかもしれません。

■喜屋武岬
住所:糸満市喜屋武
TEL:098-840-8135(糸満市商工観光課)
アクセス:那覇空港から車で約40分

その8.具志川(ぐしかわ)城跡

標高約17mの崖に築かれ、太平洋を一望できる城跡としてロケーション派のグスク(城)ファンに愛されている具志川城跡。13~15世紀に使用されていた城だそう。崖に沿うようにして自然の石を積み上げた石垣や、荷物の上げ下ろしに使っていたという海へ通じる潮吹き穴(すーふちみー)などを見ることができます。

具志川城跡正門付近以外は三方が海に面しており、太平洋を一望できる絶景スポットとして知られています。

具志川城跡具志川城跡の入り口。この先に城跡があります。喜屋武岬からは徒歩で15分程度なので、岬と一緒に観に行きましょう♪

■具志川城跡
住所:糸満市喜屋武
TEL:098-840-8135(糸満市商工観光課)
アクセス:那覇空港から車で約40分

その9.ジョン万ビーチ(大度浜海岸)

日米和親条約の締結に尽力したジョン万次郎が、鎖国中の幕末にアメリカから帰国する際に上陸したことで有名な海岸。美しいサンゴ礁が生息する自然海岸です。夏にはウミガメが産卵に訪れる地としても知られています。

ジョン万ビーチ©OCVB
遠浅で泳ぎやすく、魚もたくさん。磯遊びやシュノーケリングにピッタリな天然ビーチです。水深3mの位置でもフィッシュウォッチが楽しめるので、初心者のダイバーにも親しまれています。

なお海水浴を楽しむ際には、足をけがする恐れがありますので、スイムシューズやぞうりなどを必ず履いてくださいね。

■ジョン万ビーチ(大度浜海岸)
住所:糸満市大度
TEL:098-840-8135(糸満市商工観光課)
アクセス:那覇空港から車で約40分

その10.沖縄アウトレットモール あしびなー

沖縄唯一のアウトレットモール。広大な敷地内には、欧州や国内の有名ブランド店や沖縄のお土産品など、約100店舗が集合しています。コーチやマークジェイコブスといった人気ブランドが、なんと定価の約30%~80%OFFで購入可能!那覇空港から車で約15分という好立地なため、観光客が気軽に立ち寄るスポットになっています。

あしびなー在庫商品や廃盤商品、サンプル商品などに加えて、ここでしか手に入らない限定品もあるそう。南部エリア観光の際に、気軽に立ち寄りたいスポット。

あしびなー広々とした敷地内には、沖縄出身のイラストレーターによるカラフルでポップな作品が点在。親しみやすいシーサーもあちこちに展示されています。屋根のあんな高いところにもかわいいシーサーが!

■沖縄アウトレットモール あしびなー
住所:豊見城市豊崎1-188
TEL:098-891-6000
営業時間:10:00~20:00(店舗により異なる)
定休日:年中無休
アクセス:那覇空港から車で約15分

その11.瀬長島(せながじま)

瀬長島ホテル沖縄の玄関口、那覇空港のすぐ南に浮かぶ、海中道路でつながった小島。那覇空港の滑走路が一望でき離発着する飛行機を眺めたり、浜で遊んだり潮干狩りをしたりと、地元の憩いスポットといえる島です。

瀬長島

もともとほとんど何もなかった瀬長島ですが、島の小高い丘に「琉球温泉瀬長島ホテル」が2014年オープン、エメラルドブルーの海を見わたす露天風呂の温泉が、宿泊・日帰りともにとっても人気です♪

瀬長島イメージ

さらに2015年8月にオープンした「瀬長島ウミカジテラス」は、空港近くの立地という事もあり、沖縄本島で最も注目されているスポットともいえます!

ウミカジテラス夕方イメージ

■瀬長島
豊見城(とみぐすく)市字瀬長
TEL:098-851-7446(瀬長島ツーリズム協会)
アクセス:那覇空港から車で約15分

おわりに

沖縄南部エリアの旅、いかがでしたか。歴史を今に伝える斎場御嶽や平和祈念公園、体験型のおきなわワールドなど、1年通して訪れることができるスポットが多いのも魅力。海景色が楽しめる絶景スポットと併せて、ぜひ楽しんでください。

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